2008年09月28日

【シャフト】My Cinema File 285

shaft.jpg


原題: SHAFT
2000年 アメリカ
監督:  ジョン・シングルトン
出演: 
サミュエル・L.ジャクソン:ジョン・シャフト
ヴァネッサ・ウィリアムズ:カーメン・ヴァスケス
ジェフリー・ライト:ピープルズ・ヘルナンデス
クリスチャン・ベール:ウォルター・ウェイド・Jr
バスタ・ライムス:ラサーン

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
麻薬に汚染され、警察組織にも腐敗がはびこる街ニューヨーク。刑事ジョン・シャフトは、黒人学生殺害の容疑でウォルターを逮捕する。しかし、ウォルターの父親は有名な不動産王で金の力で保釈、そのまま海外逃亡してしまう。それから2年、ウォルターが極秘に帰国してきたところを再逮捕することに成功したシャフトだったが、またしても保釈が成立。金に動く司法制度に絶望したシャフトはついに、組織を離れ孤独な戦いを開始するのだった。
********************************************************************************************************

1971年の作品「黒いジャガー」のリメイク版である。
リメイクといっても1971年版とはまったくストーリーも違うようである。
しかも1971年版は私立探偵であるが、本作品ではまだ刑事である。
というわけで、まったく別の映画として観た方がむしろいいのかもしれない。

悪が幅を利かせるニューヨーク。
金持ちの人種差別主義者である白人青年がクラブで黒人を殴り殺す。
すぐに逮捕されるが、金の力で釈放されスイスに逃げてしまう。
金の力がすべてなのか、貧しい者は泣き寝入りするしかないのか、観る者の正義感をやたらと煽り立てる。

刑事にはもちろん守らなければならないルールがある。
犯罪者であってもやたらと殴ってはいけないし、悪人であれば何をしてもかまわないという事はない。しかし、さんざん正義感を煽られたあとはシャフトのルール無視の態度にはすっきりとさせられてしまう。

ストーリーはこのいけ好かない白人男を追い詰めるために目撃者を探すシャフトと金の力でそれを逃れようとする白人男、それにギャングのグループとの対立を交えた勧善懲悪ものだ。
警官の中にも買収されてギャングに味方するものがおり、スムーズにはいかない。しかし結局はシャフトが悪人を逮捕してめでたしめでたしとなる事はみえており安心して観てはいられる。アメリカ映画らしいといえばらしい映画である。

でも逮捕したところで裁判はどうなるのだ。
金の力に勝てるのか?
「例え目撃者が現れても大丈夫だ」と弁護士が言っていたではないか。
いろいろと疑問点もあったのだが、それは最後に意外な形でけりがついた。
観客としてはすっきりと観終える事ができた。

疲れた時に何も考えずにすきっとしたい映画を観たい気分の時にはお勧めしたい映画である。


評価:★★☆☆☆








posted by HH at 21:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

【オール・ザ・キングスメン】My Cinema File 284

allthekingsmen.jpg

原題: All The King's Men
2006年 アメリカ
監督: スティーヴン・ゼイリアン
出演: 
ショーン・ペン:ウィリー・スターク
ジュード・ロウ:ジャック・バーデン
ケイト・ウィンスレット:アン・スタントン
アンソニー・ホプキンス:アーウィン判事
ジェームズ・ガンドルフィーニ:タイニー・ダフィ
マーク・ラファロ:アダム・スタントン
パトリシア・クラークソン:セイディ・バーク
ジャッキー・アール・ヘイリー:シュガーボーイ
キャシー・ベイカー:ミセス・バーデン

<映画.com>
********************************************************************************************************
『シンドラーのリスト』のスティーブン・ゼイリアン監督がショーン・ペン&ジュード・ロウ主演で放つ政治サスペンス。実在の政治家をモデルにしたロバート・ペン・ウォーレンの小説「すべての王の臣」を、1949年のアカデミー作品賞受賞作に続いて2度目の映画化。理想を胸に州知事に上りつめた叩きあげの政治家と彼を追う貴族階級出身の新聞記者の運命を描く。アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレットら豪華キャストが脇を固める。
********************************************************************************************************
 1949年、ルイジアナ州。
新聞記者ジャックがウィリーと出会ったのは、役人であるウィリーが郡の汚職を非難していた頃だった。やがて職を辞したウィリーに、州知事選立候補の転機が訪れる。当初は対立候補の当て馬だったウィリーだが、形勢が逆転、遂に州知事になる。その頃ジャックは記者を辞め、ウィリーの参謀になっていた。時が経ち、ウィリーの権力は絶大になり、いつしか彼自身が嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれ…

