2018年03月30日

【バイオハザード:ザ・ファイナル】My Cinema File 1896

バイオハザード:ザ・ファイナル.jpg

原題: Resident Evil: The Final Chapter
2016年 アメリカ
監督: ポール・W・S・アンダーソン
出演: 
ミラ・ジョボビッチ:アリス
アリ・ラーター:クレア・レッドフィールド
ショーン・ロバーツ: アルバート・ウェスカー
ルビー・ローズ:アビゲイル
オーエン・マッケン:ドク
ローラ:コバルト
イ・ジュンギ: チュウ司令官
ウィリアム・レビ:クリスチャン
イアン・グレン:アイザックス
エバー・アンダーソン:レッドクイーン

<シネマトゥデイ>
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ミラ・ジョヴォヴィッチがヒロイン・アリスにふんし、激しいサバイバルを繰り広げる超大作アクションシリーズの第6作にして最終章。人類最後の生存者となったアリスと、宿敵アンブレラ社が仕掛けるアンデッドとの最後のバトルを活写する。メガホンを取るのは、シリーズ全作に携ってきたポール・W・S・アンダーソン。 アリ・ラーターや、日本でモデルやタレントとして活躍中のローラが共演。ミラの見応えたっぷりのアクションはもちろん、壮大なバトルに期待。
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 早いものでこのシリーズも第6弾で、かつタイトルにある通りこれが最後ということになる。前作では海底の研究施設であったが、今回は再び地上に戻って物語が始まる。その前にアンブレラ社が、アレクサンダー・アイザックス博士とジェームズ・マーカス博士が50%ずつの出資で共同設立したバイオベンチャーであり、マーカスの娘アリシアは「プロジェリア」(早老症)という遺伝病にかかっていて、実は「Tーウイルス」はその特効薬として開発されたものだと説明される。

 しかし、その「Tーウイルス」によって人間はアンデッドと化してしまうのだが、事件を隠蔽して利益を優先させようとするアイザックスと、発売中止を訴えるマーカスが対立。アイザックスは、部下であるウェスカーを使い、マーカスを絞殺し、マーカスの一人娘、アリシアの後見人になる。さらにアイザックスは、アンブレラ社を管理する人工知能に、マーカスが生前保存していたアリシアの脳内データをアップロードする。こうして「レッドクイーン」の説明もされ、あらゆる謎に説明が加えられつつシリーズはエンディングへと向かう。

 荒廃したホワイトハウスが生々しいワシントン。アリスは、巨大な怪鳥を撃退する。そしてある建物の中に入って行くと、なんとそこにレッドクイーンのホログラムイメージが現れる。そしてそのレッドクイーンが言うには、「世界人口は既に4472人となっており、48時間後に人類は滅亡してしまう。それを防ぐにはラクーンシティの「ハイブ」内にあるTーウィルスの散布用ワクチンを時間内に撒くことが必要だ」と。

 これまで過去において、アリスはレッドクイーンと対立してきたはずであるが、ここでは一転。そしてアリスは、ラクーンシティへと向かう。しかし、道中アイザックスとの死闘があり、さらにラクーンシティ内に到達すると、ドクという男が仕切るグループに捕らえられる。そこで4作目以来、分かれ分かれになっていたクレアと再開する。そこに押し寄せるアイザックスの武装グループとおびき寄せられた無数のアンデッドの大群。

 アリスの戦いは次から次へと続くが、とにかく展開が早くて目まぐるしい。忙しいの何という感じである。映画全体の時間もそんなに長くないのであるから、もう少しじっくりと描いても良かったのではないかと思う。そしていよいよ物語の原点である研究所ハイブへと戻ってくるアリス。迎え撃つのはウェスカーであり、そして何より意外な黒幕が登場する。そしてさらには驚きの人物も登場する。一応、第1作からのストーリーにはそれなりの説明がつけられる。これまでのシリーズの戦いも程よく織り込まれていて、きれいにストーリーがまとめられる。

 ラストはこれまたあっさりし過ぎた展開であり、ツッコミどころは満載であるが、それは問わぬが花というものだろう。かくして物語は終わるのであるが、続けようと思えば続けられそうなラストだけに、もうこれできっちり終わりにしてほしいと思わず願ってしまう。日本人的にはローラが出演していて、ちょっとびっくり。美人ではあるが、ハリウッド映画とは結びつかなかったから意外であったが、今後も続くのかどうかは興味深いところである。

