2007年09月18日

【ローレライ】My Cinema File 119

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2005年 日本
監督: 樋口真嗣
出演: 
役所広司:艦長 絹見真一少佐
妻夫木聡:折笠征人上等工作兵
柳葉敏郎:木崎茂房大尉
香椎由宇:パウラ・A(アツコ)・エブナー
石黒賢:軍属技師 高須成美
KREVA:機関員 小松春平
國村隼:時岡纏軍医大尉
佐藤隆太:清永喜久雄上等工作兵

<シネマトゥデイ>
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福井晴敏の「終戦のローレライ」を『踊る大捜査線』シリーズなどのヒットメーカー・亀山千広が映画化したエンターテイメント超大作。ローレライ艦長に役所広司、物語の鍵を握る少女に新進女優の香椎由宇、彼女と運命をともにする折笠に妻夫木聡。主役級の俳優が勢ぞろいしたアンサンブル演技は必見。
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広島に落ちた原子爆弾が大戦の終局を告げようとしていた1945年。海軍軍令部の浅倉大佐は、さらなる原爆投下を阻止すべく、最後の作戦を実行に移す。切り札はドイツ軍から接収した戦利潜水艦・伊507。浅倉は長く現場を離れていた絹見少佐を伊507の艦長に抜擢し、原爆を積んだ戦闘機が離陸するテニアン島への奇襲攻撃を命じる。それは無謀な任務に思われたが、伊507には“ローレライ”と呼ばれる特殊な敵艦探知システムが搭載されていた。そんな矢先、今度は長崎に原爆が投下。そして第3の標的となったのは首都・東京だった・・・

原作は福井晴敏の「終戦のローレライ」。
原作は読んでいないが、「亡国のイージス」を読んでそのスリリングな展開の面白さに魅了され、ちょっと見てみたくなった。
期待して見てみたわけだが、残念ながら映画は期待はずれであった。

終戦間際の帝国海軍。
ナチスドイツからもたらされた潜水艦。
そこに装備された画期的なローレライシステム。
「潜水艦の目」になるシステムだが、これがちょっとSFチックで現実味がないシロモノ。
次から次へと迫り来る米国艦隊を次々に撃破したりする。
たった1隻だがその無敵振りに「ちょっとなぁ〜」と思ってしまう。
それに帝国海軍の軍人が「希望する者は艦を降りていい」と言われて降りるかぁ?

原作との違いはどうなのかは知らないが、空想SF小説的で途中で興醒めしてしまった。
このまま行ったら米国艦隊を1隻で全滅させかねない勢いだった。
日本を代表する出演者の白熱の演技がそれをカバーする面白さをかもし出していて、唯一の救いとなった感がある。このあたりの感じ方は個人差があるかもしれない。

小説なり映画なりでは想像するのは自由であるが、歴史を題材にするのであればある程度のリアリティがないと見る人によっては拒絶反応が起こるかもしれない。
私自身はそうした拒絶反応を起こす一人である。
面白い部分も多かっただけにもっとリアリティのある内容に変えたら、と思うとひたすら残念な映画である・・・


評価:★☆☆☆☆







posted by HH at 23:50 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(3) | 戦争/戦場ドラマ
この記事へのコメント
私も、拒否反応でました(*_*)
題材は面白そうだっただけに残念です。
Posted by 奈緒子 at 2007年09月26日 16:29
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