2017年09月16日

【LOGAN ローガン】

LOGAN ローガン.jpg

原題: Logan
2017年 アメリカ
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: 
ヒュー・ジャックマン:ローガン/ウルヴァリン
パトリック・スチュワート:チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX
ボイド・ホルブルック:ドナルド・ピアース
スティーブン・マーチャント:キャリバン
ダフネ・キーン:ローラ
リチャード・E・グラント:ドクター・ライス
エリック・ラ・サール:ウィル・マンソン
エリゼ・ニール:キャスリン・マンソン
エリザベス・ロドリゲス:ガブリエラ
クインシー・フォース:ネイト・マンソン

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
『X-MEN』シリーズのウルヴァリンが、傷つきながらもミュータント存亡の危機を救おうと突き進む姿を描くアクション大作。超金属の爪と超人的な治癒能力を持つ不老不死のヒーロー、ウルヴァリンが老いて傷跡残る体で、ミュータントの未来の鍵を握る少女を守るべく戦う姿を活写する。主演をシリーズ同様ヒュー・ジャックマンが務め、監督を『ウルヴァリン:SAMURAI』などのジェームズ・マンゴールドが担当。能力を失ったウルヴァリンの衝撃の姿と壮絶なバトルに注目。
********************************************************************************************************

『X-MEN』シリーズのスピンオフとして、『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』『ウルヴァリン:SAMURAI』に続く第3弾。19世紀にカナダで生まれたローガン(ウルヴァリン)であるが、時代を経て時に2029年となっている。そんな彼の現在の仕事はリムジンの運転手。

冒頭、車内で仮眠をしているローガンは、物音で目が覚める。それは車の部品を盗もうとしていた男たちの立てていた物音。ローガンはやめるように言うものの、数を頼みに動じない車両強盗。いきなりローガンを銃撃する。これに対しローガンは、鉄の爪であっという間に3人を殺害する。ところが、不死身のはずのローガンの様子がおかしい。負傷した傷は昔のようには治らず、咳も酷い。

そんなローガンが暮らしているのは、メキシコ国境近くの廃工場。そこではなんと年老いたプロフェッサーXことチャールズの介護をミュータント仲間のキャリバンと共にしている。チャールズもいまや認知症を患い、薬の投与が不可欠な状態となっている。そしていったん発作が起きると、その能力が暴走し周囲にいる人間を麻痺させてしまう事態になってしまう。ローガンも目を離せないわけである。

ある日、ローガンは見知らぬ女性から助けを求められるが、ローガンはこれを無視する。そしてその後、ピアースという男がローガンを訪ねてくると、その女性を見つけたら連絡するようにと告げていく。何やらきな臭い臭いが漂う。その女性は諦めず、今度は迎車の依頼を装ってローガンを呼び出すと、ローラという名の少女を連れていて、カナダ国境まで送るように依頼する。5万ドルの報酬を提示され、チャールズの薬代もあって、ローガンはこれを引き受ける・・・

時にミュータントの数が減少している世界。もうミュータントの子供が生まれなくなって久しい。そんな時、ローガンの前に連れてこられた少女ローラは、手から鉄の爪を出し、そしてどうやらトカゲのしっぽ並みの自然治癒能力をも有している。実に興味深い展開である。そしてこれまで無敵を誇っていたローガンが、体に打たれたアダマンチウムの副作用で弱々しくなっている。それでも正体不明の敵は遠慮なく襲ってくる。

年老いて見る影もないチャールズ。かつての力が衰えてしまったローガン。物語には終焉の雰囲気も漂う。そしてローガンと同じ能力を持つ少女ローラ。おそらくそれまでまともな教育を受けたことのないローラは、人を殺すことに微塵の躊躇も見せないが、ホテルで観ていた名作西部劇『シェーン』で何かを学んでいく。シェーンは、母子を守るために敵を倒したが、だからといって正当化される殺人はないと語る。

これまで常に相手を倒してきていたローガンだが、これでスピンオフ三部作も終焉ということなのだろう。そしてチャールズやそのほかのメンバーも2029年の世界から退場していくとなれば、時間軸的にはこのシリーズも終わりなのかもしれない。ちょっと寂しい終わり方なのであるが、このシリーズはやっぱり面白い。スピンオフはともかく、本体の方は存続してほしいと思うところである。