 まぁ取りあえず終わってホッとしたシリーズ最終作である・・・


評価:★★☆☆☆





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2018年02月10日

【ジョン・ウィック:チャプター2】My Cinema File 1874

ジョン・ウィック:チャプター2.jpg

原題: John Wick: Chapter 2
2017年 アメリカ
監督: チャド・スタエルスキ
出演: 
キアヌ・リーブス:ジョン・ウィック
リッカルド・スカマルチョ:サンティーノ・ダントニオ
ルビー・ローズ:アレス
ジョン・レグイザモ:オーレリオ
コモン:カシアン
ピーター・ストーメア:アブラム
イアン・マクシェーン:ウィンストン
ローレンス・フィッシュバーン:キング
フランコ・ネロ:ジュリアス

<シネマトゥデイ>
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キアヌ・リーヴスふんする元殺し屋の壮絶な復讐劇を描き、銃撃戦とカンフーをミックスしたアクションが話題を呼んだ『ジョン・ウィック』の続編。殺し屋稼業から身を引いて静かに生活していた主人公が、再びし烈な戦いに巻き込まれる。メガホンを取るのは、前作に続きチャド・スタエルスキ。イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモら前作キャストに加え、『マトリックス』シリーズでもキアヌと共演したローレンス・フィッシュバーン、ラッパーのコモンらが新たに参加する。
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 前作では単なるアクションではなく、ガン・ファイトと格闘技を組み合わせたアクションが斬新だったが、その記憶が新しいまま続編を鑑賞。物語は前作の直後から始まる。夜の市街でのカーチェイス。ジョン・ウィックは、バイクで逃げる相手を追いかけて倒すとその足でロシアン・マフィアのアブラム・タラソフの所有する倉庫へと向かう。目的は前作で奪われた愛車を取り戻すため。前作では犬を殺したヴィゴと甥のイオセフを殺したジョンだが、今度はヴィゴの弟であるアブラムのもとに乗り込む。

 これを阻止しようと襲い来るアブラムの部下を例によって次々と撃ち倒してアブラムの事務所に入ってくる。こうなると蛇に睨まれたカエル状態のアブラム。しかしジョンは、愛車を取り返すと、アブラムを残してアジトを去っていく。しかし、愛車はスクラップ寸前である。取り返したはいいが、それでいいのかと思ってしまう。それにしても冒頭からアクションが冴えている。

 前作から続いた騒動も終わり、自宅へと戻るジョン。飼い犬とくつろぎ、ボコボコになってしまった愛車の修理を依頼する。前作で地下から掘り起こした武器を、再び埋め戻す。妻の思い出とともに平和な日々が戻ってくるかと思いきや、その夜、イタリアンマフィアの大物サンティーノ・ダントニオがジョンを訪ねてくる。ジョンの「復帰」を歓迎し、「誓印」を盾にジョンに仕事を依頼する。しかし、ジョンにその気はなく、サンティーノの申し出の内容も聞かずに一方的に依頼を断わる。サンティーノはこれに対し、ジョンの家を焼き尽くす。

 ジョンは、コンチネンタルホテルの支配人ウィンストンと話し合うが、「誓印」がある以上、サンティーノに従わないとならない。諦めたジョンは、犬をホテルのコンシェルジュに預けると、サンティーノに依頼内容を確認する。それは、一族の跡目を継いだ姉ジアナを殺害してほしいというもの。ジアナは、亡き父の遺言によって跡目を相続し、近いうちにイタリアギャング組織「カモッラ」の主席に就任することになっており、それを良しとしないサンティーノが姉を亡き者にしようと企んだのである。

 こうして、「仕事」に向かうジョンであるが、ジアナには凄腕の護衛カシアンついており、これがかなりの難敵。さらにサンティーノの部下アレスも聾唖者ながらこれも凄腕であり、ジョンとの対決が見せ場となる。それ以外の者たちは、ジョンの敵ではなく、ジョンは次々にちぎっては撃ち、ちぎっては撃ちと、なぎ倒す。その動きは総合格闘技の試合を観ているかのよう。さらに加えて衆人の中で、誰にもわからないようにサイレンサー付きの銃を撃ち合うアイディアは斬新である。

 そしてコンスタンティン・ホテル内ではいかなる者も血を流すことが許されない。ジョンとカシアンもつい今し方まで殺し合いをしていたのに、ホテルのバーでグラスを傾ける。そしてジョンは、ロシア語やイタリア語を操っていたかと思っていたら、アレスと手話で話をする。このあたり、どれだけのスーパーマンなんだろうと思ってしまう。とにかく全編にわたって、格闘アクションがテンコ盛り。ジョンは一体何人殺したんだろうと思ってしまう。

