2008年03月07日

【エリザベス:ゴールデン・エイジ】My Cinema File 179

Elizabeth.jpg


原題:  ELIZABETH: THE GOLDEN AGE
2007年 イギリス
監督: シェカール・カプール
出演: 
ケイト・ブランシェット:エリザベス1世
ジェフリー・ラッシュ:フランシス・ウォルシンガム
クライヴ・オーウェン:ウォルター・ローリー
アビー・コーニッシュ:エリザベス・スロックモートン(ベス)
サマンサ・モートン:メアリー・スチュワート
リス・エヴァンス:ロバート・レストン

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
『エリザベス』のシェカール・カプール監督が、再びケイト・ブランシェットを主演に迎え、エリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てた歴史大作。当時ヨーロッパの最強国だったスペインとの宗教対立を軸に、君主として生きる女性の苦悩を画面に焼き付ける。前作同様宰相役のジェフリー・ラッシュほか、『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンら実力派俳優が集結。豪華絢爛な衣装に身を包み、心身ともにイギリス女王に成り切ったブランシェットの神々しさに圧倒される。
********************************************************************************************************

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた・・・

久しぶりに公開映画を見に行った。
「エリザベス」というタイトルを見てなんとなく見覚えがあるような気がしたが、なんと9年ぶりの続編とわかった。

王位も安泰となったかのエリザベス。
しかし、プロテスタントの女王に対し国内の半数はカトリック。
自らの地位を狙うスコットランド女王のメアリーの存在。
国外では当時の覇権国家スペインが圧力をかけてくる。
そして結婚への圧力。

まだ7つの海を征する前のイギリス。
エリザベスにはさまざまな圧力がかかる。
女王として何でも意のままになるかと思いきや、心密かに惹かれる荒くれ男とはどうあがいても絶対に添い遂げられない立場。
豪華絢爛な衣装とは裏腹に「普通の女」として生きられない苦悩・・・
そんな心の葛藤がしっかりと描かれる。

立場上表に出せない嫉妬心。
望まぬ処刑を命じなければならない苦悩。
迫り来るスペインの無敵艦隊に対する恐怖・不安。
トップは孤独と言われるが、エリザベスはまさに一人でこれらの諸々の感情と対峙しなければならない。
重厚なドラマである。

そして圧倒的に不利な状況下、無敵艦隊を前にしてエリザベスは「決断」を下す・・・
いつのまにかイギリス兵とともに奮い立つ自分がいた。
偉大なるヴァージン・クィーンを見事に演じたケイト・ブランシェットに拍手。
歴史が好きな人にはいいかもしれない映画である・・・


評価:★★★☆☆








posted by HH at 23:04 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 歴史ドラマ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(2007、英)
Excerpt:       ★★★☆☆  16世紀末ヨーロッパでイングランドを率い黄金時代を築いた Queen Elizabeth Iの歴史絵巻。 9年前の「Elizabeth」(1998年)に続き Cate Bla..
Weblog: 富久亭日乗
Tracked: 2008-03-08 08:04