2007年05月06日

県庁の星


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主)織田裕二/柴咲コウ

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K県庁のエリート公務員・野村は、200億円をかけたプロジェクトを踏み台にキャリアの躍進を狙っている。
プロジェクトに必要な「県と民間の交流」をクリアするため、半年間の研修に借り出された野村は、三流スーパー「満天堂」に派遣されることに。
パート従業員の二宮が野村の教育係になるが、役所のスキルを押し通そうとする野村は、スーパーの現場に馴染めない。
その頃県庁では、野村抜きでプロジェクトが動きはじめてしまう…
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織田裕二が県庁のエリートとして登場する。
彼の行動はまさにお役所の、というより組織の中のそれである。
良いも悪いもない。
そういうものなのだ。

一転、それが地元の弱小スーパーへ移り県庁の理論がスーパーそれとぶつかり合う。
見ている方は県庁の理論がいかにずれているかを感じるが、果たしてそれを笑えるであろうか。
ふとそんな事を思う。

フィクションであるが、何やらビジネス書を読んでいるような感覚に陥る。
スーパーを立て直して行く様は見ていて心地よい。
その過程で彼が学んだことはそのままビジネスで使える。
「素直になる事、素直に学ぶ事、誰かと一緒に物事を協力してやる事」

彼は大きく進化する。
役所も変えそうなほど。
だが、役所は変わらない。
それもそうだろう。
その方が現実感がある。

サラリーマンの人には良いかも知れない。
2時間ちょっとでビジネス書を一冊読むようなものだ。
そうでない人が見ても単純に楽しめる。

日本映画も捨てたものじゃない。


評価:★★★☆☆
posted by HH at 09:45 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ

2007年04月22日

埋もれ木

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主)夏蓮/浅野忠信

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山に近い小さな町で暮らす高校生・まち(夏蓮)の最近のお気に入りの遊びは、友だちとリレー形式で物語をつくること。
空想に満ちた物語の世界では、らくだが町の人気者になったりする。
ボーイフレンドの知行(登坂紘光)とデートをしたり、母(田中裕子)とレストランで食事をしたり、子どもたちを探しに夜の山に入ったり、小さな出来事を積み重ねながら、それでも夏の日々は穏やかに過ぎて行く。
ところが、大雨が降った後、町のゲートボール場の崖が崩れ、地中から“埋もれ木”と呼ばれる樹木が姿を現す。
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ファンタジーという触れ込みであったが、そう言われればそうかもしれないという程度か。

人によって見た映画の評価はそれぞれであろう。
この映画が良いと言う人もいるだろう。

でも眠かった・・・
ただ、淡々と物語が展開して行く。

静かに、子守唄のように・・・
ただ、淡々と・・・

静かに心穏やかになる映画をお望みの方にはお薦めです。


評価:☆☆☆☆☆

posted by HH at 22:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ

2007年04月20日

ブラッド・ダイアモンド

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主)レオナルド・ディカプリオ
  ジェニファー・コネリー
  ジャイモン・フンスー

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 アフリカ・シエラレオネ共和国。
反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で強制労働を強いられていたソロモンは、作業中に大粒のピンクダイヤを発見。
再び家族と暮らすために危険を承知でそれを隠すが、直後に政府軍によって捕らえられてしまう。
一方、刑務所で巨大なピンクダイヤの話を耳にしたダイヤ密売人のアーチャーは、その在り処を聞き出すために、同じ刑務所に収監されていたソロモンを釈放させよう画策し…。
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本作品は100カラットのピンクダイヤを探すアクションストーリーであり「紛争ダイヤモンド」という問題のPRでもある。

冒頭で反政府組織が平和な村を襲う。
突然の殺戮。

選挙で投票させないために腕を切り落とし、働ける男はダイヤの採掘所へ連行し、少年はさらって兵士に仕立て上げる・・・
あまりにも残酷だ。

平和に暮らしていたソロモンはあっという間に家族離散に追い込まれる。

目的は武器を買うのダイヤの採掘。
「需要があるから供給が求められる」という事実は考えさせられる。

そういう紛争ダイヤをテーマとして密輸業者ディカプリオがピンクダイヤを追い求める。

ディカプリオといえばいまだに「タイタニック」のアイドルイメージがあるが、なかなかどうして骨太の拝金主義の男を演じている。
「ディパーテッド」といいもはやアイドルイメージは感じられない。

ジェニファー・コネリーが理想に燃えるジャーナリストとして出てくる。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の美少女ももはや立派な女優。
ガッツのあるジャーナリストでいい感じ。

大きなテーマを孕んだ映画であるが、見応え十分の143分である。
個人的には「ディパーテッド」よりこっちの方がオスカーには相応しいと思う。


評価:★★★★☆
posted by HH at 00:39 | 東京 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ

