2017年03月03日

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所.jpg

原題: If I Stay
2014年 アメリカ
監督: R・J・カトラー
出演: 
クロエ・グレース・モレッツ:ミア・ホール
ジェイミー・ブラックリー:アダム
ミレイユ・イーノス:キャット
ジョシュア・レナード:デニー
ステイシー・キーチ:おじいちゃん
リアナ・リベラト:キム

<シネマトゥデイ>
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ゲイル・フォアマンによるベストセラー「ミアの選択」を基に、昏睡状態に陥ったヒロインを『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが演じたドラマ。チェロ奏者を目指すヒロインとその一家が交通事故に遭遇し、生と死のはざまにいるヒロインと彼女の17年間の人生を交錯させながら、彼女自身に委ねられた生死の行方をつづる。メガホンを取るのは、『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品などを手掛けてきたR・J・カトラー。クロエの表情豊かな演技に魅了される。
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 主人公のミアは17歳の高校生。元バンドマンの父と元パンクの母の下に産まれながら、なぜかその関心はクラッシックに向かう。そして中でもチェロに興味を持ち成長する。そんな娘に、父はバンドをやめ高校教師として生活することを選び、娘にはチェロを買い与える。ミアは高校生となり、学校でもチェロの練習に余念がない。

 そんなミアに関心を抱いたのは、イケメンで学内でも有名なアダム。同じ音楽でもアダムはバンドリーダーでボーカルをも務めている。積極的にミアにアプローチするアダム。初めは戸惑っていたミアも、やがてアダムに心惹かれる。高校生ともなれば、本格的に異性に目覚める年頃。この時期に異性と付き合う経験は、何物をも忘れさせる威力がある。しかし、将来の進路を決めるに際し、ミアはその才能を見た祖父の勧めで、最高峰ジュリアード音楽院の受験を考える。

 ジュリアード音楽院のあるNYは、ミアたちが暮らす街からははるか東方。アダムとも遠距離恋愛を覚悟しないといけない。自分の将来とアダムとの生活に悩むミア。そんなある日、一家は雪で学校が休みになったのをいいことに、みんなで車で外出する。しかし、路面が凍結していたため車はスリップ事故を起こし、気がつけばミアは救助される自分自身の姿を見つめている・・・

 幽体離脱状態のミアは、病院内で見舞いに来た人を見つめる中、過去の出来事がフラッシュバックされる。そうして、楽しい日々が繰り返される。思えば、ミアも話がトントン拍子に進みすぎていた。そのままだとドラマは全く面白くない。だが、事故でそれは一変してしまう。今まで当たり前だったものに手が届かなくなる。失って初めてわかる尊さ・・・

 原作は『ミアの選択』というライトノベルだという。何の「選択」なのかは映画を観た方が良いとして、原題の“If I stay”もなかなか深い意味のタイトルである。その先にどういう答えを見つけるのか。劇中でおじいちゃんが、未来のことはあれこれ悩んでも結局やってみないとわからないという内容のセリフを語るが、まさにその先は観る人の想像によって様々だろう。

 主演のミアを演じるのは、なんと『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ。可愛い少女の格闘アクションで印象的だったが、いつのまにか大人の女性に成長している。これからもたくさんの映画に出演するのだろうが、とても楽しみな存在である。

 久しぶりに観た、静かに堪能できる映画である・・・


評価:★★☆☆☆




posted by HH at 20:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ
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