2007年05月30日

【スーパーマン】

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主)クリトファー・リーヴ/マーゴット・キダー
音楽)ジョン・ウィリアムス

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遥かなたの惑星クリプトンは太陽レッド・サンに異常接近し最期の時をむかえようとしていた。
クリプトン科学の最高権威ジョー=エル(マーロン・ブランド)は、異常事態を訴えるが、最長老(トレヴァー・ハワード)もボンド・アー(マリア・シェル)も信じようとしない。
そこで、彼は最愛のひとり息子を救おうと、自らの超能力と意志を伝えるグリーン・クリスタルと共に息子を脱出させ、妻ラーラ(スザンナ・ヨーク)と運命を共にした。
みどりごを運ぶグリーン・クリスタルは、太陽系第3惑星、地球に向かい、スター・カプセルは、広い麦畑に着陸した。
おりしも車で通りかかつたジョナサン(グレン・フォード)とマーサ(フィリス・サクスター)夫妻がのぞきこむと、星の旅の間にひと回り成長した幼子が笑って立っていた・・・
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ご存知アメリカンコミックの代名詞「スーパーマン」。
コミックとして見ても子供だましにしか見えない。
しかし、映画になると芸術だ。

公開当時、すでに「スターウォーズ」が先行していたが、いわゆるSFの走りでその自然な映像に度肝を抜かれた。

人間が鳥のように自由に空を飛ぶ。
それが映画の中では実現したのだ。

ワイアーが見えそうな不自然な映像ではなく、隣にいる人がふわりと中に浮くのを見るような感覚だった。

そしてジョン・ウィリアムスの音楽・・・
おなじみのテーマ音楽が流れると今でもわくわくする感じを抑えられない。

主演のクリストファー・リーヴはシリーズ4作品でスーパーマンを演じたが落馬事故で不自由な体となり亡くなった。
誠に残念。

昨年新シリーズが公開された。
最新のCGは当時を遥かに上回る迫力であった。

だが、このクリストファー・リーヴとジョン・ウィリアムスの「スーパーマン」こそが記念すべき金字塔だ・・・


評価:★★★★☆

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2007年05月27日

ウォーク・ザ・ライン〜君につづく道

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主)ホアン・フェニックス/リース・ウィザースプーン

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最愛の兄を事故で亡くしたジョニーは、周りに溶け込めない孤独な少年だった。
そんな彼の心の拠り所は、ラジオからいつも流れてくるジューン・カーター(リーズ・ウィザースプーン)の歌声。
成長したジョニー(ホアキン・フェニックス)は空軍を除隊後、初恋の女性ヴィヴィアン(ジニファー・グッドウィン)と結婚するが、さらに音楽への夢を募らせていく。
彼は軍隊時代の自作曲でオーディションに合格、プロのミュージシャンの道を歩むようになるが妻との諍いは絶えず、ジューン・カーターと共演したのを機に、彼女に心引かれていく。
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実在のカントリーミュージック歌手、ジョニー・キャッシュの伝記である。
舞台は1968年までの出来事であり、私には記憶にない人である。

でも見終わってウィキペディアで調べてみたら、映画はほぼ忠実にこの人の生涯を(最愛の妻ジューン・カ−ターとの結婚まで)をたどっているようだ。

エルビス・プレスリーなども登場し当時のアメリカンミュージックを堪能できる。

タイトルはジョニーのヒット曲からとったもののようだ。
劇中でも歌われている。(I walk the line)

意味としては「(目標に)まっすぐ歩いていく」といったところか。
子供の頃興味を持った歌に、そして好きになった女性にと解釈できる。

紆余曲折しながらもまっすぐ歩く道。
一緒にたどってみるのも悪くはない。

リース・ウィザースプーンがオスカーに輝いた一作。



評価:★★☆☆☆
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2007年05月26日

ホワイトプリンセス

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主)ケイティ・ホームズ/マーク・ブルカス

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サマンサは美しく、名声のある女の子。
だけど、彼女のたった一つの希望は普通の大学新入生になる事。
親元を離れ、家とは違う世界で色んな経験をしたい、そう願っていた。しかし、彼女にとって、それはとても難しいこと。
なぜなら、彼女は大統領の一人娘だから!!
そんな彼女が1000マイルも離れた大学に入学。大統領である父は心配でならず、常に彼女に護衛をつけた。
寮にも、友だちとの遊びにも、そしてデートにも!サマンサにとって活発で遊び好きなルームメイトのマイアに連れられる場所は、全てがはじめて経験する世界。
そんな中でサマンサは一人の魅力的な大学生ジェームスと出会が・・・
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お姫様が物珍しい庶民の生活に憧れお忍びで町に繰り出す的なお話。
もちろん、アメリカにはお姫様はいないで「大統領の娘」となったわけである。