2007年04月07日

イン・ハー・シューズ

inhershoes.jpg

原題: In Her Shoes
2005年 アメリカ
監督: カーティス・ハンソン
出演: 
キャメロン・ディアス:マギー・フェラー
トニ・コレット:ローズ・フェラー
シャーリー・マクレーン:エラ・ハーシュ
マーク・フォイアスタイン:サイモン・スタイン
ブルック・スミス:エイミー
アンソン・マウント:トッド

<映画.com>
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キャメロン・ディアス演じるモテモテだけど無職のマギーは、優秀な弁護士だけど恋はうまくいかない姉ローズと大喧嘩して家を追い出され、祖母と共に暮らしながら本当の自分に気づく。姉ローズ役は「アバウト・ア・ボーイ」のトニ・コレット。祖母役は「愛と追憶の日々」の大ベテラン女優シャーリー・マクレーン。エミネム主演「8 Mile」「L.A.コンフィデンシャル」の監督カーティス・ハンソンが同名ベストセラー小説を映画化。
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弁護士のローズは、義理の母親に家を追い出された妹、マギーを仕方なく自宅に居候させるが、当のマギーは、仕事も決まらず勝手し放題。挙げ句、ローズの恋人とベッドインした所を目撃され、家を追い出されてしまう。行き場を失ったマギーは、亡くなったと聞かされていた祖母エマを頼りに、フロリダへ向かう。
孫娘の突然の訪問に喜ぶのもつかの間、マギーの奔放さに辟易したエマは、彼女を老人たちの施設で働かせることに。そこでマギーは、新たな自分を発見していく・・・。

しっかり者の姉といいかげんな妹二人のドラマである。
姉はきれいに着飾りフェロモンをプンプン発する、いわゆる「女」を演じられず、仕事にそのエネルギーを向ける。
妹は「女」の魅力をフル活用して男たちを手玉にとる。
そんな相反する二人がぶつかりあう。

だが、根底には互いに自分にはないものを相手の中に見て反発しあっているのだ。そんな葛藤が見て取れる。
いい加減だった妹が老人たちとのコミュニケーションを通して、自分に必要なものに気付いていく・・・
妹の奔放さも「読書障害」というコンプレックスが原因。
それを次第に克服していくにつれて人との関係も変わっていく。

タイトルは、「彼女の立場に立って」という意味だそうであるが、それを知っているとよりタイトルを深く味わえる。
二人の姉妹とそれを取り巻く人々の交流が静かに物語られてちょっと心に残る映画である。


評価:★★★☆☆



posted by HH at 23:33 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ

2007年04月06日

淫欲

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原題: Trois 3: The Escort
2004年 アメリカ
監督: シルバン・ホワイト
出演: 
ブライアン・ホワイト: トレント
リーガン・ゴメス=プレストン: レーナ
イザイア・ワシントン: ベニー

<allcinema解説>
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 ブッキングしたミュージシャンがライブ会場に現れず、イベントを大失敗させてしまった駆け出しのプロモーター、トレント。莫大な借金を背負い途方に暮れるトレントに、クラブを経営する美女キリアが接近する。トレントの魅力に目をつけたキリアは多額の報酬と引き替えに、クラブに出入りする女性の夜の相手をトレントにさせていく。堕ちていく自分に苦しみながら、愛欲と金に溺れていくトレントだったが、そんな彼の周辺で殺人事件が起きてしまう…。欲望渦巻く都会の夜を背景に、黒人青年の運命を描くエロティック・サスペンス。日本では未公開の“TROIS”シリーズ第3弾。
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地方検事の父を持つ青年トレントは、親にだまって大学を辞め、夢であった音楽プロモーターへの道を歩み出す。だが初仕事でアーティストのブッキングに失敗、彼はギャングの投資家ベニーに多額の借金を作ってしまった。ありったけの金を渡して1週間の猶予をもらったものの、満額返済できなければ今度こそ命はない。
トレントは偶然から知り合ったクラブオーナーの美女、キリアのもとを訪ねる。
彼女は実は、金持ち相手にセクシーな男女を仲介する売春の元締めという裏の顔を持っていた。
売れっ子となったトレントは順調に金を稼いでゆくが、その矢先ベニーが何者かに殺されるという事件が起こる…。

ギャングに借金という絶体絶命に陥った主人公の前に現れた美女。
実は売春クラブの元締め。
借金を肩代わりしてもらい、その代わりクラブで働き始める。

ちょっとだけエロチックなシーンが出てくる。
それでこのタイトルなのだろうか・・・
内容とは何の関係もない・・・

最初は元締めに可愛がられていたものの、やがて別に惚れた女が出てきて蜜月関係に終わりを告げる。
ハッピーエンドと思ったら、新たな元締めの出現・・・
というお話。

映画としては見るべきものはなし。
タイトルに惹かれて(?)期待して見た方にもストーリーに興味を持った方(私は後者です!)にも期待はずれの一作。


評価:☆☆☆☆☆




posted by HH at 16:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