2014年06月18日

【夢売るふたり】My Cinema File 1214

夢売るふたり.jpg

2012年 日本
監督: 西川美和
出演: 
松たか子:市澤里子
阿部サダヲ:市澤貫也
田中麗奈:棚橋咲月 - 実家暮らしの30代独身女性
鈴木砂羽:睦島玲子 - いちざわの常連客
安藤玉恵:太田紀代 - 風俗嬢。源氏名はカンナ
江原由夏:皆川ひとみ - ウエイトリフティング選手
木村多江:木下滝子 - ハローワーク勤めのシングルマザー
倉科カナ:佐伯綾芽 - 咲月の妹。夫は医師。
笑福亭鶴瓶:堂島哲治 - 咲月に雇われた探偵

<Yahoo!映画解説>
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『ディア・ドクター』などで高評価を得た西川美和監督がメガホンを取り、松たか子と阿部サダヲが結婚詐欺に手を染める夫婦を演じる異色のラブ・ストーリー。
小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失ったことから始めた結婚詐欺を通して、複雑で深遠な男と女の関係を描き出す。
主演の二人に加えて、結婚詐欺に引っ掛かる女たちを演じる田中麗奈や鈴木砂羽、木村多江のほか、以前西川作品に出演した香川照之や笑福亭鶴瓶などが共演。
うそをテーマに人間の業をえぐり出す西川監督らしいストーリーと、豪華キャストによる演技に期待が持てる。
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阿部サダヲと松たか子が結婚詐欺をする夫婦を演じるドラマである。
小料理屋を営む貫也と里子の夫婦。
二人仲良く店を切り盛りしていて、その様子は実に微笑ましい。
しかし、ある日突然失火して店は燃えてしまう。

失意の夫。
妻はそれを健気に励ます。
良い奥さんだ。
松たか子は献身的な良い奥さんの役がよく合うと個人的に思う。

二人はまた店を出す資金を貯めようと別々に働き始めるが、プライドのある料理人の貫也は、中途半端な仕事が許せなく、勤務先でも衝突してしまって長続きしない。
里子はラーメン屋でバイトする。
そんな良い奥さんがいるにも関わらず、貫也はある晩、酔った勢いでかつての常連客と浮気をしてしまう。

相手の女もちょうど浮気相手から手切れ金を渡されたばかりでやけになっており、貫也にそのお金を渡してしまう。
浮気はすぐに里子にばれるてしまうのだが、里子の反応がまた何とも言えない。
男からすれば、妻の鏡と言っても差し支えないだろう。

やがて夫婦で料理屋に勤めるが、貫也は再び独身OL咲月と深い仲になる。
そしてなんと“里子の指導の下”、貫也は咲月の同情を引き、金を借りる事に成功する。
こうして二人は店の常連客から次々と金を“借り”、二人で出す店の開店資金を貯める事にする。
要は結婚詐欺である。

結婚詐欺と言えば、“いい男が結婚を焦っている女を騙す”というイメージがあるが、この映画は夫婦でそれを行うという斬新さがある。
しかも慣れてくると、“獲物”を狙うのは里子で、しかも兄妹と偽って次々と“獲物”を仕留めていく。

ウエイトリフティングの選手である巨漢女性ひとみを騙すケースでは、里子が貫也に「やめよう」と言い出すシーンが何とも言えない。
てっきり相手に対する同情心が湧いたのかと思ったが、その同情はひとみに対するものではなく、ひとみと寝る夫に対する同情だった。

里子を描くシーンで印象的だったのは、トイレのシーンなどドキッとする大人向けのシーンがしばしば出てきた。
そういうシーンが必要なのかどうか(もちろん観る方は歓迎である)はよくわからないが、里子の心情にはずっと思いを馳せてしまった。

阿部サダヲは『奇跡のリンゴ』の主人公もよく似合っていたが、ちょっと気の弱い男の役がよく似合っている。
松たか子とは対照的であったが、映画のストーリーと雰囲気をよく盛り上げていた。
最初から最後まで、“夫を支えていた”松たか子。
夫婦が主役とはいえ、重要なキャラクターは里子の方だろう。
その言動の一つ一つがストーリーに彩りを添えていた。

あまり期待せずに観た映画であるが、なかなかインパクトの大きな映画であった・・・


評価:★★★☆☆


    
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2014年06月16日

【ファミリー・ツリー】My Cinema File 1212

ファミリー・ツリー.jpg

原題: The Descendants
2011年 アメリカ
監督: アレクサンダー・ペイン
出演: 
ジョージ・クルーニー:マット・キング
シェイリーン・ウッドリー:アレクサンドラ・キング
アマラ・ミラー:スコッティ・キング
ニック・クロース:シド
ボー・ブリッジス:ヒュー・キング