 すっかり大満足のアクション映画であるが、さらなる続編は創られるのだろうか。是非とも期待したいシリーズ第2弾である・・・


評価:★★★☆☆





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2017年11月28日

【トランスフォーマー/最後の騎士王】My Cinema File 1829

トランスフォーマー/最後の騎士王.jpg

原題: Transformers: The Last Knight
2017年 アメリカ
監督: マイケル・ベイ
出演: 
マーク・ウォールバーグ:ケイド・イェーガー
ローラ・ハドック:ヴィヴィアン・ウェンブリー
ジョシュ・デュアメル:ウィリアム・ノックス大佐
ジョン・タトゥーロ:シーモア・シモンズ
スタンリー・トゥッチ:マーリン
イザベラ・モナー:イザベラ
アンソニー・ホプキンス:エドモンド・バートン
サンティアゴ・カブレラ:サントス
ジェロッド・カーマイケル:ジミー
リアム・ギャリガン:アーサー
グレン・モーシャワー:モーシャワー将軍

<シネマトゥデイ>
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世界的ヒットを記録しているSFアクション『トランスフォーマー』シリーズの第5弾。地球に迫る危機に、人類とトランスフォーマーの混成チームが立ち向かう。前作に引き続き、マイケル・ベイ監督がメガホンを取る。マーク・ウォールバーグ、ジョシュ・デュアメルのほか、名優アンソニー・ホプキンスらが出演。これまでのシリーズで提示された謎の数々が明らかになる物語、金属生命体の創造主の登場に注目。
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今回の物語は中世のイギリスから始まる。伝説の英雄アーサー王率いるイングランド軍は、襲い来る敵軍との戦いで劣勢に立たされている。頼みとするのは魔法使いのマーリン。マーリンが訪れた場所には何と不時着した宇宙船と12体のトランスフォーマーが人間から身を隠している。マーリンはトランスフォーマーたちに協力を仰ぎ、魔法の杖を授かる。戦いはドラゴンのトランスフォーマーが参戦したことにより、敵軍がなぎ倒されアーサー王は見事に勝利する。

時は流れ現代。前作以後、世界ではトランスフォーマーを排斥する動きが起きている。TRFという組織が設立され、オートボットの掃討作戦を展開している。そこに不時着した宇宙船を近所の子供たちが探検しにくる。起動するトランスフォーマーに反応して掃討作戦に転じるTRF。子どもたちは逃げ場を失うが、そこへ現れたのはイザベルという少女。

ところが、一緒にいたトランスフォーマーのキャノピーが破壊され、ピンチに陥る。そこへ現れたのが、前作から主人公を務めるケイドとオートボットのバンブルビー。ケイドはTRFの攻撃によって傷ついたトランスフォーマーたちの救出に向かうが、すでに瀕死の状態のトランスフォーマーは、「タリスマン」という金属製のメダルをケイドに渡して息絶える。

このメダルは、マーリンの杖のありかの手掛かりとなるもの。これを狙うディセプティコンはケイドとバンブルビーを追う。ディセプティコンとTRF両方から追われるケイドとバンブルビー。その頃、宇宙ではオプティマス・プライムが荒れ果てた故郷のサイバトロン星に到着する。そこに現れたのが、トランスフォーマーの創造主であるクインテッサ。サイバトロン星の復活のためにはマーリンの杖が必要だと説かれたオプティマス・プライムはその奪還のため地球へと向かう。
そしてサイバトロン本星も地球に向かって接近していく・・・

こうして四面楚歌状態のケイドとオートボットたちは、マーリンの杖を手に入れ、地球の滅亡を阻止しようとする。トランスフォーマーたちの変身や戦闘シーンの迫力は相変わらず。しかしながら、慣れというものは恐ろしいもので、そうした映像の迫力が当たり前になってきてしまうと、満足度も落ちてくる。たぶん、この作品をシリーズの初めに観ていたら驚いていたと思うが、第5弾となるともう満足度は「並み」に落ちてしまう。創った人たちには申し訳ないと思うが、仕方ない。

マーク・ウォールバーグも、この作品では『ローン・サバイバー』のようなハードアクションのヒーローというよりも、『テッド』のダメ男キャラに近い役柄。アクションとダメ男が微妙にブレンドされたキャラクターで、すっかりおなじみの雰囲気。このシリーズではどうしてもトランスフォーマーにスポットライトがあたってしまうが、人間キャラとしては適役だと思う。