 ルイジアナ州を舞台とした政治ドラマ。
政治家といえば汚職。
汚職と言えば政治家。
両者は切っても切れない関係というのは洋の東西を問わず同じらしい。
そんな汚職を嫌い、貧しい人々の味方になろうと州知事に立候補するウィリー。

 最初は対立候補の票を分散させるための当て馬として利用されていたのだったが、その事実を知った時からエンジンがかかる。
対立候補が行かない田舎の隅々まで訪れ、時にはトラックの荷台の上から演説をする。
聞き手が数人でもお構いなしの演説姿に次第に大衆の支持を集め、とうとう地滑り的勝利で州知事となる。

 新聞記者ジャックはそんなウィリーに興味を惹かれ、やがてウィリーの参謀となる。
ウイリーを好ましく思うのは貧しい大衆。
好ましく思わないのは石油会社などの企業や富裕層。
反対派はあの手この手でウィリーの失脚を狙う。
ウィリーも身を守るためにはきれいごとだけではすまなくなる。

 「権力は腐敗する」、歴史学者アクトンの有名な言葉を思い出す。
大衆のための政治をしようとしたウィリーが、それを実現するためであればどんな手段でも正当化できるのか。
正義とは何なのか。
ウィリー自身も権力を身につけたあと尊大になり、また浮気もする。
ルイジアナという地方の州の話ではあるが、どこにでもあてはまる話でもある。

 ウィリーがかつて想いを寄せていたアンを演じるのはケイト・ウィンスレット。
かつては純粋だった少女も苦労を重ねるうちに・・・という女性の雰囲気を見事にかもし出している。「タイタニック」「ホリデイ」とはまた違った魅力である。

 観終わってつくづくと思う。
「All the King’s men」 というタイトルは見事なタイトルである。リメイクされるのも納得の映画である・・・


評価:★★☆☆☆









posted by HH at 22:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月26日

【ダーク・ナイト】My Cinema File 283

dark knight.jpg


原題: The Dark Knight
2008年 アメリカ
監督:  クリストファー・ノーラン
出演: 
クリスチャン・ベール:ブルース・ウェイン/バットマン
ヒース・レジャー:ジョーカー
アーロン・エッカート:ハービー・デント検事/トゥーフェイス
マイケル・ケイン:アルフレッド
マギー・ギレンホール:レイチェル・ドーズ
ゲイリー・オールドマン:ゴードン警部補
モーガン・フリーマン:ルーシャス・フォックス
モニーク・ガブリエラ・カーネン:ラミレス
ロン・ディーン:ワーツ
キリアン・マーフィ:スケアクロウ
チン・ハン:ラウ
ネスター・カーボネル:ゴッサム市長

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げるアクション大作。監督は前作から続投のクリストファー・ノーラン。またクリスチャン・ベイルも主人公、バットマンを再び演じる。そして敵役のジョーカーを演じるのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。シリーズで初めてタイトルからバットマンを外し、新たな世界観を広げたダークな展開に目が離せない。
********************************************************************************************************
 ゴッサム・シティーに現れた最悪の犯罪者ジョーカーは、マフィアたちに成り代わってバットマンを追い込む“ゲーム”を開始する。それは「バットマンが正体を明かさなければ、毎日市民を殺す」という卑劣なルールで、戦いの中ゴードン警部補も凶弾に倒れてしまう。ブルースは遂にバットマンの正体を明かすことを決意。記者会見に登場しようとするが、それを制したのは新任検事で“光の騎士”と慕われるデントの意外な行動だった・・・

 アメリカンコミックのヒーローものというやつは勧善懲悪もので安心して観ていられるという先入観がある。バットマンシリーズもすでに6作目であるが、過去いずれもそうであった。外す事はあまりないという意味では安定している。そういう感覚はこの作品で見事にひっくり返された。何とも言えない重厚な映画である。

 圧巻はなんといってもジョーカーだ。シリーズ第1作ではジャック・ニコルソンであったし、彼のジョーカーも個性的だった。しかしこのヒース・レジャーは、それに劣らないどころか上回っているとさえ思う。これが彼の遺作というのも残念だ。ここでは 「ブロークバック・マウンテン」「カサノバ」での彼はどこにもいない。悪の権化ジョーカーを見て、とても同じ俳優さんだと想像できない。

 ジョーカーは人間の欲を利用する。冒頭で7人組が銀行を襲う。役目を終えた仲間を互いに次々と殺していく。1/7より1/6。1/6より1/5の方が分け前が多い。そうして最後の一人ジョーカーがすべての金を独り占めして消えていく・・・
ジョーカーは人間の弱点を利用する。警官であっても妻が入院していたり、母親の治療費がかさんだりという弱みに付け込んで裏切り行為へと導く。光の騎士と呼ばれる敏腕検事も正義感の塊のゴードン刑事もしだいに追い込まれていく。