スピンオフの最終作として、満足したい一作である・・・


評価:★★☆☆☆




posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | スーパーヒーロー

2017年06月23日

ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジ.jpg

原題: Doctor Strange
2016年 アメリカ
監督: スコット・デリクソン
出演: 
ベネディクト・カンバーバッチ:スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
キウェテル・イジョフォー: モルド
エンシェント・ワン:ティルダ・スウィントン
レイチェル・マクアダムス:クリスティーン・パーマー
マッツ・ミケルセン:カエシリウス
ベネディクト・ウォン: ウォン

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチを主演に迎えたヒーローアクション。事故で両手が思うように動かせなくなった天才外科医の姿を描き出す。『スポットライト 世紀のスクープ』などのレイチェル・マクアダムス、『偽りなき者』などのマッツ・ミケルセン、『フィクサー』などのティルダ・スウィントンらが共演。たとえ敵であろうとも他者を傷つけることのできない外科医の行く末に注目。
********************************************************************************************************

また新たなマーベルのスーパーヒーローモノである。主人公のスティーブン・ストレンジ医師は、天才的腕前の外科医。その日も手術を終えた時、同僚のクリスティーン・パーマー医師から頭に弾丸が入った患者の相談を受ける。担当医は脳死判定しようとしているが、瞬時に難しい摘出手術をこなしてしまう。唯一の欠点は、高慢で唯我独尊な性格。

そんなある日、晩餐会に向かう途中で事故を起こす。運転中に送られてきた患者の画像データに気を取られてのものであった。大事故で一命はとりとめたものの、外科医の生命線とも言える両手の神経機能をほぼ失ってしまう。同僚医師の無能をなじり、クリスティーンすら遠ざけてしまうストレンジだったが、リハビリ担当医から半身不随となりながら奇跡的な回復を遂げた患者の話を聞き興味を持つ。現代医学では不可能な治癒の原因が、カトマンズのカマー・タージにあると聞くと、ストレンジは現地へと旅立つ。

あちこちたずね歩き、強盗にクリスティーンからもらった時計を奪われそうになったところをモルドという男に助けられる。そして連れて行かれたところで、エンシェント・ワンと名乗る女性の導師と対面する。両手の治療のつもりが、不思議な力を見せられ、ストレンジは、その場で弟子入りする。

一方、そんな主人公の動きとは別のところで悪が動き出すのはもはや定番とも言えるパターン。かつて同じ場所で修行していた弟子カエシリウスは、エンシェント・ワン秘蔵の図書館に侵入すると、そこの守護を殺し、一冊の本を手に取り、あるページを破いて持ち去る。そこに書かれているのは暗黒次元から暗黒神ドラマムゥを召喚する方法。真に問題とすべきは、永遠の存在になろうとする人間を阻む「時間」であり、「時間」を超越する暗黒次元こそ、人間を真の幸福に導く目指すべき目標だとの考えからの行動であった。

こうして、善と悪との対決というスーパーヒーローもののストーリーが出来上がって行く。主人公のストレンジは、有能な医者。「ドクター」という名称にこだわりを持っていて、「ミスター」と呼ばれたり、のちにエンシェント・ワンから「マスター」の称号を与えられても、「ドクター」ということにこだわる。人を救うという使命感と、それゆえに外科医としての腕を磨き、難手術をこなして人を助ける。だからこそ、事故で思うように動かなくなった指を動かそうとする。そうした主人公の性格も、ヒーローモノの大きな要素である。

そして、そのヒーローが駆使するのが「魔術」。ハリー・ポッターがお子様向けの夢のあるそれに対して、こちらのそれはもろに戦闘用のもの。エンシェント・ワンとカエシリウスとの戦いなど「高段者」の戦闘は、街全体が上に下にとひっくり返る迫力。魔法のマントも出てきて、時間を戻す魔法もあったりと魔法にできないことはない。これはこれで面白い。

ラストのエンドロールでは、マイティ・ソーとの会話が出てきたり、また007シリーズのような続編予告文言も出てきて、これだけで終わらない宣言は今後に楽しみを残す。マーベルブランドだし、アベンジャーズにも登場して他のスーパーヒーローとの絡みも出てくるのかもしれない。地球はますます安泰だ。

