2015年11月23日

闇金ウシジマくん Part2

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2014年 日本
監督: 山口雅俊
出演: 
山田孝之:丑嶋馨
綾野剛:戌亥
崎本大海:高田
やべきょうすけ:柄崎
久保寺瑞紀:摩耶
中尾明慶:愛沢浩司
窪田正孝:神咲麗
門脇麦:藤枝彩香
菅田将暉:加賀マサル

<シネマトゥデイ>
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真鍋昌平のコミックをテレビドラマ化、闇金融の業者を演じた山田孝之が強烈なインパクトを与えた群像劇の劇場版第2弾。
原作のエピソード「ヤンキーくん」編と「ホストくん」編を脚色し、カウカウファイナンスを中心にヤンキーや暴走族、ライバルの女闇金、ホスト、情報屋などが金をめぐる争いや駆け引きを展開する。
山田ややべきょうすけらのレギュラー陣に加え、綾野剛、菅田将暉、光石研、柳楽優弥など豪華なキャストがひと癖もふた癖もあるキャラクターを熱演。
激しい演技合戦に引き込まれる。
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原作の漫画は読んだことがあるが、映画化されたものは観ていない。
Part2とあるが、実はPart1を観ていない。
それでもなんとなく面白そうな感じがして観ることにした次第である。
連続ドラマではないから、ストーリーについていけないということはないだろうという考えたが、それは正解である。

冒頭、3人組のワルが、キーの付けっ放し担っているバイクを盗んでしまう。
そして事故ってバイクをお釈迦にしてしまうが、持ち主が悪かった。
暴走族の愛沢だったことから、捕まって袋叩き。
そしてその中の一人マサルは闇金に連れて行かれる。
ここで弁償代として200万円を借りて返せというわけである。

闇金の社長はウシジマ。
金は貸さないと突っぱねるどころか、1,000円でカタをつけてしまう。
そしてその場でマサルを社員として雇う。
マサルが少人数ながら愛沢に歯向かっていった度胸を買ったのである。

一方、高校を中退した彩香は、喫茶店でバイトをしている。
父親はリストラで失業中。
母親と姉からも疎まれている。
そんな彩香はホストでNo1を目指す麗と出会う。
また、その彩香を密かにストーキングする男が後をつけている・・・

別の闇金から金を借りている愛沢。
返済期限が迫り、焦る中追い詰められていく様子と、ホストの麗と彩香の物語とが並行して描かれていく。
タイトルは「闇金ウシジマくん」となっているのだが、肝心のウシジマくんはストーリーの要所要所に登場するだけ。

それにしても闇金にお金を借りに行く底辺の若者たちの姿が、刺激的である。
「怖いもの見たさ」という感覚であろうか。
初回の借り入れは5万円。
これを借りた場合、利息は10日で1割。
しかし、借りる方は、「後でなんとかなる」という感覚で借りていく。

過酷な取り立ての恐怖に自暴自棄になっていく愛沢。
ホストの麗に 頼まれ、風俗に身を落としながら金を作って貢ぐ彩香。
普通に考えれば、立ち止まれるチャンスはいくらでもあるのだが、見えない人たちには見えない。
そしてウシジマくんはやっぱり一歩傍に退いている。

ウシジマくんよりも、落ちていく者たちの悲哀が見るべきところといえる。
Part1も改めて観てみようと思わせられる一作である・・・

評価:★★☆☆☆






posted by HH at 11:54 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオレンス
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