2016年03月12日

ワイルドカード

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原題: Wild Card
2014年 アメリカ
監督: サイモン・ウェスト
出演: 
ジェイソン・ステイサム:ニック・ワイルド
マイケル・アンガラノ:サイラス・キニック
ドミニク・ガルシア=ロリド:ホリー
マイロ・ヴィンティミリア:ダニー・デマルコ
ホープ・デイヴィス:カサンドラ
マックス・カセラ:オズグッド
スタンリー・トゥッチ:ベイビー
ソフィア・ベルガラ:ドリス
ジェイソン・アレクサンダー:ピンキー

<シネマトゥデイ>
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『トランスポーター』シリーズなどで人気のジェイソン・ステイサム主演のクライムアクション。『明日に向って撃て!』『大統領の陰謀』で2度のアカデミー賞を受賞した脚本家ウィリアム・ゴールドマンが自身の原作の脚本を手掛け、元軍人のすご腕用心棒とラスベガスを牛耳るマフィアとの死闘を描く。監督は、『メカニック』『エクスペンダブルズ2』でジェイソンとタッグを組んだサイモン・ウェスト、アクション監督を『レッドクリフ』シリーズなどのコリー・ユンが務める。
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ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画。
アクション一本やりのジェイソン・ステイサムであるが、どの映画もまずハズレはなく、安心して観られるという良さがこの人の映画にはある。

主人公は、ニック・ワイルド。
ラスベガスを拠点に、よく言えばボディ・ガード、悪く言えば用心棒をしている。
ある時、サイラスという若者が訪ねてきて、ラスベガス案内を頼まれる。
素人にはアブナイところを避けようという狙いだったようである。

一方、そんなニックにホリーから連絡が入る。
正体不明の男たちに暴行されて瀕死の状態で病院前に捨てられ、ひどい有様。
ニックは、ホリーから相手を訴えるので、泊まっているホテルから正体を明らかにしてほしいと頼まれる。
気乗りしないまま、調べて分かった相手はマフィアの御曹司デマルコ。

ホリーとともに、デマルコの泊まるスィートへ押しかけ、用心棒2人を叩きのめし、デマルコに恥をかかせた上、5万ドルを頂いて去るニックとホリー。
2人は5万ドルを山分けし、デマルコの報復を避ける為、街を出ることにする。
しかし、ニックは本来のギャンブル癖が出て、2万5,000ドルを元手にブラック・ジャックを始める。
そしてなんと大勝ちして50万ドルを手にする。

腕っぷしは強いが、ギャンブル依存症でいまだに1人社会の隅で暮らすニック。
そんなニックと彼を取り巻く人々との交流。
ニックは、マフィアから清掃婦まで幅広い人から信頼を得ている。
多分、筋を通して生きているのだろう。
頼まれた仕事を期待以上にやり遂げても、報酬は最初に決めた以上に取らないスタンスからもそれはわかる。

もちろん、ジェイソン・ステイサムが出ていて、殴り合いがないのは考えられない。
随所でゴツゴツとした格闘アクションを披露してくれながら物語は進む。
最後も見事な腕前で相手を気持ちいいくらいに叩きのめす。
アクションに+αが加わり、観終わった後の余韻も心地よい。
安心して観られる役者さんというのも、いいものである。

また、次も期待したいと思う・・・


評価:★★☆☆☆




posted by HH at 20:58 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ジェイソン・ステイサム

2015年09月14日

ハミングバード

ハミングバード.jpg

原題: Hummingbird
2013年 イギリス
監督: スティーヴン・ナイト
出演: 
ジェイソン・ステイサム:ジョゼフ・スミス/ジョーイ・ジョーンズ
アガタ・ブゼク:シスター・クリスティナ
ヴィッキー・マクルア:ドーン
ベネディクト・ウォン:ミスター・チョイ

<Yahoo!映画解説>
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戦場で犯した罪を背負い身を潜めて生きてきた元特殊部隊の男が、ある出来事を機に復讐の鬼と化していくクライムアクション。
イギリス社会の暗部に迫る緊迫感あふれるストーリーを構築したのは、『イースタン・プロミス』などの脚本家で本作が初監督作となるスティーヴン・ナイト。
『トランスポーター』シリーズなどで絶大な人気を誇るジェイソン・ステイサムがスタントなしで肉弾アクションを繰り広げるほか、過去にとらわれた主人公の苦悩を体現する。
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またまたジェイソン・ステイサム主演のアクション映画。
しかし、この作品はちょっと一味違う。