今後のドクター・ストレンジの活躍に大いに期待したくなった一作である・・・


評価:★★★☆☆




posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーヒーロー

2017年05月20日

デッドプール

デッドプール.jpg

原題: Deadpool
2016年 アメリカ
監督: ティム・ミラー
出演: 
ライアン・レイノルズ:ウェイド・ウィルソン / デッドプール
モリーナ・バッカリン:ヴァネッサ
エド・スクライン:フランシス・フリーマン / エイジャックス
T・J・ミラー:ウィーゼル
ジーナ・カラーノ:エンジェル・ダスト
レスリー・アガムズ:ブラインド・アル
ブリアナ・ヒルデブランド:ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド
ステファン・カピチッチ:コロッサス

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
『[リミット]』などのライアン・レイノルズを主演に迎え、マーベルコミックスの破天荒ヒーローを実写映画化したアクション。人体改造により人並み外れた治癒能力と不死身の体を手にした主人公が、ジョークを口にしつつ暴れまくる姿を描く。共演は『トランスポーター イグニション』などのエド・スクライン。現実世界とフィクションの境を越えて、観る者を自分の世界に引き込む風雲児の活躍に胸が高鳴る。
********************************************************************************************************

 マーベルコミックスのヒーローモノであるが、何とこれは『X−MEN』シリーズのスピンアウトだという。なんでも『ウルヴァリン:X−MEN ZERO』に登場したらしいが、まったく記憶にない。このシリーズはいろいろなミュータントが登場するから、よほどのファンでない限り覚えているのは難しいだろう。

 とは言え、正確に言えばこのヒーローはミュータントと言えるのかどうかは微妙。もともとは、ニューヨークに暮らす元軍人のウェイド・ウィルソン。行きつけの酒場で娼婦のヴァネッサと出会い、二人の運命は交差する。一緒に住み、二人で楽しい日々を過ごし、やがて結婚の約束をする。ところがある日、ウェイドは突然意識を失い病院に運ばれる。検査の結果、末期がんと診断される。

 絶望的な気分のウェイドの前に現れたのは、怪しげな男。がんを治療することができるという。ヴァネッサとの生活を考えたウェイドはこの誘いに乗り、怪しげな施設へ連れていかれる。そこに現れたのは、フランシスという名のミュータントの男。細胞を変異させ、ミュータントへと変身する薬品を投与することにより、がんを治療し新たな能力を覚醒させるのだという。

 ミュータントの細胞を覚醒させるための実験により、ウェイドはミュータントとなるが、がんは治癒したもののその容姿は醜く変異してしまう。ウェイドに現れた能力は、一言で言えばウルヴァリン並みの不死身の肉体。撃たれても死なず、手を切り落としても復元してしまう。しかし、醜い姿にされたことを恨み、そしてまたそれを治療できると言う言葉を信じ、ウェイドはフランシスを追う・・・

 こうして、ウェイドとフランシスの対立を軸に物語は進む。『X−MEN』シリーズとは言うものの、プロフェッサーもウルヴァリンも主要メンバーは誰も登場しない。唯一、恵まれし子らの学園とそこに住むX−MENのコロッサスとネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが現れるのみ。何とも寂しい限りである。

 デッドプールの持ち味はと言うと、その不死身の能力ととにかくよくしゃべることだろう。このキャラクターを演じるのは、ライアン・レイノルズ。キャスティングの妙と言えるのだろうが、適役という感じがする。ライアン・レイノルズと言えば、DCコミックの『グリーン・ランタン』でも主人公を演じていたし、どこか「ヒーロー的」なのかもしれないと思ってみる。

 対する敵役は、エド・スクライン。『トランスポーター イグニション』の新主人公だ。本作品では悪役だが、この人はむしろ悪役の方が合っている気がする。一見、ポール・ベタニーを彷彿としてしまうが、何となくネチネチしたイメージを持つのは私だけだろうか。
今後、『X−MEN』シリーズとどう絡んでくるのかはわからないが、絡んでくるなら面白いという気もする。

 いずれにせよ、面白かったし、これはこれで『ウルヴァリン』シリーズのようにシリーズ化されてもいいのではないかと思う。つくづく、マーベルの映画路線は奥が深いと感じさせる一作である・・・