まだまだラストでto be continuedを示しており、次の作品も楽しめそうである。段々と期待値のハードルは上がってしまうが、期待し続けたいシリーズである・・・


評価:★★★☆☆





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2017年11月07日

【パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊】My Cinema File 1819

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊.jpg

原題: Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales
2017年 アメリカ
監督: ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
出演: 
ジョニー・デップ:ジャック・スパロウ
ハビエル・バルデム:サラザール
ブレントン・スウェイ:ツヘンリー・ターナー
カヤ・スコデラーリオ:カリーナ・スミス
ケビン・R・マクナリー:ギブス
ジェフリー・ラッシュ:ヘクター・バルボッサ
オーランド・ブルーム:ウィル・ターナー
キーラ・ナイトレイ:エリザベス・スワン
ポール・マッカートニーアンクル・ジャック

<シネマトゥデイ>
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ジョニー・デップが孤高の海賊ジャック・スパロウを演じる、大ヒットシリーズ第5弾となるアクションアドベンチャー。ジャック・スパロウが、全ての海賊の滅亡をもくろむ“海の死神”サラザールとの闘いを繰り広げる。過去のシリーズにも出演してきたオーランド・ブルームやジェフリー・ラッシュのほか、悪役に『ノーカントリー』などのハビエル・バルデムがふんし、カヤ・スコデラーリオやブレントン・スウェイツらが共演。監督を、『コン・ティキ』のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリが務める。壮大なスケールで描かれる冒険とバトルに注目。
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いつもこのシリーズは特徴ある冒頭シーンが観られるのだが、今回は1人の少年が夜中にボートで沖へと漕ぎ出し、足に石を括りつけたかと思うとおもむろに海へと飛び込むシーンであった。沈んで行った先にあったのは沈没船。と思うと浮上し、現れたのはデイヴィ・ジョーンズの呪いでフライング・ダッチマン号に拘束されているウィル・ターナー。そこで少年はウィルとエリザベスの息子だとわかる。父の呪いを解くため、伝説の「ポセイドンの槍」を探すと少年は父に誓う。

その息子ヘンリーは尊敬する海賊ジャック・スパロウの協力を得て「ポセイドンの槍」を探すべく、ジャックを探すことにする。そして9年の歳月が流れる。21歳になったヘンリーは、英国海軍の船モナーク号の乗組員として勤務しているが、海賊を追うモナーク号は、ヘンリーの警告を無視して魔の海域『バミューダトライアングル』に突入する。魔の海域へと侵入したモナーク号の前に突如として幽霊船が出現。キャプテン・サラザール率いる死霊たちが、モナーク号へと乗り込んできて、乗組員は全滅する。唯一ヘンリーだけが「証人」として助けられる。

その後、セントマーティンの港へと戻ったヘンリーは、反逆の罪で拘束されてしまう。その前に現れたのは、酔っ払ったまま銀行の金庫を盗み出そうとしているジャック・スパロウとその配下のメンバー。例によってコミカルなドタバタ劇。そして時を同じくして、本作品のヒロインである天文学者カリーナ・スミスが、魔女の疑いをかけられて死刑を執行されようとしている。カリーナは父から譲られた『ポセイドンの槍』のありかを指し示す手帳を持っている。こうして役者が揃い、冒険物語は進行していく。

このシリーズは、主人公はジャック・スパロウのはずだが、なぜか本筋では別の人物が中心をなしている。シリーズの1〜3は、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンであったし、本作ではそれがヘンリーとカリーナになっている。ジャック・スパロウはどこか飄々としていてヒーロー然としていない。それが個人的には何とも隔靴掻痒の感があって仕方がない。

本作では、ジャックは懐に小瓶に入れたブラック・パール号を忍ばせ、魔法のコンパスを持っているが、これを酒代欲しさに手放してしまったりする。ヒーローらしからぬダメ男振りは相変わらずである。そしてそれが原因でバミューダトライアングルに閉じ込められていたサラザールたちが魔の海域から開放されることになってしまう。部下にも見放されてしまうが、最後までこのペースは崩さず、八面六臂の活躍というより棚ぼた式で何とかなってしまう。不思議な主人公である。

ジョニー・デップのジャック・スパロウは不動。海賊の部下の面々やヘンリーとカリーナ以外のメンバーも不動。今回はなぜかポール・マッカートニーまで出演(でもそれとわからない)というオマケつき。ウィルとエリザベスもちょっとだけだが登場し、物語を盛り上げてくれる。このシリーズまだ続くのだろうか。エンディングでは意味ありげなシーンが出てきて、さらに続きそうな雰囲気もある。