<映画.com>
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「サイドウェイ」「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン監督がジョージ・クルーニーを主演に迎え、ハワイで暮らすある家族に起こる出来事を描いたドラマ。
祖先の土地を受け継ぎ、ハワイで妻と2人の娘とともに暮らすマット・キングだが、ある日、妻のエリザベスがボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。
さらに、エリザベスには不倫の相手がおり、離婚まで考えていたことが発覚。
友人や長女もその事実を知っていたことにがく然としたマットは、自らの人生を見つめ直すことになる。
第84回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
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ジョージ・クルーニー主演のファミリードラマ。
舞台は日本人なら誰でも憧れる常夏の島、ハワイ。
されど主人公の自虐的な独白がそれを打ち消す。

主人公はハワイで弁護士をしているマット・キング。
先祖から受け継いだ広大な土地を有しているが、弁護士の収入で慎ましく(?)暮らしている。
ある日、妻がボート事故で意識不明の重体となり、それがもう23日間続いている。
マットは、仕事一筋であった生活を反省し、土地を売って引退し妻とセミリタイア生活を送ろうと考えている。

土地の売却については、利害のある親族とも相談し、売却の目途が立っている。
しかしながら妻が入院したことで生活は一変。
次女が学校で問題を起こして呼び出され、マットは戸惑いながら対応する。
そしてとうとう医師から妻の回復はありえないと宣告され、本人の事前の意思により生命維持装置を外すように進言される。

寮生活を送っていた長女を迎え入れるマット。
しかしボーイフレンドを家に寝泊まりさせ、その感覚は父親の理解を超えている。
さらにマットは長女から妻の浮気の事実を知らされる。
浮気相手を突き止めたマットは、子供たちと共に相手の男に会いに行く・・・

男の思いと女の思いと子供たちの思い。
本来は一つの方向を向いているべきものが、いつの間にか妻との会話は途絶え、それどころか妻はパーティで知り合った別の男と新しい人生を夢見ていたと知る。
責めるべき相手は、口もきけないままベッドに横たわっている。

自分だったらどうするだろうと考えながら観ていたら、まさにその考えた通りの行動を主人公はしてくれた。
自分の思い通りの展開というのも、気分の良いものである。
浮気相手の男の気持ちもわかるし、自分の身には起こってほしくない出来事だが、全体としては感情移入できるドラマであった。

ジョージ・クルーニーと言えば、 『オーシャンズ』シリーズをはじめとしてサスペンスチックの映画が似合っているイメージがあるが、ちょっと自信のない父親として純粋ドラマにも違和感なく観る事が出来た。
背景のハワイの自然と、ラストの親子の姿が印象的だった映画である・・・


評価:★★☆☆☆


    
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2014年06月13日

【のんちゃんのり弁】My Cinema File 1210

のんちゃんのり弁.jpg

2009年 日本
監督: 緒方明
出演: 
小西真奈美:永井小巻
水野絵梨奈:永井小巻(中学時代)
佐々木りお:永井乃里子(のんちゃん)
岡田義徳:永井範朋
村上淳:川口建夫
山口紗弥加:玉川麗華
花原照子:建夫の祖母
上田耕一:健夫の父
斉藤暁:園長先生
絵沢萌子:「小雪」のママ
岸部一徳:戸谷長次
倍賞美津子:原フミヨ

<Yahoo!映画解説>
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「モーニング」誌上で連載された入江喜和の同作漫画を基に、『独立少年合唱団』『いつか読書する日』の緒方明が監督を務めるハートウォーミングな親子ドラマ。
だらしない夫を捨てた子持ちの主婦が、弁当店オープンに向けて奮闘する姿を描く。
『UDON』の小西真奈美と子役の佐々木りおがヒロインとそのまな娘・のんちゃんを演じて、息の合った母娘コンビを見せる。
岡田義徳や岸部一徳、倍賞美津子 など、下町の人情模様を彩る脇役陣にも注目。
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原作は漫画らしいが、ちょっと心温まるホームドラマである。
主人公は、一児の母小巻、31歳。
自称小説家の年下の夫は働かず、だらしのない生活振り。
夫の親の収入で食べてはいけるものの、やはりそれで良いというわけにはいかない。
一念発起し離婚届を置いて、娘ののんちゃんを連れて実家に戻る。

