2013年02月24日

ヴェロニカ・ゲリン

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原題: Veronica Guerin
2003年 アメリカ
監督: ジョエル・シュマッカー
出演: 
ケイト・ブランシェット(Veronica Guerin)
ジェラルド・マクソーリー(John Gilligan)
キーラン・ハインズ(John Traynor)
ブレンダ・フリッカー(Bernie Guerin)
バリー・バーンズ(Graham Turley)

<STORY>********************************************************************************************************
1994年。
サンデー・インディペンデント紙の記者ヴェロニカ・ゲリンは、麻薬犯罪の実態を取材していた。
ダブリンの裏組織に詳しいトレイナーや、友人でダブリン警察の刑事から情報を聞き出し、関係があると思われる人々をヴェロニカはつぶさに調べ、訪ね歩いた・・・
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アイルランドの実在の新聞記者を描いた映画。
ヴェロニカ・ゲリンはサンデー・インディペンデント紙の記者。
ダブリンの街角には麻薬が蔓延し、その害は子供たちにも及んでいた。
心を痛めたヴェロニカは、警察や裏組織に通じた者たちを取材し、記事にしていく。

時として、麻薬組織の幹部にも直撃取材を実施。
同僚の記者たちには冷ややかな視線を送られる一方、裏組織の者たちからは次第に嫌がらせがエスカレートしていく。
自宅に銃弾が撃ち込まれる事態になり、家族からも活動を自粛するようにと頼まれる。

しかしそれでもヴェロニカはやり方を改めない。
突撃取材を繰り返し、とうとう表に出る事のなかった組織の黒幕に辿りつく。
その間も暴漢に銃撃され、組織のボスには殴られる。
一方でドライバーとしては、駐車違反にスピード違反を繰り返しと褒められたものではない。
裁判で罰金刑で済み、浮かれて帰宅途中、悲劇が起こる・・・

実在のジャーナリストの真実の物語と言う事で、やはりフィクションにはない強みがある。
普通であれば、悪の組織と対峙しても身の危険を感じれば躊躇するところである。
小さい子供がいれば、尚更である。
しかしながら、ヴェロニカは引き下がらなかった。
それについては、勇気ある行動だと言えるが、果たしてそれが良いいかどうかは人それぞれかもしれない。

ヴェロニカをして、その行動へと走らしめたのは、街に蔓延する麻薬。
子供たちが麻薬を買い、自分達で不衛生な注射器を使ってそれを使用する。
1994年と言えばほんの20年ほど前の先進国で、ここまで酷い状況だったのかと思うと、そちらの方が驚きが大きい。
法律も未整備で、警察も無力。
ヴェロニカはそんな中、怯まず立ち向かうわけで、その勇気にはただただ感服するばかりである。

やがてそれは社会を動かしていくのであるが、ラストの結末は本人にとって果たして良かったのかどうなのか。
目的を達したという意味では、本人も満足しているのかもしれない。
映画は本人の偉業を讃える意味もあるだろう。
そういう意味で、観ておきたい映画と言える。


評価:★★☆☆☆
   
   
posted by HH at 23:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 実話ドラマ

2013年02月18日

カンパニー・メン

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原題: The Company Men
2010年 アメリカ
監督: ジョン・ウェルズ
出演: 
ベン・アフレック(Bobby Walker)
トミー・リー・ジョーンズ(Gene McClary)
ローズマリー・デウィット(Maggie Walker)
ケヴィン・コスナー(Jack Dolan)
クリス・クーパー(Phil Woodward)
マリア・ベロ(Sally Wilcox)

<STORY>********************************************************************************************************
総合企業のGTX社で若くして部長の座についたボビーだが、突然のリストラを受ける。
家族を養わなければならないボビーは再就職の道を歩むが、それはとても困難だった。
一方、GTX社創業時から在籍している重役のジーンはリストラに反対しながらも、最終的にはそれを受け入れざるを得なかった。
やがて、リストラはジーンの身にも及ぶ。
仕事が見つからないボビーは、相性が悪い妻の兄に頭を下げて建築現場で働く事になる。
しかしそんな苦境が、逆に家族の絆を深めていった…。
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直訳すると「会社人間」となるのであろうか。
日本よりはるかにシリアスなアメリカの企業で働く男たちの物語である。

冒頭でリーマンショックのニュースが流れる。
100年に一度と言われた不況を決定付けるニュース。
総合企業のGTX社で、37歳のボビーは部長職。
リーマン・ショックなど他所の出来事と見向きもしなかったに違いない。
ところが突然の解雇。

