2017年06月09日

ハーバー・クライシス 都市壊滅

ハーバー・クライシス 都市壊滅.jpg

原題: 痞子英雄:黎明再起
2014年 台湾
監督: ツァイ・ユエシュン
出演: 
マーク・チャオ:ウー・インション
ケニー・リン:チェン・チェン
ホアン・ボー:シュー・ダーフー
チャン・チュンニン:ラン・シーイン
シュウ・ジエカイ:ホァン

<シネマトゥデイ>
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台湾で絶大な人気を集めたテレビドラマ「ブラック&ホワイト」の劇場版シリーズ第2弾となるポリスアクション。台湾屈指の湾岸都市で発生した連続爆破事件を追う2人の刑事が、その裏に潜む秘密武装組織に立ち向かっていく。監督にツァイ・ユエシュン、マーク・チャオとホアン・ボーら前作のメンバーが続投。ミサイルやウイルス兵器までもが飛び出すスケールの大きな見せ場に加え、刑事コンビの絆をめぐるドラマが展開。
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 台湾映画と言えば、『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』『あの頃、君を追いかけた』『海角七号 君想う、国境の南』といったところが脳裏に浮かび、そのイメージはとても良い。台湾映画というだけで、観てみたいと思わされる。だが、当然ながらすべていい映画というわけではない。この映画は、そんなハズレケースであった。

 海港市(ハーバー・シティ)の各所で自爆テロが発生する。実行犯はいずれも犯罪者。爆発は橋やトンネル、高速鉄道など交通の要であり、爆破はまるで海港市を孤立させるかのように行われる。主人公である刑事ウーは、冒頭で武装グループと対峙。そこで若手の頭脳派刑事チェンと遭遇しコンビを組むことになる。

 そんな中、今度は新たに軍が保有する特殊ミサイルが強奪されるという事件が発生する。さらには高い致死率のウイルスがまかれようとしていることが判明する。実行犯は、謎の武装組織・夜歩者(ナイトウォーカー)。ウーとチェンは捜査に取り掛かる・・・

 どうやらこれは台湾でヒットしているテレビドラマの劇場版だとのこと。日本でもよくあるが、台湾でも同じようにヒットしたテレビドラマの劇場版が創られたりしているようである。そして刑事のコンビが活躍するというのも、もはや王道パターンといっていいかもしれない。ただし、チェンはどうやら初登場の雰囲気である。それ以前どうだったのかはわからない。

 冒頭から連続する自爆テロ。高速道路が落下したり、高速鉄道が爆破されてこれも落下したりと派手なシーンが続く。CG全盛のこの時代、そうしたシーンの迫力には驚かないが、この映画ではなぜかその出来栄えがイマイチで、合成感あふれる映像となっている。派手な活躍のウーとチェンも、台湾版「アブナイ刑事」といった感じで、まぁ好きにやってよといったところ。

 映画化されるくらいヒットしているということは、そのくらい面白いのであろうが、残念ながらこの劇場版でそれを感じるのは難しい。テレビドラマがそこそこヒットしているからといって、劇場版が必ずしも面白いというわけではないのは日本でもそうであるから別に不思議ではない。考えてみれば、最初は選りすぐりの映画が日本公開となるわけで、当然それなりの高い質の映画ばかりとなるが、数が増えればハズレも入ってくるというもの。この映画もそんな一作なのだと言えるかもしれない。

 これからは、台湾映画だからと無条件で観るのではなく、改めて厳選しようと思わされた一作である・・・


評価:★☆☆☆☆




posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国/香港/台湾映画
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