そして若い娘とくれば「恋のお話」。
だれにでも作れそうなお話といえる。

似たようなストーリーで「プリティプリンセス」という映画があった。
そちらはある日突然王女様になった女の子の話だったが・・・

実際のファーストファミリーはどんな様子なのだろうか?
中にはおかしな輩もいるから警備も実際に厳重なのだろう。

映画に行ったり、スタバで気軽にお茶したり・・・庶民故に満喫できる「特権」なのだとしたら、庶民も悪くはない・・・

そんな事をつらつらと考えながら見終えた・・・

たまにはこういう脳みそを使わない映画も良いだろう。



評価:★☆☆☆☆
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2007年05月24日

【デッドゾーン】

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主)クストファー・ウォーケン/ブルック・アダムズ
監督)デビッド・クローネンバーグ

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高校の英語教師ジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)は同僚のサラ(ブルック・アダムス)とデートし、彼女と別れて帰宅する途中交通事故に合い、深い昏睡状態に陥る。
そして、5年後。
ウイザック博士(ハーバート・ロム)の診療所で目を覚ました。
「サラは他の人と結婚したよ」という母の言葉に絶望するジョニー。
ある朝、ジョニーの手が看護婦の腕を掴んだ。
そのとき、彼はショックを感じた。
部屋の隅で火に包まれて少女がなき叫んでいる。
「エミーが泣いている。家が火事だ」という彼の言葉に看護婦が家へ駆けつけると消防士に助けられ泣きじゃくるエミーの姿があった・・・
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見る映画を選ぶ基準は人それぞれである。
好きな俳優かもしれないし、予告かもしれない。

もし監督で選ぶとしたら、デビット・クローネンバーグ監督はジェームズ・キャメロン監督と並んでその筆頭に上げたい。

この作品は初めて見たクローネンバーグ作品である。
事故で昏睡状態に陥った男が目覚めた5年後の世界では、恋人はすでに他人の妻となっていた・・・

そんな切ない状況で男には不思議な力が宿っていた。
未来を見る力である。
それがまわりの人に役立つのだが、やがて世界の危機を見てしまう。

それを阻止しようとある行動に出る・・・
男が見た未来は他の誰にも見ることはできない。
そして男の行動は間違いなく世界を救ったのに誰にも理解されない。

その能力が良かったのか悪かったのか。
全編を通じてある種の切なさが漂う・・・

この作品がそんなに有名でないのが不思議である。
これは地味な傑作だ・・・


評価:★★★★☆

posted by HH at 00:22 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残るオススメ映画

2007年05月21日

ドア・イン・ザ・フロア

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主)ジェフ・ブリッジス/キム・べシンガー

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児童文学者のテッドは、妻マリアン、4歳の愛娘サラと、裕福な暮らしをしていた。
その夏、テッドは名門高校に通い、作家を志す少年エディを、助手のアルバイトとして自宅に住まわせる。
希望に胸を膨らませるエディは、やがて家族の様子がおかしいことに気付く。
テッドは、スカッシュと絵のモデルとの浮気に明け暮れ、創作活動をする様子もない。
美しい妻のマリアンとは、半別居状態だ。
そして、夜中に家族の写真を見つめ、何か呟いているサラ。
やがてエディは、家族に隠された悲しい過去を知るようになる・・・
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俳優も人間である以上、当然年はとる。
ジェフ・ブリッジスもキム・ベイシンガーも若い時のイメージが強く残っているゆえに、「年をとったな」とまず感じた。
それは悪い意味ではない。

何かを引き摺りながら生きている夫婦、というのがよくわかる映画だ。
二人のあどけない子供と助手としてやってきた青年の純真がそれを浮きたたる。

こういう映画は静かに進んでいく。
それもまた内容にふさわしい。

ひと夏の経験で青年も成長する。
作家としての文章テクニックよりも感性を学んだのではないだろうかと思わせる。

時として、こういう映画もまた良いかもしれない。


評価:★★☆☆☆
posted by HH at 23:58 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