さっそく仕事探しを始めるが、子持ちの小巻の希望に合うような仕事はなかなか見つからない。
同級生で娘が通う事になった幼稚園の先生をしているレイカや、かつて好きだった地元で写真館を継いでいる建夫らが心配してくれるが、一大決心をして臨んだ水商売も一晩で耐えきれずに辞めてしまう。

グータラ亭主は、離婚を拒否して小巻に付きまとう。
希望の光が見えない中、小巻が娘に毎日持たせるオリジナルののり弁は、周囲の人たちに好評を得ていく。
やがて知り合った料理屋の主人戸谷。
その味に惚れ込んだ小巻は、やがて自分がやりたいと思う仕事=「弁当屋」のアイディアを思い付く・・・

この映画はホームドラマである一方で、タイトルにある通りお弁当が隠れた主役である。
のり弁と言うと、ご飯の上にのりを敷き、おかずを何品か付けたお弁当屋でも最も安いメニューの一つというイメージがある。
しかし、小巻の作るのり弁は、そんなイメージのものではない。

冒頭でそのいくつかが紹介されるが、実に手が込んでいる。
おかずとご飯が5層を成し、表面ののりは一枚を敷くのではなく、千切る事によって蓋につく事を防ぎ、食べやすくなっている。
観ているだけで、食べたくなる事受け合いである。

物語は、紆余曲折を経て小巻が弁当屋を開業するまでを追っていく。
夫、同級生、料理屋の主人など関わる人たちとの交流を通じ、観る者も何かを感じ取れるドラマとなっている。

主演の小西真奈美は、個人的にはちょっとキツイイメージがして、ちょっと主人公の役柄とはマッチしない気がしたが、孤軍奮闘するシングルマザー(離婚前だったが・・・)としては、それでも良かったのかもしれない。
誠に日本らしさを感じたホームドラマである・・・


評価:★★☆☆☆


    
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2014年06月11日

【東京家族】My Cinema File 1208

東京家族.jpg

2012年 日本
監督: 山田洋次
出演: 
橋爪功:平山周吉
吉行和子:平山とみこ
西村雅彦:平山幸一
夏川結衣:平山文子
中嶋朋子:金井滋子
林家正蔵 :金井庫造
妻夫木聡:平山昌次
蒼井優:間宮紀子
小林稔侍 :沼田三平

<Yahoo!映画解説>
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『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』『おとうと』などで知られる、山田洋次の監督81作目となるファミリー・ドラマ。
瀬戸内の小島から上京し、自分の子どもたちと久々の対面を果たした老夫婦の姿を通して、現代日本における家族の在り方や絆などを見つめていく。
『奇跡』の橋爪功、『人生、いろどり』の吉行和子、「古畑任三郎」シリーズの西村雅彦、『悪人』の妻夫木聡などの実力派が集結し、いつの間にか生じた隙間を埋めようとする家族を熱演する。
随所にちりばめられた、山田監督による巨匠・小津安二郎の『東京物語』へのオマージュも見逃せない。
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小津安二郎監督の作品に『東京物語』があるが、この映画はそれを現代に置き換えてリメイクした作品。
小津安二郎監督作品と言えば、さり気ない日常生活をベースにしみじみとした味わい深い作品が多いが、この映画はその味わいを実によく再現している。
小津安二郎版はまだ観ていないが、雰囲気はかなりイメージできる作品である。

物語は瀬戸内海の島から老夫婦が状況してくるところから始まる。
どうやら子供たちはみな故郷を離れ、東京で暮らしている様子である。
迎えるのは東京の郊外で開業医をしている長男の幸一。
長女の滋子もやってきて、兄嫁とともに夕食の支度に精を出す。
次男の昌次は上京する両親を迎えに行くも、東京駅と品川駅を間違えてしまい、すれ違いとなる。

このあたりで平山周吉、とみ子の老夫婦と東京に住む3人の子供たちの人物像が浮かび上がってくる。
長男は開業医、長女は美容院を経営、次男は舞台美術の製作に携わるものの、その実態はプー太郎に近い。
父周吉からすれば、文句を言いたくなる存在である。

物語は周吉夫婦の東京滞在の様子を追っていく。
滞在も初めのうちは問題ないが、長引けば子供たちの生活にも影響が出てくる。
みな悪気はないのだが、急患が出れば予定は変更になるし、時には家にいられると都合の悪い時もある。
良かれと思ってお金を出し合ってホテルの宿泊をプレゼントするが、田舎出の老親には都会のホテルも必ずしも居心地良いものではない。

