2009年12月02日

JUNO/ジュノ

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原題: Juno
2007年 アメリカ
監督: ジェイソン・ライトマン
出演: エレン・ペイジ/マイケル・セラ/ジェニファー・ガーナー/ジェイソン・ベイトマン/オリヴィア・サルビー/J・K・シモンズ

<STORY>********************************************************************************************************
16歳のジュノは、バンド仲間のポーリーと興味本位でしたたった一回のセックスで妊娠してしまう。
高校生が子供を育てられるわけがなく、ジュノは親友リアに「中絶するつもり」と報告するが、中絶反対運動中の同級生に「赤ちゃんにはもう爪も生えているわよ」と言われ、産む決心をする。
フリーペーパーで子供を欲しがっている理想的な若夫婦を見つけ、里子に出す契約を交わしたジュノは、大きなお腹を抱えて通学する生活を始める・・・
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16歳の高校生が妊娠をしてしまうという騒動を描いた映画である。
日本的には暗いイメージがつきまとうティーン・エイジャーの妊娠であるが(その昔そんなテレビドラマがあった)、さすがアメリカというべきか、暗さはまるでない。
16歳のジュノは体の異変を感じて自分で妊娠検査薬を購入し、判定をする。
結果は3回とも+(つまり妊娠)。

暗く部屋に閉じこもって悩む事なく、親友に事実を告げ、中絶先の病院を決めてきぱきと対処していく。
しかし、いざ病院に行くと同級生の反対などもあって尻込みし、生む決意を固める。
両親に事実を告げるのも堂々としたもの。
そして両親も頭を抱えつつも感情的になるわけでもない。
(父親などは相手の名前を聞くや「あいつにもできたのか」と妙な感心をするしまつ)

こうした明るさが映画全体を支えていく。
生んだ子供は里子に出そうと、子供を求める親を探して契約を交わす。
大きなお腹を抱えて堂々と学校に通う。
日本であれば、周りの好奇の視線に耐えられずに学校を辞めてしまうだろう(あるいはイメージダウンを恐れる学校から−私立であれば−辞めさせられるか)。
こうした社会の寛容度も今更ながらのカルチャーギャップだ。

里親夫婦との交流。
お腹の子の父親であるポーリーとの関係。
親友リアや両親との交流の中でジュノは成長していく。
口コミでヒットしたというのも頷けるなかなかのハートウォーミングストーリー。
顔をしかめる前に観てみるといい映画かもしれない。


評価:★★★☆☆
posted by HH at 00:03 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 青春ドラマ!
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