2009年08月19日

スター・ウォーズエピソードV シスの復讐

スターウォーズエピソード3.jpg



原題: Star Wars Episode III: Revenge of the Sith
2005年 アメリカ
監督 : ジョージ・ルーカス
製作 : リック・マッカラム
出演 : ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/サミュエル・L・ジャクソン

<STORY>********************************************************************************************************
アナキンとパドメの極秘結婚から3年後、分離主義者の勢力は拡大し、共和国を脅かす存在となっていた。
シスの暗黒卿ダース・シディアスは銀河系の支配を成功させるため、邪魔となるジェダイの騎士殲滅の策略を巡らすとともに、アナキンの高い能力に着目。
パドメを失う夢を見たアナキンの恐怖心に付け入り暗黒面に引き込もうと試みる。
一方、ジェダイの騎士たちは共和国元老院パルパティーン最高議長の動向に不安を覚え、アナキンをスパイとして送り込むとともに、分離主義者への攻撃を試みるが…
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時系列的にはシリーズの真ん中にあたるが、全6作の最終作である。
劇場公開時に観てはいるが、しばらくたってから観直すというのもまた趣がある。
そして本当に面白い映画というものは何度観ても面白いものである。
今回時を置いて再びこの映画を観たが、あらためてそう思うのである。

「SFとは新しい瓶に入れた古いぶどう酒である」という言葉がある。
VFXという特殊効果撮影のおかげで、現代ではほとんどあらゆるものを映像化できるようになっている。
夢のような世界も映画の中では実現可能だ。
だが、その中味はといえば人間ドラマである。
西部劇であろうが、時代劇であろうが、SFであろうが、瓶は変わっても古いぶどう酒は変わらない。
言い得て妙である。

このシリーズも遠い宇宙のどこかのお話となっていて、今の人類よりもはるかに進んだ文明が舞台となっているが、結局根底に流れるのは愛と勇気の冒険活劇というのが本質である。
そしてこの映画が優れているのも、その人間ドラマが優れているからに他ならないと感じさせられる。

エピソード1〜3を通して主役であったアナキン・スカイウォーカーは、優れたフォースをもちいずれは優秀なジェダイの騎士になるはずだったが、結局フォースのダークサイドに囚われてダース・ベイダーへと転落してしまう。
しかしながらその過程は誰もがそうなる可能性を示している。
愛する者が死の危機にあった時、例え悪魔と手を組んだとしても救いたいと思うのが人の常。
愛する思いが強ければ尚更である。
それを単純に批判するのは難しい。

旧3部作で猛威を振るっていた銀河帝国が成立していくのが、この物語の背景となっている。
共和制の下で元老院が指導する体制が少しずつ機能を失い、戦争の危機に評議会議長が次第に非常時大権を強化していく。
そしてやがて自らが人々に平和を提供する皇帝となっていく。
その様子は古代ローマ帝国の再現でもある。

冒頭でアナキンに妊娠を告げるパドメ。
二人は幸せの絶頂にある。
しかし旧3部作を観たあとではその後の行く末がわかるだけに、その儚さを感じてしまう。
各所に、物語の中では19年後となる旧3部作へとつながる要素が散りばめられていて、それは観る楽しさとして加わる。
そういう意味では、この映画の評価を1作だけで判断するのは適当ではない。
全6作が一つの作品であり、完成品だと言える。
ジョージ・ルーカス入魂の大作は人間ドラマの完成品でもある。


評価:★★★★★


スターウォーズエピソード3-2.jpg
posted by HH at 22:02 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 心に残るオススメ映画
この記事へのコメント
ナタリーのファンです☆
で、検索してたら
ここにたどり着きました!!


スターウォーズVも
見ました☆

わたしもホムペで
感想(てきと〜ですが)書いてます!!

Posted by りな at 2009年08月23日 18:17
りなさん

ナタリー・ポートマンいいですよね。
私も大好きな女優さんの一人です・・・
Posted by 管理人 at 2009年08月24日 23:17
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