2008年03月28日

母たちの村

moolaade.jpg

原題:  MOOLAADE
2004年 フランス=セネガル
出演: ファトゥマタ・クリバリ

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西アフリカの小さな村で、割礼を嫌がった4人の少女たちがコレのもとへ逃げ込んで来る。
第一、第三ママや子どもたちと暮らすコレは、自分が割礼で苦労し、二人の子どもを死産した経験から、娘には割礼をさせていなかった。
少女たちはそのことを知って、「モーラーデ(保護)」を求めて来たのだった。
コレはそれを受けるが、伝統に逆らうコレの行為に村の男たちは大混乱になる。
そしてモーラーデを止めさせようと、コレに様々な圧力をかけてくる・・・
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この映画はアフリカの割礼をテーマとしている。
何よりも風習の違いが興味深い。

主人公はコレ。
村に住むさる人物の第二夫人である。
「第二」ということは「第一」がいて、さらには「第三」までいる。
つまり一夫多妻制なのだ。

原題のモーラーデとは「保護」と訳されていたが、コレが割礼を嫌がって逃げてきた子供たちをかくまってこれを宣言、家の前に紐を結ぶと外から入って来られない。
またぐ事は簡単なのだが、どうやら宗教上の理由でそれをしてはいけないらしい。
宣言した本人が取り消さないといけないようである。
なのであの手この手でまわりは破棄させようとする。

その主要手段は旦那の懐柔。
絶対権力を持つ旦那にそれをさせようとする。
一夫多妻で亭主関白社会。
なんともうらやましい・・・

コレが伝統的な割礼廃止を言い出したのはラジオで毒された考え方に触れたからだと村中でラジオ処分運動が起こったりする。
ストーリーはさて置きこうした風習、考え方などがさりげなく散りばめられている。

ストーリーをみても、ひたすら伝統を守ろうとする長老派に対し一人敢然と立ち向かうコレ。
割礼を受けていないと結婚もできない。
受けていないコレの娘はそれを気に病む。
強い信念で娘を諭し、権威に立ち向かうコレ。

伝統を変えるのは大変だ。
ましてや多数派に単独で反対するのも。
次第に味方が増えていく。
何かを感じさせる映画だ。

いろいろな意味で見ておいて損はないと思う。


評価:★★☆☆☆
posted by Master Hiro at 23:36 | 東京 雨 | Comment(0) | TrackBack(0) | (は)行の映画
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