 ブルース・ウェインは今回はペントハウスに居を構える。前作までの暗い屋敷とは一転している。正体を晒さねば毎晩一人ずつ殺すというジョーカーの脅迫にとうとうその覚悟を決める。その先にはレイチェルとの平和な生活・・・彼もまたジョーカーの策略に嵌り悪との戦いから逃れたくなったのかもしれない。

 無造作に人の心に手を突っ込んで悪に染めていく、ジョーカーの恐ろしいまでの悪逆非道。彼の前ではマフィアのボスたちも色を失う。人には誰でも正義と悪の両面がある。しかしジョーカーは両面が悪であり、オセロで言えば初めから角に置かれた黒の駒だ。次々と人の心を黒の駒に変えていく。本来影響されるはずのない観ている者にさえ、ぐっと重いものを押し付けてくる。

 正義とは何なのか。あらゆるところに現れ決して消える事のないジョーカーは、人の心の中に悪をもたらす大元のように思える。そんな中で、フェリーに閉じ込められた囚人たちの中の最も悪そうな黒人が取った行動には、ほっとさせられるものがある。この映画で唯一救いを感じたシーンだ。たった一筋の光だが、ジョーカーという圧倒的な暗闇だからこそ輝いて見えたのかもしれない。

 アメコミを超えた映画である。是非とも観ておきたい映画だといえる一作である・・・


評価:★★★★★

dark knight2.jpg
    


   ネタばれ覚悟で続きを読む
posted by HH at 23:58| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 心に残るオススメ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

【ヒッチャー】My Cinema File 282

hitcher.jpg


原題: THE HITCHER
2007年 アメリカ
監督: デイヴ・メイヤーズ
出演: 
ショーン・ビーン:ジョン・ライダー
ソフィア・ブッシュ:グレース・アンドリュース
ザカリー・ナイトン:ジム・ハルジー
ニール・マクドノー:エストリッジ警部

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
C・トーマス・ハウエル、ルトガー・ハウアー出演でカルト的ヒットとなったサイコ・サスペンスをリメーク。正体不明のヒッチハイカーを乗せたことで、悪夢を味わうことになった大学生カップルの死闘が展開する。製作は『トランスフォーマー』のヒットメーカー、マイケル・ベイ。謎の殺人鬼を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・ビーンが演じる。ハイウェーを舞台にしたスリル満点のカーアクションはもちろん、銃撃戦なども見どころだ。
********************************************************************************************************

この作品、実は1986年に作られた映画のリメイクである。
1986年版も劇場公開時に観に行ったのだがほとんど記憶にない。

楽しいドライブの途中でやむなく一人の男を乗せる事になったグレースとジムのカップル。
ジョン・ライダーと名乗るこの男が実はとんでもない男。
この男を1986年版ではルトガー・ハウアーが演じたが、ここではショーン・ビーンが演じる。
ショーン・ビーンも実にいろいろな映画に出ている。
独特の風貌からパニック系の映画には欠かせない感じである。

「ザ・ダーク」 「サイレントヒル」ではどうしたらよいかわからない状況の中で必死にもがく父親であり、恐怖にかられるサイドであったが、ここでは恐怖を与えるサイド。
「俺を殺してくれ」と迫る表情はサイコチックで迫力がある。
無邪気なカップルも運が悪い。車大国アメリカは広大であり、荒野の真ん中で故障した日には目も当てられないだろう。当然そんな時は通りすがりの車に助ける事になるのだが、こういう輩がいるとそんな事も言ってられない。

雨のハイウェイで車が故障して男が佇んでいる。
危うくはねそうになるジム。
降りて話をしようとするが、それを止めて車を出せと急かすグレース。
見知らぬストレンジャーに対する警戒心は女性の方が強いのだろう。

しかしドライブインで後続の車に拾われた男と再会。
とうとう車に乗せる羽目になる。
そして正体を現す男。
次々と犠牲者が出る中でジムとグレースだけは殺されずに、まるで弄ばれているかのごとく逃げ惑う。
警官すらもためらわずに殺していく男はひたすら不気味である。

こんな映画を観てしまうとハイウェイで困っていそうな人を見かけても、助けるのを躊躇してしまいそうである。
観終わったあとも、背筋に寒さを残してくれる映画である・・・


評価:★★☆☆☆








posted by HH at 21:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | バイオレンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

