
2007年 日本
監督: 成島出
原作 : 高嶋哲夫
出演: 大沢たかお/竹内結子/玉木宏/吉田栄作/袴田吉彦/大森南朋/石黒賢/藤竜也
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戦場カメラマンとして活躍していた西崎は、現実に傷つき、また病気の妻を顧みずに死なせてしまった事を悔やむ日々を送っていた。
ある夜、冬の山中で西崎は空を飛ぶ赤い光を撮影する。
それは北アルプスに落下していく米軍のステルス爆撃機だった。
すぐに自衛隊の特殊部隊が送り込まれた。
ステルスには「特殊爆弾」が搭載されていた。
一方、西崎も後輩の新聞記者と共に墜落現場へ向かう。
しかし予想外の難関が彼らを待ち受けていた・・・
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映画は虚構の世界であり、現実とはあくまでも異なるエンターテイメントである。
だから、現実と比較して「そんなのあるわけない!」などと目くじら立てるものではない、と常々思っている。
しかし、一方であまりにも現実離れしてしまうと、(SFならともかく)興醒めしてしまうのもまた事実である。
実はこの映画、そんな興醒め映画である。
結構現実離れ展開には寛大な私も「好きにしてよ」と思ってしまった。
タイトルの「ミッドナイトイーグル」とはこの映画の中核をなす北アルプスに墜落した米軍の爆撃機「B−5ミッドナイトイーグル」からきている。
だが、実際にはこういう爆撃機は存在せず(原型はB−2爆撃機)架空のものである。
ストーリー自体は無理はないと思う。
米軍のステルス機が北アルプスに墜落。
そこには「ヤバイもの」が積まれていた・・・
それをこっそり回収しなければいけない。
それを骨組みとした手に汗握る展開・・・
しかし、実際の登場人物たちの動きは様々な「?」が付きまとう。
「現実的には米軍が黙って任せてはいないでしょう」とか、そういうのは言い出すときりがない。
主人公と途中で出会った自衛隊山岳レンジャー三佐の超人的な活躍とか、空気が白けてくるような「お芝居」とか、謎の工作員が50名近くフル装備で北アルプス山中に現れたりとか、・・・
一つ一つはまあ良いかと思っているといつの間にやら「そろそろいい加減にしろよ」というレベルになる。
最後の「感動的な」クライマックスでは生卵があったら画面めがけて投げつけたくなったほどである。
お金を出して観に行かなかった自分を褒めてあげたくなった。
まったく観る価値のない映画ではあるが、唯一観ても喜ぶ人がいるとしたら・・・
竹内結子のファンであろう。
それで★である・・・
評価:★☆☆☆☆



