2012年03月18日

キック・アス

キックアス.jpg

原題: Kick-Ass
2010年 アメリカ
監督: マシュー・ボーン
出演: アーロン・ジョンソン/ニコラス・ケイジ/クロエ・グレース・モレッツ/マーク・ストロング/クリストファー・ミンツ=プラッセ

<STORY>********************************************************************************************************
ニューヨークに住むデイヴは、アメコミ好きでスーパーヒーローに憧れているさえない高校生。
ネット通販で購入したコスチュームを着て、勝手にヒーローになりパトロールするが、特別な能力があるわけではなく、最初の戦いであっけなく入院。
しかし2度目の戦いぶりがYouTubeにアップされると、ヒーロー“キック・アス”はたちまち人気者に。
一方、マフィアのボスのダミーコが、組織に起きた最近のトラブルを“キック・アス”の仕業と勘違い。
実は別に父娘のヒーローである“ビッグ・ダディ”と“ヒット・ガール”がおり、ダミーコへの復讐の機会を狙っていたのだ。
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漫画が映画化・ドラマ化される例は日本、アメリカを問わず数多いが、この映画もアメコミが原作のようである。
アメコミと言えば、大抵がヒーローモノと相場が決まっている。
お国柄なのであるのかもしれないが、これも少々毛並みは違うが、ヒーローモノの亜種と言える。

主人公は冴えない高校生のデイヴ。
クラスでも目立つわけではなく、当然女の子にも持てないし、友達と言えば同類のオタクっぽい友人が二人だけ。
密かにアメコミのヒーローに憧れているが、それに見合う実力など欠片もない。

憧れが高じてとうとうコスチュームを通販で購入し、その格好で街を“パトロール”する。
悪事を働くチンピラを見つけて注意するが、あっさりやられて病院送りとなってしまう。
しかし、必死の思いから2回目の“戦い”ではとうとうその様子がYoutubeに投稿され、“キック・アス”と名乗って一躍時のヒーローになる。

しかしそんなヒーローが本物の悪に対抗できるわけはなく、麻薬組織の末端に手を出したところ、殺されそうになる。
そこを救ったのが、本物の実力を持った“ビッグ・ダディ”と“ヒット・ガール”の親娘。
娘はなんと11歳の少女だ。

ヒーローモノとは言いながら、主人公にはちっとも力はなく、謎の親娘が正義の力を振るう。
それに対抗する悪もマフィアのボスが強力な敵として対峙して、正義と悪の戦いが繰り広げられる。
ひたすら3枚目に徹する主人公。

謎の実力者“ビッグ・ダディ”に扮するのはニコラス・ケイジ。
この人は本当にありとあらゆる映画に出ている気がする。
ナヨナヨした男っぽく見えるのであるが、「ゴースト・ライダー」「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」などのアクション・ヒーローとしての面も持っている。
ここでは一見バットマンと見紛ういで立ちで活躍する。

その娘の“ヒット・ガール”。
11歳の女の子なのであるが、実はこの映画の影の主人公。
悪人どもを次々になぎ倒す。
バッタバッタと撃ち殺し、刺殺していく。
この映画がR15+映画に指定されている所以の見せ場だ。
この子のアクションが、この映画がコメディに流れるところを正当派ヒーロー映画に戻している。
この子を主演とした“ヒット・ガール”の方が面白かったのではないかと思うほどである。

映画はヒーローモノらしく、徹頭徹尾勧善懲悪スタイルである。
コメディでなごませられ、“ヒット・ガール”のアクションでスキッとさせられて、実はあまり期待していなかったのであるが、楽しむ事ができた。
しかしやっぱり、本気で“ヒット・ガール”が作られないだろうか、と思ってしまうのも事実である。
製作のブラッド・ピットにちょっと検討してもらいたいと思うのである・・・


評価:★★☆☆☆
   




    
   
posted by HH at 23:31 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | アクション
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