みんな私物を入れた段ボールを持って車に向かう。
アメリカらしい光景。
そしてボビーの再就職活動が始る。
支援センターのようなところへ通うボビー。
費用はGTXが出してくれるようである。

GTXで部長を務めたという自負が、ボビーの鼻を高くする。
再就職など簡単と思っていたが、ずるずると月日は過ぎる。
妻のマギーは倹約モードの生活に入るが、ポルシェに乗ってゴルフに行き、高給をもらっていた頃の生活を続けるボビー。
やがてとうとう高コストの生活を維持できなくなる。

子供の心遣いにとうとう改心したボビーは、ポルシェを手放し、自宅を売り、嫌な実家に家族で転がり込む。
ウマの合わなかった義兄に頭を下げ、大工の仕事を手伝う事になる。
一方GTXでは、買収防衛に躍起になる経営陣。
さらなるリストラの嵐が吹き荒れる・・・

リーマン・ショック後のアメリカのサラリーマンたちの悲哀が実にリアルに描かれる。
日本では簡単に解雇などできないが、アメリカは実に簡単。
ある朝出社したら解雇を告げられ、その日のうちに荷物をまとめて出ていかないといけない。
再就職活動の様子など、実に参考になる。
ストーリーとは別の部分で映画に引き込まれていくのは、自分もサラリーマンだからに他ならない。
「自分ならどうするだろう」
そんな事を自然に考えている。

実にドライなアメリカの企業。
解雇されて収入が途絶え、子供の学費の支払いに苦しむ社員を横目に、CEOは社員の平均給与の700倍の収入を得る。
何とも言えない世界。

久しぶのケヴィン・コスナーが、ボビーの義兄ジャックとして登場。
ジャックは大工の棟梁。
自ら仕事を取り、人を雇って働く自営業者だ。
零細企業の悲哀を、たぶんいろいろ味わっている。

優雅なサラリーマンだったボビーとウマが合わなかったのは、額に汗して肉体労働に励む自分とは正反対の世界で、スーツを着て高給を取るカンパニー・メンに反感を抱いていたからに他ならない。
それでも、仕事がなくてプライドを捨てて頭をさげてきたボビーを雇い、大して役に立たなくても余計に給料を払う。

仕事を取るためには安く請け負わないといけないが、一方で給料も払わないといけない。
足りない分は、一人残業と休日出勤を繰り返して賄っている。
そういう男が、ケヴィン・コスナーには良く似合う。
そしてそんなジャックの気持ちをやがて理解するようになるボビーに、ちょっと胸が熱くなったりする。
ボビーの妻も懸命に夫を支える。
窮地に陥ってこそ、家族の結束が固まる様子が胸に迫る。

日本よりはるかにシビアな環境で生きるアメリカのサラリーマン(カンパニー・メン)たち。
ストーリーはともかく、その生きる姿にあれこれと我が身を振り返ってみてしまう、サラリーマン必見の映画である。


評価:★★☆☆☆
     



posted by HH at 23:14 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ

2013年02月17日

レバノン

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原題:לבנון
2009年 イスラエル=フランス=イギリス
監督: サミュエル・マオス
出演: 
ヨアヴ・ドナット(Shmulik)
イタイ・ティラン(Asi)
オシュリ・コーエン(Herzel)
ミハエル・モショノフ(Yigal)
ゾハール・シュトラウス(Gamil)

<STORY>********************************************************************************************************
炎上する街。
砲撃で四散する、敵や味方の兵士たち。
犬のように殺されてゆく、女子供や市民たち。
安全な戦車内から、無惨な戦場を見守り続ける4人の戦車兵。
優柔不断な指揮官のアシ、反抗的なヘルツル、気が弱く引き金も引けない砲撃手のシムリック、臆病な操縦士のイーガル。
やがて対戦車弾の直撃を受け、敵中に孤立した彼らの身にも危機がせまる。
発狂しそうな恐怖の中、彼らは何とか故障した戦車を修理し、この地獄から脱出しようとするが…。
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世界の火薬庫と言われる中東。
4度の中東戦争を勝ち抜き、国として生きていく基盤を築いたイスラエル。
そのイスラエルの「第5次中東戦争」とも言われるレバノン戦争を扱った映画である。

中心となるのは、戦車兵4名。
戦車兵は通常、隊長、砲手、操縦手、弾薬手(名称はあやふやだ)で構成されている。
映画は、その戦車の狭い車内でのある一日を描いていく。

昔のアメリカ映画と違って、4人の戦車兵はあまり勇ましくない。
砲手のシムシクは、戦闘時にビビってしまって砲撃できず、操縦手のイーガルは二言目には帰りたいともらす。
隊長のアシも威厳がなく、どこか自信なさ気である。

