2015年08月23日

ダイバージェント

ダイバージェント.jpg

原題: Divergent
2014年 アメリカ
監督: ニール・バーガー
原作: ヴェロニカ・ロス『ダイバージェント 異端者』
出演: 
シェイリーン・ウッドリー:ベアトリス・“トリス”・プライアー
テオ・ジェームズ:トビアス・“フォー”・イートン
アシュレイ・ジャッド:ナタリー・プライアー
ケイト・ウィンスレット:ジェニーン・マシューズ
マギー・Q:トーリ・ウー
ジェイ・コートニー:エリック

<Movie Walker解説>
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新人女性作家、ヴェロニカ・ロスによる全米ベストセラー小説を映画化したSFアクション。
近未来の地球を舞台に、異端者(ダイバージェント)として生まれたヒロインが自らの運命を切り開いていく姿を描き出す。
ヒロインを演じるのは、『ファミリー・ツリー』で数々の映画賞に輝いた新鋭シャイリーン・ウッドリー。
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近未来を舞台としたSFである。
近未来といっても、現代の延長ではなくまったく別の世界。
そういう舞台設定の多くが、「戦争で荒廃した」という説明がなされているが、今と違う世界が出来上がったという理由の説明としては、そんな理由が一番なのだろう。

そういう未来世界は、ここでは5つの派閥に分かれている。
それぞれ「無欲」、「勇敢」、「平和」、「高潔」、「博学」と呼ばれ、人々は一定年齢になった時に適性テストを受け、それをもとに自らの所属を選ぶことになっている。
そして主人公のベアトリス・プライアーは、兄とともにまさにその適性テストに臨もうとしている。

しかし、適正テストではベアトリスは「判定不能」の結果が出てしまう。
それは「異端者」を意味し、存在を抹殺されるもの。
試験官の咄嗟の判断で、「無欲」との結果を渡されたベアトリス。
そして“選択”の場では、それまで両親とともに所属してきた派閥「無欲」を捨て、「勇敢」を選ぶ。
それは、両親の下を離れて生きていくことを意味している。

「勇敢」のグループに所属したベアトリスは、トリスと名前を変え、トレーニングに参加する。
そのトレーニングでは、一定レベルの成績を収めないと脱落させられることになっている。
「勇敢」の新しいリーダーの方針であるが、脱落は「無派閥」への転落を意味し、社会の隅でひっそりと生きていかねばならないことを意味していた。
厳しいトレーニングで、当落線を彷徨うトリス。
しかし、時折見せる度胸と陰ながらの努力を目にした通称フォーが、トリスに目をかけるようになる・・・

なかなか面白い舞台設定だと思いつつ、どういう展開になるのだろうかと期待が膨らむ。
この世界では、政権を担当しているのが「無欲」。
どういう選出基準なのかはわからないが、派閥争いもやっぱりあるわけで、ジェニーン率いる「博学」が、虎視眈々と政権の座を狙っている。
そしてそれが後半のストーリーと絡んでくる。

やっぱり同じような近未来世界を舞台とした『ハンガーゲーム』もそうであったが、主人公トリスはそのまま平和に暮らすことが許されない。
一つは「異端者」としての判定結果を隠さねばならないことであるが、時の権力争いの渦の中に巻き込まれてしまうのである。
後半は、主人公トリスの生き残りを賭けた戦いとなる。

主人公のシェイリーン・ウッドリーは、あまり観たことがないと思っていたが、『ファミリー・ツリー』で、家族の長女を演じていた女優さん。
そしてトリスを助けるフォーを演じるテオ・ジェームズも『アンダーワールド 覚醒』に出演していたが、ともにまだ出演作は多くない。
これからあちこちで見かけるのかもしれないし、とりあえずこの映画も続編が創られるようであるから、またお目にかかれるのだろう。

いつのまにかストーリーに引き込まれていたが、主人公トリスの頑張りもちょっと心に響くものがある。
完結的な雰囲気が溢れていたが、続編が出るとあれば当然観てみたいと思うところ。
楽しみにしたいと思うシリーズ第1作である・・・


評価:★★★☆☆





posted by HH at 18:19 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | SF/近未来ドラマ
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