2017年05月01日

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅.jpg

原題: Fantastic Beasts and Where to Find Them
2016年 アメリカ
監督: デヴィッド・イェーツ
原作・脚本: J・K・ローリング
出演: 
エディ・レッドメイン:ニュート・スキャマンダー
キャサリン・ウォーターストン:ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン
ダン・フォグラー:ジェイコブ・コワルスキー
アリソン・スドル:クイニー・ゴールドスタイン
コリン・ファレル:パーシバル・グレイブス
カルメン・イジョゴ:セラフィーナ・ピッカリー
エズラ・ミラー:クリーデンス・ベアボーン
ジョン・ヴォイト:ヘンリー・ショー・シニア
ジョニー・デップ:ゲラート・グリンデルバルド

<シネマトゥデイ>
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『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが映画の脚本に初参加し、『リリーのすべて』などのエディ・レッドメインらが出演したファンタジー。不思議な生き物たちが詰まったトランクを手にイギリスからニューヨークに渡った魔法動物学者が、そのうち数匹を逃がしたことから始まる大騒動を描く。『スティーブ・ジョブズ』などのキャサリン・ウォーターストンらが出演。アメリカを舞台に魔法動物学者と仲間たちが巻き起こす旋風に興奮する。
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 大ヒットした『ハリー・ポッター』の続編というか姉妹編とでもいうか、新たなシリーズとして話題となった作品。

 1926年、イギリスの魔法使いで魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーが、ニューヨークに到着する。まだ時代は船での移動である。何やら中に入っているらしいトランクを抱え、入国検査では中身の提示を求められ、「マグル」用を選択すると中は普通の旅行道具となっている。そしてニュートが、魔女や魔法使いを危険視するスピーチを聞いている間に、トランクから魔法生物が逃げ出してしまう。

 それをつかまえようとして戸惑うニュート。魔法生物は光るものが好きと見えて、銀行に入り込んで硬貨を次々と手に入れていく。追いかけるニュートは、たまたま居合わせたジェイコブ・コワルスキと出会う。そしてひょんなことから2人が持っていたトランクが同じものだったことから、取り違えてしまう。一方、アメリカの魔法組織に属するティナ・ゴールドスタインは、ニュートを見つけ無登録の魔法使いとして逮捕する。

 その頃、ニュートのトランクを取り違えたジェイコブのところでは、トランクから生きものが複数逃げ出してしまい、アパートを壊してジェイコブは噛まれと大混乱が生じる。ティナとニュートがジェイコブは、現場に急行し逃げた生物を探すことになる。そして2人を見張ることとなったティナは、彼らを自分のアパートに連れて行く。そこには人の心を読むことのできる妹のクイニーがいる。こうして4人は、必然的に逃げた魔法生物の行方を追うこととなり、それと並行して進む悪巧みに巻き込まれていくこととなる・・・

 終わったと思っていた人気シリーズが、形を変えて復活するというのも面白いとこの映画を観て思う。ここにはハリー・ポッターやその仲間たちは一切出てこない。唯一タンブルドアの名前が出てくるだけである。しかし、そこに展開される魔法使いたちの姿は、まさに『ハリー・ポッター』シリーズのそれである。好きな人にはたまらないかもしれない。

 そして舞台はイギリスからアメリカへと移る。時代はシリーズよりも前となる。アメリカにも魔法使いがいて、しかもイギリスでは「マグル」と呼ばれていた人間は、アメリカでは「ノー・マジ」(=ノー・マジック)と呼ばれている。イギリス英語とアメリカ英語の違いであり、ささいなところだが面白い。

 物語は、逃げ出した魔法生物を追う騒動と、それと並行して暗躍する悪役との対決があって、面白おかしく進んでいく。見所はと言えば、やはり繰り広げられる魔法の世界だろう。ニュートのトランクの中などは、やはり魔法世界ならではであり、そしてそれを実現する映像力であろう。難を言えば、タンブルドアの名前以外にも『ハリー・ポッター』シリーズの世界とのつながりがあったのかもしれないが、イマイチそのあたりがよくわからなかったことだろう。

 最後の最後にジョニー・デップが登場したりして、なかなか遊び心にも満ちている感があった。これもシリーズ化されるなら続けて観ていきたいと思うところである。夢のあるシリーズゆえに、ずっと続いていくことを望みたい映画である・・・


評価:★★★☆☆





posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー
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