全編にわたって戦車内という映画の構成もユニーク。
外の様子はすべて戦車内のスコープを通じて映し出される。
かつて「Uボート」という潜水艦の映画を観たが、潜水艦よりも戦車の方がはるかに狭い。
トイレの様子なども描かれていて、(潜水艦なら「トイレ」は設置されているが、戦車にはない)実にリアルだ。
(それでも“大”はどうするのだろうという疑問は残った・・・)

外からはカッコよく見える戦車だが、車内のそれは、外見とは随分違う。
視界も小さなスコープを通じてのものだし、騒音と戦闘時の緊張感は堪らない。
最近は、対戦車砲も発達しているから、戦車内だから安全という事もない。
敵陣でエンジンがかからなくなる恐怖。
エンジンがかからないと砲も動かないという恐怖も、この映画で初めて味わう事ができた。

スコープに映し出される“戦場”は残酷だ。
犠牲になるのは双方の兵士ばかりでなく、一般の市民もだ。
ところどころに転がる死体。
破壊された街。
燻ぶる煙。

決して勇敢とは言えない4人の様子は人として当然と言える。
下手な反戦映画よりも、戦争の真実の一面としては、教育的効果も高いのではないかと思う。
ラストで初めてハッチを開けて外へ出る。
その絵画的なシーンが、実に印象的だった・・・


評価:★★☆☆☆
    



posted by HH at 22:23 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 戦争/戦場ドラマ

2013年02月16日

ソラリス

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原題: Solaris
2003年 アメリカ
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: 
ジョージ・クルーニー(Chris Kelvin)
ナターシャ・マケルホーン(Rheya)
ヴァイオラ・デイヴィス(Gordon)
ジェレミー・デイヴィス(Snow)
ウルトリッヒ・トゥクール(Gibarian)

<STORY>********************************************************************************************************
心理学者のクリスは、惑星ソラリスの異変を調査する仕事を依頼される。
渡されたビデオに写るのは、探査チームのリーダーでクリスの親友、ジバリアンが、困惑し助けを求める姿だった。
宇宙ステーション、プロメテウスに足を踏み入れたクリスだが、そこで生き残っているのは科学者のスノーとゴードンだけ。
一体何が起こっているのか、2人の話を全く理解できないクリスに、奇怪な現象が起こり始めた…。
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かつて旧ソ連で製作され、話題になった「惑星ソラリス」。
リメイクではないらしいが、同じ原作を映画化した作品という事で、以前から興味を惹かれていた映画である。

主人公は心理学者のクリス。
最愛の妻が自殺し、いまは一人暮らしの日々。
そこへ惑星ソラリスの探査に行った親友ジバリアンから、助けを求めるビデオを受け取る。
状況説明はなく、戸惑いつつもジバリアンが滞在している宇宙ステーションへ向かう。

不安げなクリスに係官は、「眠っている間に到着しますよ」と告げる。
宇宙空間を旅するにはそれなりの時間がかかるという暗示なのだろう。
そしてクリスが一人宇宙ステーションに到着した時、状況は変わっており、ジバリアンは既に自殺した後だった。

ステーションの生き残りは、物理学者のゴードンとスノー、そしてなぜか子供が一人。
二人に状況を確認するも要領を得ない。
「寝る時はドアをロックした方がいい」
スノーの謎めいた言葉に戸惑うのはクリスばかりでなく、観客である自分自身もそうである。

そしてその夜。
亡き妻レイアと出会った頃の夢を見ていたクリス。
その傍らに現れたのはレイア。
目を覚まして夢か現実か戸惑うクリス。
クリスはレイアを騙して小型の宇宙船にレイアを一人乗せると、そのまま宇宙空間に放出する・・・

外には不思議な輝きを見せる惑星ソラリスが見える宇宙ステーションを舞台に、亡き妻と遭遇するクリス。
一度は放出したはずの妻が再び現れる。
動揺するクリス。
ここでようやく我々もこのステーションで何が起きたのか理解する。
なぜか部屋に他人を入れないゴードンだが、その理由も推測できる。

冷静に考えれば死んだはずの人間が、遠く離れた宇宙に現れるはずはないし、それはどう考えてもソラリスの影響なはずである。
そうすると、たぶんソラリスを離れれば不思議な現象は収まるはずだが、ゴードンもスノーも脱出しようとしなかったのは、たぶん人間ならではの感情なのだろう。

第三者的には、離れるのが一番だとしても、親しい身内を失って痛手を受けているものは、そう冷静な判断を下せるだろうか。
例えばそれがもし自分の子供だったとしたら、たぶん一生宇宙ステーションで過ごす事を選択するかもしれない。
何だかストーリーとは別に、哲学的な問い掛けをなされてしまう。
事実、ストーリーを目で追いながらも、そんな想像をしてしまっていた。

