2014年11月23日

あの頃、君を追いかけた

あの頃、君を追いかけた.jpg

原題:那些年,我們一起追的女孩、You Are the Apple of My Eye
2011年 台湾
監督: ギデンズ・コー(九把刀)
出演: 
クー・チェンドン(柯震東):柯景騰(コー・チントン)/コートン
ミシェル・チェン(陳妍希):沈佳宜(シェン・チアイー)
スティーブン・ハオ(郝劭文):謝明和(シエ・ミンハ)/阿和
ジュアン・ハオチュエン(荘濠全):曹国勝(ツァオ・グオション)
イエン・ションユー(鄢勝宇):許博淳(シュー・ボーチュン)/勃起
ツァイ・チャンシエン(蔡昌憲):廖英宏(リャオ・インホン)/マタカキ
フー・チアウェイ(胡家瑋)/ワンワン(弯弯):胡家瑋(フー・チアウェイ)

<Yahoo!映画解説>
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台湾の人気作家ギデンズ・コーが初めて長編映画のメガホンを取り、自身の自伝的小説を映画化した青春作。
台湾中西部の都市・彰化を舞台に、高校の同級生だった男女7人が1994年から2005年までの期間に繰り広げるたわいなくも懐かしい日々を映し出す。
主演のクー・チェンドンとミシェル・チェンは本作への出演をきっかけに大ブレイク。
甘酸っぱくてほろ苦い物語に胸が高鳴る。
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台湾映画は、韓国映画に比べると観る機会は少ないものの、割合的には良い映画に出会う確率が高いと感じている。
この映画もその一つとなった。

時は1994年。
高校生のコートンは、アハ、ポーチ、ツァオらの仲間たちと他愛もないことを繰り広げている。
仲間たちはみなクラスのマドンナ、チアイーに憧れているが、とかく高校生というのは大人ほど上手にアプローチできず、誰もチアイーの心を掴めていない。

男のやることと言えば、“しょうもないこと”なのは各国共通なのかもしれない。
授業中にマスカキ競争をしてしまったりする。
コートンは何かにつけ、チアイーに「幼稚」とバカにされる。
「女の成長は早く、男はその速さに太刀打ちできない」というセリフが出てくるが、それは真理なのかもしれない。

ふざけてばかりいるコートンに対し、教師はチアイーの前に座らせ監視役とする。
ある日の英語の時間、教科書を忘れたチアイーを庇い、コートンは代わりに罰を受ける。
さり気ないこうした行為に、女心は動くのか、以来勉強を教える事を通じて二人は親密になっていく。
されど、女の出すサインに男は大抵気付かぬものだし、気付いてもどう活かせばよいのかわからないのかもしれないが、確たる進展もないまま、卒業の日を迎える。

それにしても台湾とは深い結びつきを感じる。
卒業式には「蛍の光」を歌うし、大学に入り寮生活を送るコートンが、友人たちと観るアダルトビデオは日本のAV女優だったりする。
もっとお互い近づく必要があると強く感じる。

若者らしい不器用な恋愛。
そして予想外の顛末。
自伝的小説との事であるが、どのあたりまでフィクションなのかはわからないが、ありきたりの結末でないストーリーもまた良い。
得てして高校生の恋というのは、こんなものなのかもしれない。

台湾で記録的なヒットを叩きだしたというのも十分頷ける甘酸っぱい内容。
そのヒットの裏側にあるのは、誰もが似たような経験をしているということなのかもしれない。
前宣伝もほとんどなく、危うく見落とすところだった。
もっと台湾映画にもスポットを当ててもいいように思う。

これからも台湾映画には注目していきたいと、改めて思わされた映画である。


評価:★★★☆☆



posted by HH at 22:07 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国/香港/台湾映画
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