評価:★★☆☆☆






posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーヒーロー

2017年03月04日

X−MEN:アポカリプス

X−MEN:アポカリプス.jpg

原題: X-Men: Apocalypse
2016年 アメリカ
監督: ブライアン・シンガー
出演: 
ジェームズ・マカヴォイ:チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX
マイケル・ファスベンダー:エリック・レーンシャー / マグニートー
ジェニファー・ローレンス:レイヴン・ダークホルム / ミスティーク
オスカー・アイザック:エン・サバ・ヌール / アポカリプス
ニコラス・ホルト:ハンク・マッコイ / ビースト
ローズ・バーン:モイラ・マクタガート
エヴァン・ピーターズ:ピーター・マキシモフ / クイックシルバー
ソフィー・ターナー:ジーン・グレイ
タイ・シェリダン:スコット・サマーズ / サイクロップス
ルーカス・ティル:アレックス・サマーズ / ハボック
コディ・スミット=マクフィー:カート・ワグナー / ナイトクローラー
アレクサンドラ・シップ:オロロ・マンロー / ストーム

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
ヒットシリーズ『X-MEN』の第6弾にして完結編。数千年の眠りから目覚めて人類に新しい秩序をもたらそうとするミュータントのアポカリプスに、プロフェッサーXらX-MENが立ち向かっていく。監督は、シリーズ第1作、第2作、第5作も手掛けたブライアン・シンガー。『フィルス』などのジェームズ・マカヴォイを筆頭に、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザックと実力派スターが結集する。VFXを駆使した壮絶なバトル描写の数々に加えて、X-MEN結成をめぐるエピソードにも注目。
********************************************************************************************************

 息の長いシリーズになっているが、個人的にも気に入っているので、欠かさず観ているシリーズ最新作。今回は古代エジプトに遡る。ミュータントであるエン・サバ・ヌールは人々を支配している。彼は自分が老いると、他のミュータントの体に自分の魂を移して生きながらえている。しかしまさに魂をうつす儀式を行おうとしたところ、反乱に遭いピラミッドに生き埋めになってしまう。そして月日が流れる。

 時に1983年、前作(『X-MEN: フューチャー&パスト』)から10年後の世界。カイロに潜入しているCIAエージェントのモイラ・マクタガートは、あるグループが崇拝していた遺跡から「エン・サバ・ヌール(アポカリプス)」が目覚めるところを目撃する。カイロの下町を歩き回ったアポカリプスは、窃盗で生き延びてきた少女オロロ・マンローの能力を増幅させ、配下におく。

 アポカリプスは、「黙示録の四騎士」を従えるという言い伝えがあったが、その通りに自身の配下に見合うだけの実力を持つ残り3人のミュータントを探し始める。一方、冷戦下の東独では、「ミスティーク」ことレイヴンが、地下で行われるファイト・クラブでチャンピオンに君臨する翼が生えたミュータントの「エンジェル」を見つける。そして次の対戦者として連れてこられたのは、瞬間移動の能力を持つカート・ワグナーであり、レイヴンはこれを助け出す。

 アポカリプスは、東独で剣を操るサイロック、ファイト・クラブから逃げ出したエンジェルを配下につける。一方、前作のキューバ危機の際に戦った「ハボック」ことアレックス・サマーズの弟スコットが、ハボックと同様に赤い破壊エネルギーを目から放つ能力に目覚める。プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアの「恵まれし子らの学園」に連れてこられたスコットは、そこで強力なテレパスであるジーン・グレイと知り合う。

 こうして悪の主人公であるアポカリプスが、その強大な力を元に再び世界を支配しようとするのに対し、チャールズが中心となったミュータントが世界の危機に際し、共闘していくのが、今回のストーリー。チャールズに対するもう一人の重要人物マグニートーは、その能力を隠し妻と娘と暮らしているが、ふとしたことから能力がバレ妻子を失うことになるなど、後のシリーズにつながる過去が明らかにされていく。

 『スターウォーズ』シリーズのように、最初の三部作のあと過去に戻って新たな三部作が展開されているが、この作品は都合第6作目であり過去に戻ったシリーズの3作目となる。それはまさに『スターウォーズ』シリーズと同じであり、それを十分意識しているのであろう、劇中でも『ジェダイの帰還』を鑑賞するシーンが出てくるが、ご愛敬だろう。

 マグニートーは善と悪とがころころ変わり、ミスティークもこの三部作では完全に善玉であり、そうした部分も面白いところである。中心キャラクターと言ってもいいウルヴァリンもとりあえず登場するが、ワンシーンだけなのはちょっと残念な気もする。後のシリーズ(最初の三部作)につながるキャラクターが登場するのも本作の魅力とも言える。若々しいチャールズがどうしてのちに禿げ頭になるのかが明らかにされるのは、個人的にウケたところである。

