2016年07月10日

【007スペクター】My Cinema File 1569

007スペクター.jpg

原題: Spectre
2015年 アメリカ
監督: サム・メンデス
出演: 
ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド
クリストフ・ヴァルツ:フランツ・オーベルハウザー
レア・セドゥ:マドレーヌ・スワン
レイフ・ファインズ:M
モニカ・ベルッチ:ルチア・スキアラ
ベン・ウィショー:Q
ナオミ・ハリス:ミス・マネーペニー
デビッド・バウティスタ:ミスター・ヒンクス

<シネマトゥデイ>
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長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。
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ダニエル・クレイグのボンドになって四作目。とうとう本来の「ジェームス・ボンド」が帰ってきた。

どうやらダニエル・クレイグになって以降の作品『カジノロワイヤル』『慰めの報酬』『スカイフォール』はすべて連続しているようである。しかし、冒頭は例の銃口をあしらったイントロが出てきて、本来のシリーズらしさを醸し出す。

メキシコティで開催されている「死者の日」というお祭りに紛れ、スタジアム爆破計画を阻止するボンド。ユーモラスなシーンを少し交え、肉体派のアクションを抑え、クールに敵を一掃する。帰ってきてMに小言をくらいながら、気にする素振りもなく受け流す。スマートなジェームズ・ボンドに嬉しくなる。

ミス・マネーペニーにさりげなくプレゼントを贈り、彼女の協力を得る。愛用のワルサーPPKは時代遅れ感漂うが、それもまた良し。スーツを決めて美女と食事をし、ベッドインする。Qの改良したアストンマーチンを拝借し、ろくに説明も聞かないまま状況に合わせて利用する。そして最後にお釈迦になるのもお約束。あらゆる部分でスマートなジェームズ・ボンドが帰ってきたと嬉しくなる。

ロンドンからオーストリア、そして北アフリカと例によってボンドは各地を転戦する。適役のスペクターは悪の組織。過去の3作でも裏で糸を引いていたらしい。ボンドガールのマドレーヌを助けつつ、その助けを借りて敵の組織を追って行く。『スカイフォール』で焼け残ったボンドの子供の頃の写真。ボンドの過去が明かされるのは初めてな気がする。

敵の組織は巨大で、送り込まれる殺し屋もWWEのバティスタと、かつてのジョーズに匹敵しそうな巨体の殺し屋。この肉体派の殺し屋を苦戦しながらも、周りのものを利用して退ける。これぞボンド流。過去3作品のイーサン・ハントやジェイソン・ボーンばりの肉体アクションから離れ、本来のボンドに戻っている。そして最後は、美女とともに去っていく。今回は、『スカイフォール』でお釈迦になったアストンマーチンに乗って去っていくところが泣かせてくれる。

今回の本家本流復帰はどうしたわけであろう。ダニエル・クレイグのボンドも10年なので、年をとって動けなくなったというわけでもないだろう。もっとも当たり前に戻っただけであり、異論などあるはずもない。あまりにも原点回帰しすぎていて、一瞬もうこれがシリーズ最終作かと疑ってしまった。エンドクレジットで、恒例となっている “James Bond will return”があって安心したが、久しぶりに大満足のジェームズ・ボンドである。

次回もまた、本来のジェームズ・ボンドに会えることをファンとしては期待したいと思うのである・・・


評価:★★★★☆




posted by HH at 22:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション/シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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