2011年04月08日

ザ・ウォーカー

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ザ・ウォーカー
原題: The Book of Eli
2010年 アメリカ
監督: アルバート・ヒューズ/アレン・ヒューズ
出演: デンゼル・ワシントン/ゲイリー・オールドマン/ミラ・クニス/レイ・スティーヴンソン/ジェニファー・ビールス

<STORY>********************************************************************************************************
核戦争により文明が崩壊した未来。
世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ。
しかし、彼はその目的地を知らない。
本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らない。
ひたすら西へ向かう――それだけを手掛かりに歩き続けている。
ある日、とある小さな町に立ち寄ったイーライ。
そこは、本を探し続けるカーネギーという男が独裁者として君臨する町だった……
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近未来に核戦争で世界は荒廃し、人類はバイオレンスサバイバル時代に突入するというコンセプトは目新しいものではない。
有名なところでは、『マッドマックス』シリーズがあった。
日本では「北斗の拳」だろうか。
そうした荒廃した世界に一人の男が西へと歩いていく。

冒頭で道端に女がいる。
しかし、彼は匂いで状況を察する。
女に油断した旅人は、たちまちゴロツキ達に囲まれる事になるが、彼は落ち着き払っている。
そして襲いかかるゴロツキたちを、剣であっという間に一掃する。
やっぱり、こういう時代は腕がないと生き延びていけない。

今回の震災では、日本人の秩序が世界各国から称賛されている。
海外では略奪がおきても不思議ではないらしい。
この映画のように徹底した荒廃地となった場合、それでも日本人は秩序正しくできるのだろうか。
ふとそんな思いが脳裏を過る。

西へ向かって歩く男。
彼の名はイーライ。
原題のEliは彼の事。(思わずエリーかと思ってしまった・・・)
ひたすら西に向かう彼が辿りついたのは、カーネギーという独裁者が支配する街。
『マッドマックス』でも「北斗の拳」でもお馴染のパターンだ。
カーネギーは部下を使ってある本を探している。
ただの本ではなく、力の源泉となる本。
そして彼に囲われて生きる母娘。

原題にある通り、イーライの持っているある本がこの映画のキーとなる。
「本」を探し求める権力者が、それを奪おうとする。
なぜ、イーライは西に向かうのか、謎は次第に明らかになっていく。
囲われの身から飛び出してイーライと行動をともにする少女。
荒廃した世界で、イーライは彼女に語る。
「昔は捨てていたものを今は争って拾っている」
今の日本の状況を考えると、重みのあるセリフである。

そんなイーライを演じるのはデンゼル・ワシントン。
この人の出演作品にはまず外れはない。
安心して観る事ができる。
カーネギーに囲われる母親として登場するのは、ジェニファー・ビールス。
「フラッシュダンス」で一世を風靡したのは懐かしいが、こんなところで再会というのも嬉しい。
相変わらずの美人である。

本の正体も途中から薄々わかってくるが、まあ納得の内容。
ひねりの入った意外な結末も良し。
期待に外れる事無く、楽しめる一作である・・・


評価:★★★☆☆
 
   
posted by HH at 22:51 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | アクション
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