 とりあえず区切りが良いということで、この三部作はこれで終わりなのだろう。そう思って余韻に浸っていたら、エンドクレジットの最後にまたもやto be continued的なシーンが出てきた。ウェポンXとは何なのであろうか。「ESSEX」というロゴは今度のキーワードなのだろうか。いずれにせよ「次」があるということ。それを楽しみに待ちたいシリーズである・・・


評価:★★★☆☆




posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーヒーロー

2017年02月03日

ミュータント・タートルズ

ミュータント・タートルズ.jpg


原題: Teenage Mutant Ninja Turtles
2014年 アメリカ
製作: マイケル・ベイ
監督: ジョナサン・リーベスマン
出演: 
ピート・プロゼック/声:ジョニー・ノックスビル:レオナルド
アラン・リッチソン:ラファエロ
ノエル・フィッシャー:ミケランジェロ
ジェレミー・ハワード:ドナテロ
ダニー・ウッドバーン/声:トニー・シャルーブ:スプリンター
ミーガン・フォックス:エイプリル・オニール
ウィル・アーネット:ヴァーン・フェンウィック
ウーピー・ゴールドバーグ:バーナデット・トンプソン
ウィリアム・フィクナー:エリック・サックス
トオル・マサムネ:シュレッダー

<シネマトゥデイ>
********************************************************************************************************
忍者の扮装をしたカメのヒーローたちの活躍を描き、アメコミやアニメ、映画化で人気を博した作品を、マイケル・ベイ製作で実写映画化したアクション。ニューヨークの地下道に暮らし、悪から街を守るべく戦うタートルズたちの勇姿を活写する。メガホンを取るのは、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『タイタンの逆襲』などのジョナサン・リーベスマン。『トランスフォーマー』シリーズなどのミーガン・フォックスや、『俺たちフィギュアスケーター』などのウィル・アーネットなどが出演する。ベイらしい迫力満点のアクションシーンが期待できる。
********************************************************************************************************

先日、うっかり『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』を観てしまったが、本来であればこちらが先。と言ってもそれぞれ独立して楽しめるので、順序が前後したからといっておかしなことはない。

チャンネル6のレポーターであるエイプリル・オニールは、野心に満ち溢れているが、任される仕事は重要性の低いものばかり。フラストレーションを抱えながらチャンスをもらっているが、ある晩ニューヨーク市の港で犯罪シンジケート「フット団」の構成員達が盗みの最中、何者かにそれを阻止される場面を目撃する。その鮮やかな手口に興奮し、さっそく上司に訴えるも確たる証拠が無いため信じてもらえない。一方、「フット軍団」のボス・シュレッダーは、部下たちに自分たちの仕事を妨害した謎の者たちの正体を探ることを命じる。

次のチャンスを狙うエイプリルの前に、また事件が起こる。地下鉄から逃げ惑う人々に遭遇するとし、エイプリルは逃げる人々に逆らって現場に向かう。そしてフット軍団に捕らわれるも、突如現れた謎の4人組がフット軍団を叩きのめし、SWATの到着と入れ替わりに去っていく。エイプリルは、必死に跡を追い、そして彼らの姿を撮影する。そこに現れたのは、人語を喋る亀。そして彼らの住かにいた師匠は、人語を喋る鼠だった・・・

 シリーズのイントロとしては、まぁこんなものなのかもしれない。『スパイダーマン』シリーズもそうであったように、このシリーズも過去のシリーズとは切り離して新たにスタートということのようである。亀たちの正体は、エイプリルが子供の頃飼っていた亀で、エイプリルの亡き父が何やら実験に使ったようなのである。それがどういう経緯で大きくなったのかは、明らかにされないが、まぁいいのだろう。「忍者」とあるように、日本の忍者をかなり意識したヒーローである。

亀ということで、重い(?)甲羅を背負っているのだが、それを時にうまく利用して軽快に動く。フット軍団を叩きのめすアクションもスカッとさせてくれる。フット軍団のドン、シュレッダーは何やら重装備でなんと亀たちよりも強い。このあたり「なんでだろ〜」と疑問が頭から離れずに困ってしまう。それでも最後は正義が当然のごとく勝つ。続編の方を先に見てしまったが、それはそれで良しとしたい。

この手のものは、何と言っても安心して気楽に観られる良さがある。次があるのかないのかわからないが、あるなら迷わず観たいと思う一作である・・・


評価:★★☆☆☆




posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | スーパーヒーロー