いつでも泊まりに来いと言ってくれていた同郷の友人を思い出して訪ねていくも、息子の嫁に気兼ねして泊まっていけと言えない友人。
「お前は羨ましい」と言われるも、周吉にしてみれば、長男が地元ではなく東京で開業した事が寂しかった様子。
幸福そうに見えても、その家々で事情はあるものだと思わせられる。

三兄弟の中で一番出来の悪いと思われていた昌次には、心優しい恋人紀子がいる。
母はそんな昌次の姿に安堵する。
後半に入っての周吉夫婦と昌次と紀子との交流には、心も温かくなる。
大きな盛り上がりもなく進む物語だが、実に日本的で、これぞ日本映画の真骨頂という気がする。

家族それぞれの立場に身を置いて考えてみると、実にいろいろなものが見えてくる。
ハリウッドの大作も良いが、こういう映画が作られる日本の映画界も捨てたものではない。
ゆっくりと、そしてじっくりと味わいたい一作である・・・


評価:★★★☆☆


    
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2014年06月06日

【ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日】My Cinema File 1204

ライフ・オブ・パイ.jpg

原題: Life of Pi
2012年 アメリカ
監督: アン・リー
出演: 
スラージ・シャルマ:パイ・パテル
イルファーン・カーン:パイ・パテル(成人)
アーユッシュ・タンドン:パイ・パテル(11〜12歳)
ゴータム・ベルール:パイ・パテル(5歳)
アディル・フセイン:サントッシュ・パテル(パイの父)
タッブー:ジータ・パテル(パイの母)
ジェラール・ドパルデュー:貨物船コック

<Movie Walker解説>
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家族が経営する動物園の動物たちを乗せた貨物船が嵐に見舞われ、一命を取り留めるも、救命ボートでトラと共存するはめになった16歳の少年の過酷な運命を描くサバイバル・アドベンチャー。
優れた長編小説に与えられる文学賞である、ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルの同名作を、名匠アン・リーが初の3D作品として映画化した話題作。
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主人公はインド人のピシン。
親が動物園を経営し、そのお陰で動物たちには慣れ親しんでいる。
その中でもお気に入りは、「リチャード・パーカー」と名付けられたベンガルトラだった。
ピシンと言う名は、インテリの父親がフランス語からとったのだが、インドでは「便所」を連想させるため、友人たちからはからかいの的となってしまう。

しかしピシンは賢く、一計を案じ、自らパイというニックネームを考える。
パイと言えば円周率のπ。
延々と続く円周率を驚異的に暗記してみせる事で、ニックネームを定着させる。
なかなかの知恵者である。
タイトルの由来は、そんな主人公のニックネームから。

そして物語はパイ自身が、ライターに身の上を語るという形で進んでいく。ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教を信じ、人並みに恋も経験する。
そして16歳のある日、一家はカナダへと移住する事になる。
恋心を抱いていた少女と別れ、家族は動物たちと共に日本の貨物船でカナダへと向かう。
船の中ではジェラール・ドパルデューがコック役でちょっとだけ出演している。
何だか面白い。

しかし、途中嵐に遭い船は沈没。
混乱の中でボートに乗せられたパイ。
気がつくと大海原でパイは一人波間に漂う。
そしてボートにはシマウマ、オランウータン、ハイエナ、そして何とリチャード・パーカーが乗っている。

そこから漂流の日々。
狭いボートの上は弱肉強食の世界。
やがてハイエナとリチャード・パーカーとパイだけが生き残る。
力関係でいけば、人間は虎に勝てない。
しかし人間には虎に勝る知恵がある。
狭い世界で人間と虎の奇妙な共生が続いていく。

一見、荒唐無稽な展開が続く。
何となく既視感があるなと感じていたが、やがてその正体に思い至る。
その正体は、映画『フォレスト・ガンプ』だ。
フォレスト・ガンプも荒唐無稽な人生を体験していった。
まさにパイの人生は、フォレスト・ガンプのようである。

そうして数奇な漂流生活を辿るパイ。
サブタイトルによれば、その間277日。
現実的にはどうかなどと考えてはいけない。
ここはそういうものとして理解し、先に進む。
実際、どうやってボートの上での虎と人間の共存生活の様子を撮影したのだろうと思っていたら、どうやらCGらしい。
今さらながら、現代の映像技術には驚かされる。

インド人を主人公にした欧米映画というと、『スラムドッグ$ミリオネア』や、『その名にちなんで』などを近年観たが、いずれも主人公の数奇な運命と言う共通点がある事に気づく。
インドってそういうイメージがあるのかもしれない。

本家には及ばなかったが、それなりに楽しめたインド人版『フォレスト・ガンプ』であった・・・


評価:★★☆☆☆


posted by HH at 00:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