
原題: Grace Is Gone
2007年 アメリカ
監督・脚本 : ジェームズ・C・ストラウス
音楽 : クリント・イーストウッド
出演 : ジョン・キューザック/シェラン・オキーフ/グレイシー・ベドナルジク/アレッサンドロ・ニヴォラ
<STORY>********************************************************************************************************
ホームセンターで働くスタンレーは、二人の女の子の父親。
母親は陸軍軍曹として、イラクに赴任中だった。
長女のハイディは、父親のいない時に、こっそり戦争のニュースを見ていた。
スタンレーは、母親を恋しがる娘たちとうまく接することが出来ず、いつもぎこちなく食卓を囲んでいた。
ある日、妻が亡くなったという報せが届く。
突然の妻の死を伝えることが出来ないスタンレーは、娘たちと小旅行に出かけることを思いつく…。
********************************************************************************************************
男女平等のアメリカらしい映画である。
ともに軍人同士であったスタンレーとグレース夫妻。
ところがスタンレーは近視が理由で除隊となる。
軍に残った妻は、イラクへと赴任する。
そして帰らぬ人となる。
残された父と二人の娘の数日間の物語である。
女性も兵士として戦地へ赴いているアメリカ。
女性兵士が最前線で戦うということはないのだろうが、それでも戦死するケースというのも当然ありうるわけである。
ましてやイラクでは最前線というものがあるわけではない。
そんなアメリカならではの映画である。
軍関係者が戦死の知らせを伝えにくるシーン。
ドアを明けたところに軍服姿の二人が立っているのを見て、スタンレーは何があったかを悟る。
子供にその事実を言い出せず、思い立って旅行に出かける。
母親だったら泣き崩れるのであろう。
父親ゆえにそれができない。
かねてから行きたいと思っていた遊園地に突然行く事になり、無邪気に喜ぶ次女。
父親に隠れてイラクのニュースをみる長女は、しっかりしているとはいえまだ子供だ。
そんな二人に事実を告げられないスタンレーと3人の旅が静かに続く。
なんとなく弱々しいジョン・キューザックが父親として登場。
これはこれでハマっている気がする。
そしてクリント・イーストウッドが音楽を担当と珍しい。
短いが、淡々として盛り上がりにかけるきらいもなくはない。
テーマとしては面白いといえる映画だろう・・・
評価:★★☆☆☆








