
原題: Replicant
2001年 アメリカ
監督: リンゴ・ラム
出演:
ジャン=クロード・ヴァン・ダム: レプリカント/エドワード・ギャロット
マイケル・ルーカー: ジェイク・ライリー
キャサリン・デント: アンジー
イアン・ロビンソン: スタン・レイズマン
ブランドン・ジェームズ・オルソン: ダニー
<シネマトゥデイ>
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子持ちの女ばかり狙う連続殺人犯を、元刑事と犯人のレプリカント(クローン)のコンビが追いつめるSFアクション。善玉と悪玉の1人2役という難しい役どころを演じるのは『マキシマム・リスク』のジャン=クロード・ヴァン・ダム。監督はその『マキシマム・リスク』でもヴァン・ダムと組んだリンゴ・ラム。はじめは幼児の知能しか持たないレプリカントが次第に人間的に成長し、ついには犯人を兄弟のように感じ出す。そんな心理ドラマからも目が離せない!
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子供を持つ母親ばかりを狙って殺害し、現場に火を放つ連続殺人が多発。
捜査に行き詰まった担当刑事ライリー(マイケル・ルーカー)は辞職を決意するが、彼の前に政府の秘密機関NSA(国家安全保障局)が現れ、犯人追跡計画への参加を要請する。
NSA は犯人の毛髪からレプリカント(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を再生し、オリジナルから受け継いだ記憶とテレパシー能力を使って犯人を捕らえようとしていた。
赤ん坊同様のレプリカントを連れ、ライリーは追跡を開始する。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムといえばアクション。
冒頭から残酷な殺人鬼として登場。
今回は正義の味方ではないのか、と思わせる。
すると犯人のクローンとして登場。
一人二役。
やっぱりこの人は、正義の味方でないと…
相変わらずの肉体派アクションはそれだけでも見る価値はある。
自らの遺伝子に残る記憶と思考の一致を頼りに犯人を追跡する。
こんな事実現したらどうなってしまうのだろうかと考えると映画から外れていってしまう。
役目を終えたレプリカントはどうなってしまうのかという疑問にもちゃんと答えは用意されていた。
ヴァン・ダムアクションも見所であるが、ストーリーもまずまずな一作である・・・
評価:★★☆☆☆