
原題: THE MARKSMAN
2005年 アメリカ
監督: マーカス・アダムス
出演:
ウェズリー・スナイプス:ペインター
エマ・サムズ:アマンダ・ジャックス
ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ:ハーグリーヴス
ダン・バダルー:イゴール・ザイザン
ウィリアム・ホープ:ジョナサン・テンサー
<シネマトゥデイ>
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チェチェン反乱軍による核兵器工場破壊を阻止する、アメリカ特殊部隊の活躍を描くミリタリー・アクション。『ブレイド』シリーズのウェズリー・スナイプスが凄腕のエージェントにふんし、武道家として鍛えた鋼のような肉体と鋭い身のこなしで、壮絶なアクション・シーンの数々を披露する。そのほかのスナイプス主演作品『デトネーター』、『7セカンズ』の2本と合わせて、「ウェズリー・スナイプス大運動会」と銘打って連続公開される。
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ロシアの核兵器工場がチェチェンの反乱軍に占拠された。
工場を稼動させ破壊して核汚染を狙う反乱軍。
ロシアには解決能力はなく、ロシアと協力の上稼動前に工場を破壊することになる。
選ばれたのは米軍特殊部隊。
人質となっているアメリカ人技術者を救出した上で、工場爆撃のための信号機設置の任務を追い、特殊部隊は現地に潜入する・・・
アクション派のウェズリー・スナイプス主演という事でちょっと期待して観た映画である。
これは実は劇場用ではなくてビデオ専用に作られたものらしい。
とはいえ「スナイプスはスナイプス」だ。
しかし、残念ながら期待はずれだった。
特殊部隊の中でも飛びぬけて優秀なスナイプス。
それを強調したいのはわかるのだが、一緒に潜入した特殊部隊員がどうもそれらしくない。
そこらのありふれた兵隊と変わらない(ように見える)。
作戦があまりにもうまく行きすぎていて、途中で「ワナだ」と気付くスナイプス。
なんでそう思うのか、凡人にはわからない。
後半は本領発揮!ほとんど一人で並みいる反乱軍を次から次へとなぎ倒す。
難しいミッションなど与えずに最初から「反乱軍を殲滅せよ」というミッションを与えて、スナイプス一人送り込んだほうが良いんじゃないかと感じてしまう。
実際に最後の状態で反乱軍の生き残りがいたのだろうかは疑問だ。
それとアクションもスナイプスといえばはやっぱり素手の格闘シーンがもう少しないと物足りない。
ほとんどが銃撃シーンなのが残念だっだ。
やっぱり劇場用でないと作り方も雑になるのだろうか。
とりあえずの暇つぶしにしかならない映画である・・・
評価:★☆☆☆☆