まだまだ続くのなら、とことん付き合いたいと思うシリーズ第5弾である・・・


評価:★★☆☆☆



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2017年06月16日

【トリプルX:再起動】My Cinema File 1750

トリプルX:再起動.jpg

原題: xXx: Return of Xander Cage
2017年 アメリカ
監督: D・J・カルーソー
出演: 
ヴィン・ディーゼル:ザンダー・ケイジ / xXx〈トリプルX〉
ドニー・イェン:ジャン
ディーピカー・パードゥコーン:セレーナ・アンガー
クリス・ウー:ニックス
ルビー・ローズ:アデル・ウォルフ
トニー・ジャー:タロン
ニーナ・ドブレフ:ベッキー・クレアリッジ
ロリー・マッキャン:テニソン・トーチ
トニ・コレット:ジェーン・マルケ
サミュエル・L・ジャクソン:オーガスタス・ギボンズ
アイス・キューブ:ダリアス・ストーン
ネイマール:本人役

<シネマトゥデイ>
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型破りなシークレットエージェントの活躍を豪快に描き、ヒットを飛ばした『トリプルX』の続編。再びヴィン・ディーゼルを主演に迎え、息もつかせぬバトルが展開する。『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのアクション俳優ドニー・イェン、名優サミュエル・L・ジャクソン、FCバルセロナ所属のサッカーブラジル代表のネイマールらが出演。華麗なアクションにホレボレする。
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 ヴィン・ディーゼルの『トリプルX』は観たことがあるが、いつの間にやらもう15年も前の作品だということらしい。時を経て続編が製作されることは珍しくないが、これも12年ぶりの第3弾というわけである。しかも、第2弾はヴィン・ディーゼルからアイス・キューブに主役が変更しており、今回また改めてヴィン・ディーゼルが主役に復帰してのものであり、面白いものだと思う。

 冒頭、NSAエージェントのギボンズは、とあるレストランでサッカー界のスーパースターにしてブラジル代表のネイマールを新たなエージェント「トリプルX」としてスカウトしようとしている。突然侵入してきた強盗をネイマールが一蹴りでノックアウトするが、何ともご愛敬である。そしてそこに突然、上空から人工衛星が落下してきて、レストランは爆破炎上してしまう。

 CIAは早速緊急会議を開き、原因は地球上空周辺に点在する全ての人工衛星を意のままに制御し、地球上の指定した地点に自由自在に落下させることのできるコントローラー「パンドラの箱」が原因と断定する。しかし、その会議の最中、謎の男ジャンとその一味が乱入し、鮮やかに「パンドラの箱」を奪って逃走する。この事態を受けて一方、CIAエージェントのマルケは、トリプルXのチームに対応させることを提案する。

 そのチームリーダーであるザンダーは、ドミニカで気ままに暮らしている。衛星放送の受信装置を奪って村に設置する登場シーンは実に派手である。そんなザンダーに対し、マルケは復職を迫る。ザンダーは、マルケが用意した特殊部隊の協力を拒み、かつての仲間たちを招集する。凄腕のスナイパーのアデル、DJのニック、スタントドライバーのテニソンである。ザンダーはさらに天才ハッカーのエインズレーの協力を得て、「パンドラの箱」を盗んだジャン一味がフィリピンのある島に潜伏していることを突き止める・・・

 こうして悪の企みと、それを阻止しようとする正義の味方トリプルXチームとの闘いの様相となっていく。ここで意外な展開となっていく。冒頭で現れたジャンやセレーナらのチームは、実はギボンズにスカウトされた別チームだったというもの。強敵同士の対決と思いきや、突如襲ってきたロシア軍の襲撃を共同して退ける。そしてジャンが奪った「パンドラの箱」は、実は試作品であるとわかり、物語は振出しに戻る。

 何せ常人離れした二つのチームが組むわけなので、「普通の悪役」がかなうわけがない。次々襲い来る敵を、ちぎっては投げの大活躍。『エクスペンタブルズ』シリーズもそうであったが、正義の味方の一方的なワンマン試合なのである。それは観ていて呆れるほかない。お祭り映画と言ってもいいかもしれない。

 ラストでは、第2弾の主人公のアイス・キューブも登場するオマケつき。こういう「お祭り映画」も、これはこれで悪くないと思う。何も考えずにスカッとしたい時にはもってこいかもしれない。さらに続編が創られるのかどうかはわからないが、気分に合わせて観ていきたいと思う第3弾である・・・


評価:★★☆☆☆




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