【ロッキー・ザ・ファイナル】My Cinema File 281

rockyfinal2.jpg




原題: Rocky Balboa
2006年 アメリカ
監督: シルヴェスター・スタローン
出演: 
シルヴェスター・スタローン:ロッキー・バルボア
バート・ヤング:ポーリー
アントニオ・ターヴァー:メイソン・ディクソン
ジェラルディン・ヒューズ:マリー
マイロ・ヴィンティミリア:ロバート・バルボア・ジュニア
トニー・バートン:デューク

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
シルヴェスター・スタローンを無名の俳優から一躍スターダムに押し上げた 『ロッキー』のシリーズの第6弾。第1作目から30年の時を経て、シリーズ完結編となる本作では、夢を追い続け再びプロボクサーのライセンスを取得するために奮起し、無謀ともいえる試合に身を投じるロッキーの姿を感動的に描く。ロッキー最後の対戦相手役、現役世界王者アントニオ・ターヴァーとの白熱のリングファイトに胸が熱くなる。
********************************************************************************************************

かつてボクシング界の栄光の階段を昇りつめた男・ロッキー。
しかし今では愛する妻に先立たれ、息子は家を飛び出し、孤独とともに日々を過ごしていた。
そんな中、かつての馴染みのバーに立ち寄ったロッキーは、マリーというシングルマザーと出会う。その後彼は、心の喪失感をぬぐうために、再びボクシングを始めることを決意するのだったが…

シリーズ第1作 「ロッキー」は言わずと知れた名作中の名作。
しかしシリーズ第5作までくるともうその勢いはなく駄作に終わってしまった。
この「ファイナル」も「ここまで観たから」という思いだけで観たようなものだ。
だが、それは見事なまでに裏切られた。
最後を飾るにふさわしい映画となって帰ってきたのだ。

かつてのヒーローも今はレストランのオーナー。
栄光の日々を壁一面に飾り、来る客に昔話を語って聞かせる。
最愛の妻エイドリアンはすでに亡く、思い出に浸る毎日。
命日に親友ポーリーと思い出の場所を巡り歩く。
ペットショップ、スケート場・・・
第1作の名場面が蘇るところはなかなかの味である。

そして第1作で夜遊びを注意して家まで送り届けた少女に再会する。
すっかり大人になりシングルマザーとなっている。
夫は逃げてしまい、一人息子との暮らし。
それなりに苦労の人生を歩んできたようである。
何かと親子の面倒を見るロッキー。
レストランではかつての対戦相手に食事をさせる。
「ファイナル」にふさわしく過去とのつながりが活きている。

そして息子との葛藤。
愛情はあるもののどう接していいかわからない。
息子は「偉大なる親父」の影で苦しむ。
単なるボクシング映画ではなく、こうした父と子のドラマも味わい深いものがある。

心の空白を埋めるため、息子に親父の背中を見せるため何かをしようと決意し、そして年齢を省みずにリングへと向かう。
心は年を取らないと証明するために。
自分自身の生き様を見せるために。

相手は33戦無敗の無敵王者。
実力差ははっきりとしており、当然タイトルマッチではなくエキジビションマッチとなる。
アポロから突然挑戦者に指名された第1作と同じパターンだ。
トレーニングも第1作と同様、生卵を一気飲みし生肉工場の肉をサンドバッグとしフィラデルティアの街を愛犬と走る。
美術館前の階段を駆け上がるシーンでは目頭が熱くなりそうになる。

リングサイドにはマイク・タイソンが来るし、名物リングアナのマイケル・バッファーが格調高く両者を紹介し、一気にヒートアップ。
ゴングが鳴り響き、無敵のチャンピオンと互角に渡り合うロッキー。
ロッキーが不屈の闘志をもって闘う姿に最初は冷ややかに観ていた誰もが大きな歓声を送る。
前作が駄作だっただけに今回も話題性だけだろうと高を括っていた自分自身もいつの間にかそのうちの一人になっていた。
勝敗を気にする者は誰もいない・・・

原題は「ロッキー・バルボア」。
つまりロッキー自身。
いたるところにメッセージが含まれている。
特に第1作 「ロッキー」を観て感動したロッキー世代の人にとって、これを観るともう一度心が奮い立つのではないだろうか。
最後にふさわしい感動の完結編。
今年観た映画の中では文句なくナンバーワンだ。

難を言えばもう少しボリュームを増やしてもよかったのではないだろうか。
年齢を理由にライセンスを拒否するコミッティーを説得するシーン、激しいトレーニングを繰り広げるシーン、そしてリングでのファイトシーンはもっとあってもよかったと思う。

エンドロールではフィラデルフィア美術館の階段をロッキーを真似て駆け上がりガッツポーズを取る人々が次々と映し出される。
いつかかの地を訪れてやってみたい事である・・・


評価:★★★★☆






rockyfinal1.jpg










posted by HH at 21:36| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 心に残るオススメ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする