2008年04月29日

プラダを着た悪魔

THE DEVIL WEARS PRADA.jpg

原題: THE DEVIL WEARS PRADA
2006年 アメリカ
出演: メリル・ストリープ/アン・ハサウェイ/エミリー・ブラント/スタンリー・トゥッチ/エイドリアン・グレニアー

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大学を卒業したばかりのアンディの夢は、ジャーナリストだ。
しかしそんな彼女が、ひょんなことから就いたのは、NYの一流ファッション誌の編集長アシスタント。
多くの女性が憧れる職業かもしれない。
でも当のアンディには興味ゼロの世界。果てはジャーナリストになるため!と職場に向かったのは良いけれど、彼女が手にしたアシスタント職は、生易しいモノではなかった。
超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、まさに「プラダを着た悪魔」だったのだ・・・
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仕事はできるが鬼のような厳しい女性上司と駆け出しの新人女性の奮闘記であるが、この設定はかつての映画「ワーキング・ガール」を髣髴とさせる。
ここでは鬼上司ミランダをメリル・ストリープが演じる。

アンディ(アン・ハサウェイ)は多くの女性が憧れる仕事(超人気ファッション雑誌のカリスマ編集長ミランダの秘書)にありつく。
しかし、腰掛のつもりなので仕事に対するスタンスもどこかみんなとずれている。
そんなわけなので人間性を無視したかのごときミランダの指示の数々に辟易する。

しかしこのミランダ、単なる意地悪ばあさんではない。
ふとした事で披露する記憶、知識や仕事の進め方にはきらりと光るものがある。
人間性はともかくとして仕事に関しては一流であると感じさせる。

アンディはそんな毎日に思わず同僚のナイジェル(スタンリー・トゥッチ)に愚痴る。
このナイジェルがまた良い味を出している。
彼女の愚痴には冷たく「辞めたら」と言い放つも、「多くの女性が働きたいと願う職場にいながら愚痴ばかり言っている」とアンディに教育的指導を施す。

自分のやるべき事に気付き、変わっていくアンディ。
相変わらずの鬼上司ながらその変化をしっかりと見ているミランダ。
仕事に熱中すればするほど危機に陥る私生活。
仕事のために下さねばならない厳しい決断。

観ているこちらもいつの間にかプロのビジネスの世界に引き込まれている。
ミランダとアンディの仕事振りはそれぞれビジネス人にとっては参考になる部分が多い。
若手時代はかくあるべし、上司になったらかくあるべし(もちろん、何から何までというわけではない)と。

「ワーキング・ガール」では憎まれ上司をやっつけたが、この映画ではそうなりそうでならなかった。
ミランダにも弱い部分があり、人間味も溢れている。
そしてそれぞれが自分らしく生きていく気持ちの良いハッピーエンド。
会社の研修で取り上げてもよさそうな映画である。


評価:★★★☆☆
posted by HH at 23:58 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | ドラマ
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