2014年01月20日

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 

踊る大捜査線 THE FINAL.jpg

2012年 日本
監督: 本広克行
出演: 
織田裕二:青島俊作
深津絵里:恩田すみれ
ユースケ・サンタマリア:真下正義
柳葉敏郎:室井慎次
伊藤淳史:和久伸次郎
内田有紀:篠原夏美
小栗旬:鳥飼誠一

<映画.com>
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織田裕二主演の人気ドラマを映画化し、日本の実写映画興行記録を打ち立てた大ヒットシリーズ最終作。
湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生し、被害者が射殺体で発見される。
緊急招集された捜査会議では、すべての捜査情報を鳥飼管理官に文書で提出するという異例の義務が課され、所轄の捜査員は一切の情報を開示されないまま捜査を進めなければならない。
そんな中、第2、第3の殺人事件が立て続けに発生し……。
織田、深津絵里、柳葉敏郎らシリーズレギュラーキャストのほか、前作から加わった小栗旬、伊藤淳史らも出演する。********************************************************************************************************

テレビシリーズがヒットし、劇場版へと発展するというよくありがちな日本映画界の典型例。
とはいえ、面白いから仕方ないのかもしれない。
前作「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」から2年。
映画は4作目であるが、タイトルに「THE FINAL」とあるように、もうこれで打ち止めらしい。

湾岸署管内で誘拐殺人事件が発生する。
白昼堂々大勢の人でにぎわう環境サミットの会場から拉致された男性が、射殺体で発見される。
そして凶器に使われたけん銃は、なんと6年前の幼女誘拐事件で使われたけん銃で、しかも警察署に証拠品として保管されているはずのモノであった事から、警視庁幹部たちは緊張に包まれる。

すぐに湾岸署管内に捜査本部が設置される。
所長の真下が、捜査本部の看板を感無量の心持で書く。
殺人事件なのに、捜査本部の看板を書くという署長としての“大役”に喜びを感じる真下。
この映画はシリアスな面とコメディタッチな部分をうまく融合し、そして知られざる現場の様子を描くところも魅力の一つ。

かつて「太陽にほえろ!」などでは、七曲署という架空の所轄警察署がドラマの中心となり、所轄の刑事たちが大活躍で事件を解決していた。
だが、実際は殺人事件などで捜査本部が設置されると、本庁の刑事が捜査の中心になり、所轄の刑事はそのお手伝いとなる事が普通。
そんな実情もこのドラマで知った。

主人公の青島はそんな所轄の刑事であり、後輩の真下が上司となってしまう中、今回も所轄の刑事という捜査の脇役に追いやられる。
常に捜査の中心だった七曲署のデカとは大違いである。
こうしたサラリーマンの悲哀も、観る立場によっては大いに共感できてしまう。
そんな中でモチベーションをいかに保つのかも、サラリーマンとしての矜持だろう。

ヒロイン的な存在のすみれは、今回退職の決意をする。
個人的に深津絵里はあんまり好きではないせいか、このヒロインにはあまり感情移入できない。
むしろ内田有紀の方が気になってしかたない。
個人的にはもっと出番を増やしてほしかった。

時にシリアスに、そして時にコミカルに。
官僚機構の欠点を浮き彫りにしつつ、リアルな現場感覚をもってストーリーを展開させるこのシリーズのうま味は、本作でも良く出ていて、今回も大いに楽しめた。
最後というのが残念なシリーズラスト映画である・・・


評価:★★☆☆☆



   
posted by HH at 23:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 刑事・探偵・推理ドラマ
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