
原題: Harry Potter and the Deathly Hallows PART1
2010年 イギリス=アメリカ
監督: デヴィッド・イェーツ
出演:
ダニエル・ラドクリフ:ハリー・ポッター
ルパート・グリント:ロン・ウィーズリー
エマ・ワトソン:ハーマイオニー・グレンジャー
レイフ・ファインズ:ヴォルデモート
ヘレナ・ボナム=カーター:ベラトリックス・レストレンジ
アラン・リックマン:セブルス・スネイプ
ジョン・ハート:オリバンダー老人
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ついに守ってくれる人も、導いてくれる師も失ったハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモートを倒す道をさぐり始める。そのためには、ヴォルデモートの魂を7つに分けて収めた“分霊箱”すべてを探しだし、破壊しなくてはならない。すでに2つが破壊されているので(「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」)、残る分霊箱はあと5つ。死喰い人の追跡から身を隠しながら、分霊箱の情報を集めるハリーたちだったが…!?
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ハリー・ポッターシリーズもついに最後の第7章。
最後は2部作で、これがPART1。
前作でタンブルドア校長が死んでしまい、いよいよハリーの身にヴォルデモートの脅威が迫る。今回は冒頭からヴォルデモート軍団の襲撃を受け、仲間を失ったハリーは心も傷つく。
仲間たちは散り散りとなり、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人はともに逃げのびる。
強敵ヴォルデモートは魔法省さえ配下におさめ、もはや向かうところ敵なしの状況。
ハリーたち3人は、そんなヴォルデモートの弱点である分霊箱を探す事にする。
分霊箱は全部で7つ。ヴォルデモートの魂を7つに分けて納めてある。
すでに2つは破壊し、残るは5つ。
ハリーたち3人は、タンブルドア校長からそれぞれ一つずつ遺品を残されている。
その3つを巧みに利用しながらの旅。
一つはロケットだと判明し、それを奪った相手は魔法省にいる。
敵陣深く潜入したかと思うと、また遠くの森に逃げる。
ハリーとハーマイオニーの関係に嫉妬したロンが戦線離脱する。
縦糸に横糸をうまく交えながらのストーリー展開。
目的に向かって苦労を重ねる冒険の旅。
仲間と力を合わせて苦難を乗り切る。
なるほど子供が面白がるのも無理はないし、教育的にも良さそうだ。
それにしてもなぜハーマイオニーはロンの方がいいのだろう。
今やすっかり大人の雰囲気を醸し出していて、個人的には好みのハーマイオニーだ。
タイトルとなった死の秘宝とは、杖と石とマント。
それらの由来として語られる物語が、含蓄もあって良い話だ。
それらは次のPART2で何かの役割を果たすのだろう。
しかしPART1を通じてようやく破壊した分霊箱は1つだけ。
残りはPART2へと続く事になる。
このペースで大丈夫なのだろうかと、個人的には心配してしまう。
原作は1巻しか読んでいないものの、映画はここまで観てきた。
ここまで観たからには最後まで観ないといけない。
楽しみにしていようと思う・・・
評価:★★☆☆☆
ハリー・ポッターシリーズ
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」