ラストの展開は、なかなか意表をつかれるものだった。
ちょっと意味のわからない部分もあったが、クリスの選択はどうだったのだろう。
その解釈は、観る人によって違うのだろうと思う・・・


評価:★★★☆☆
   
    


posted by HH at 19:16 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | SF/近未来ドラマ

2013年02月09日

ゴーストライター

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原題: THE GHOST WRITER
2010年 フランス イギリス ドイツ
監督: ロマン・ポランスキー
出演: 
ユアン・マクレガー(The Ghost)
ピアース・ブロスナン(Adam Lang)
キム・キャトラル(Amelia Bly)
オリヴィア・ウィリアムズ(Ruth Lang)
トム・ウィルキンソン(Paul Emmett)

<STORY>********************************************************************************************************
元英国首相ラングの自伝執筆のために出版社より選ばれたゴーストライターの“僕”は、ラングが滞在するアメリカ東海岸の孤島に向かう。
その矢先、ラングがイスラム過激派の逮捕や拷問に加担した疑いがあるというニュースが流れる。
このスキャンダルは国際刑事裁判という大騒動になっていく。
一方、“僕”は溺死した前任者の部屋から、ある資料を見つける。
それはインタビューで聞いたラングの経歴を覆すものだった…。
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ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン出演というだけで十分興味を湧きたてさせられるサスペンス映画。
冒頭で港にフェリーが着く。
係員の誘導によって、一台ずつ下船していくが、一台のBMWがぽつんと船に残る。
そして海岸に打ち上げられた死体。
なかなか掴みはGoodである。

死んだ男は、元英国首相アダム・ラングのゴーストライター。
ラングの自伝を執筆中の死であった。
そして、ユアン・マクレガー扮する自伝作家が友人からその仕事の引き継ぎを打診される。
既にラングが書きあげたものをリライトするという、一見楽そうな仕事であった。

アメリカに滞在するラングを追って、渡米するゴーストライター。
海岸沿いの裏寂しい別荘で、ラング、妻のルース、そして取り巻きのスタッフとともに作業が始まる。
順調にはかどっていたある日、ゴーストライターは死んだ前任者の持ち物の中から、古い写真と記事を見つける。
それはラングから聞いていたキャリアが事実と違うという事を示していた。

一方ラングには、かつて首相在籍中にイスラムのテロリストを極秘にCIAに引き渡し、拷問死させたという疑惑が持ち上がる。
告発したのは、ラング政権下で外相を務めた盟友であるはずのライカート。
そして死んだ前任の遺品の中から、なぜかライカートの携帯番号が見つかる。

自伝の書きなおしという大して難しくないはずだった仕事なのに、おかしな方向へ引きずられていくゴーストライター。
次第に死んだ前任者の事が気にかかるようになり、そしてその足取りを追う。
徐々に明らかになる事実と、身の危険を感じるようになる。
じわじわと盛り上がっていくストーリーはなかなかのもの。

ただCIAの存在が違和感と言えば違和感だろうか。
英米という蜜月の同盟関係で、このストーリーはイギリス人的にはOKなのだろうかとふと思う。
そこを逆手にとったのだと言えば言えなくもないが、個人的には違和感のあるストーリーであった。

主演のユアン・マクレガーは、「スター・ウォーズ」シリーズのようなアクションもあれば、一見優男風の役柄もよく似合う。
特に、純粋に仕事を引き受けたのに、ずるずると裏のある世界に引き込まれて行ってしまう真面目な主人公という役柄は、「彼が二度愛したS」に相通じるものがある。
どちらのタイプもそれなりに好きな役者さんである。

元ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンが元英国首相として登場。
雰囲気的にはイギリスの政治家というよりも、アメリカの政治家という方が似合っている感じもしたが、いい感じで年をとっている。
決断力に溢れるという意識をもっていたが、結局ストーリーを振り返ってみれば、踊らされていたのだと思うと、悲哀感が溢れる。

一級品のサスペンスとはいかないが、あちこちに散りばめられたヒントが、最後に頷きを伴って蘇ってくる。
そこそこに楽しめる作品である。


評価:★★☆☆☆


ユアン・マクレガー出演作品
「ムーランルージュ」
「スター・ウォーズ/エピソードU」
「スターウォーズ/エピソードV」
「ステイ」
「アレックス・ライダー」
「彼が二度愛したS」
「天使と悪魔」
「ヤギと男と男と壁と」
「アメリア・永遠の翼」





     
posted by HH at 18:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス