
原題: Beetlejuice Beetlejuice
2024年 アメリカ
監督: ティム・バートン
出演:
マイケル・キートン:ビートルジュース
ウィノナ・ライダー:リディア・ディーツ
キャサリン・オハラ:デリア・ディーツ
ジャスティン・セロー:ローリー
モニカ・ベルッチ:ドロレス
ジェナ・オルテガ:アストリッド・ディーツ
ウィレム・デフォー:ウルフ
アーサー・コンティ:ジェレミー
<MOVIE WALKER PRESS解説>
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1998年に公開された『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディ。死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営むビートルジュースが人間界を巻き込んだ騒動を起こす。前作に引き続き、『』の ティム・バートンが監督を、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが主演を務める。そのほか、キャサリン・オハラ、ウィノナ・ライダー、ジェナ・オルテガらが脇を固める。
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最近は随分時間が経ってから続編が作られるのも珍しくなくなっている。それはそれでいいと思うが、あまり時間が経ち過ぎると内容を忘れてしまうというデメリットもある。この映画も内容はほとんど忘れてしまっている。そんな中で鑑賞に至る。
リディアは自身の霊能力を生かし、テレビ番組の司会者として活躍している。一人娘のアストリッドがいるものの、親子関係がうまくいかずに悩んでいる。アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思っているのである。そんな中、リディアは父が事故で亡くなったことを母デリアから聞かされる。葬儀のために彼女は恋人のローリーとアストリッドと共に、実家に戻る。ローリーから結婚を強引に迫られたリディアは、断り切れずに承諾してしまう。
その頃、数世紀前から死後の世界の倉庫に封じられていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活する。死後の世界にやってきた若者の道案内をしていた用務員が、倉庫の掃除をしている時、誤って掃除機が漏電してしまう。その電流によって、棚にあった箱が落ちてしまうが、なんとそこからバラバラのまま眠っていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活を遂げてしまう。バラバラだった体を自らつなぎ合わせるという不気味さ。そして、ビートルジュースに対して復讐を企てる。
一方、アストリッドは母親が有名な霊能力者であることをからかわれており、孤独なスクールライフを送っている。自分よりも幽霊に向き合う母に対して苛立ちを募らせており、それが理由で母娘関係はギクシャクしている。そんなアストリッドは、苛立ちから外へ飛び出すが、道から転げ落ちてしまう。そこへ偶然やってきたジェレミーという青年と出会う。イケメンでもあり、2人はすぐに意気投合し、ハロウィーンに会う約束をする・・・
主役は映画のタイトルにもなっているゆえにビートルジュースなのだろう。 ビートルジュースはその名を三度呼ぶと現れることになっている。ここでもその名を三度呼ばれて再びリディアの前に姿を現す。ビートルジュースは前作よりリディアへの思いを募らせており、再会を喜ぶ。なぜか顔が小さく体のデカい幽霊「ボブ」らと共に霊界コールセンターを設立し、部下らをシャカリキに働かせている。ボブらは誰も彼も同じように見えてこれもまた不気味である。この映画は全般的にコメディタッチで展開される。
ティム・バートン監督と言えば、幽霊系の不気味な映画やハチャメチャ系の映画が得意なようであるが、いずれにしてもコメディタッチで描かれる事が多く、この映画もそれらがミックスされている。ビートルジュースも幽霊なのか悪魔なのか正体ははっきりしないが、いろいろと力はあるが脳みそがないという感じの男である。さらに死後の世界の刑事ウルフ(演じるのがウィレム・デフォーだったりする)が登場するが、これも大げさな身振りで存在感を誇示する。何も考えずに観られる映画である。
イケメンのジェレミーと出会って浮かれていたアストリッドだが、実はジェレミーには秘密がある。娘のためにやむなくビートルジュースを呼び出すリディア。交換条件として自分との結婚を突きつけるビートルジュース。ラストに至るドタバタ展開。何も考えずに楽しく観られるのもティム・バートン監督作品の特徴と言える。呼び出してもめんどくさいだけのようなビートルジュース。それもまた良しと思える映画である・・・
評価:★★☆☆☆