イギリスはロンドンのホームレスの集まる場所に、二人のチンピラがやってくる。
「タックスマン」と名乗る彼らは、段ボールの家を蹴り上げ、住人達からタックス=(金やらドラッグやら)を巻き上げる。
そしてある”家”にやってくる。

住人は二人の男女。
男は女を庇って逃がすも、タックスマンに袋叩きにされ、何とか逃げのびる。
この男こそ、ジェイソン・ステイサム演じるジョーイなのであるが、その弱々しさはどうもいつものジェイソン・ステイサムではない。
そしてある一軒の高級アパートに逃げ込む。

幸いなことに、主は半年間もNYに行っていて留守とわかる。
堂々と住みつくジョーイ。
そんなジョーイは、いつも配給に来るシスター・クリスティナのことを気にかける。
部屋の主の服と金とを借りたジョーイは、シスターに金を渡しつつ、自らは真面目に働き始める。

ジョーイは、実は元軍人で、アフガニスタン駐留時代に自らの復讐のために住人を殺害し、軍法会議にかけられるところを逃げている。
妻と娘に思いを寄せつつ、段ボールで共に暮らしていた少女イザベラを探す。
いつのまにかチャイナ・マフィアの下で働き、元々の”腕前”を活かして重宝される。
どうやらいつもの"実力"はシラフの時に発揮されるらしい。
お堅いはずのシスターも、徐々にジョーイに心を開いていく・・・

何だかいつものパワフルにスカッとするアクションとはちょっと違い、全編に切なさが漂う。
妻子を思い、日陰を生きるジョーイ。
過去を隠し、ひたすら神に仕えるシスター。
どういう経緯かはわからないが、ジョーイと段ボールで暮らし、やがて悲しい運命を迎える少女イザベラ。

そんなジョーイの様子を捕らえるのは、軍の無人偵察機”ハミングバード”。
アフガンでの悪夢にうなされるジョーイの目の前を飛ぶ”ハミングバード(ハチドリ)”は、幻想である。
ラストのジョーイを捕らえた”ハミングバード”からの通信の先を、観る方は自然に想像してしまう。

悪役を殴り倒してスカッとするいつもの映画を期待していると、ちょっと戸惑うかもしれない。
シラフでの圧倒的強さはいつもの通りだが、今回はその背中に哀愁が強く漂う。
こういうテイストのジェイソン・ステイサムもいいかもしれない。

しみじみとした余韻がいつもと違うジェイソン・ステイサム映画である・・・


評価:★★☆☆☆







posted by HH at 20:56 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ジェイソン・ステイサム

2015年08月22日

バトルフロント

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原題: Homefront
2013年 アメリカ
監督: ゲイリー・フレダー
製作・脚本: シルヴェスター・スタローン
出演: 
ジェイソン・ステイサム:フィル・ブローカー
ジェームズ・フランコ:モーガン・“ゲイター”・ボーダイン
ウィノナ・ライダー:シェリル・マリー・モット
ケイト・ボスワース:キャシー・ボーダイン・クルム
ラシェル・ルフェーブル:スーザン・ハッチ
イザベラ・ヴィドヴィッチ:マティ・ブローカー

<映画.com>
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シルベスター・スタローンが製作・脚本を務め、スタローンとは『エクスペンダブルズ』でもタッグを組んだジェイソン・ステイサムが主演を務めたクライムアクション。
ひとり娘のマディのため、危険な潜入捜査官の仕事を辞し、亡き妻の田舎で娘と穏やかに暮らすことを決めたフィル。
しかし、町を裏で牛耳る麻薬密売人のゲイターが、ある思惑のためにフィル親子を陥れようと画策する。
平和な生活を望んだフィルだったが、娘の身に危険が及んだことで怒りに火が付き、娘を守るためにたったひとりで悪に立ち向かう。
ジェームズ・フランコが悪役ゲイターを熱演。その他の共演にウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース。監督は「ニューオーリンズ・トライアル」のゲイリー・フレダー。
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ジェイソン・ステイサム主演となると、もうそれだけで「アクション映画」ということがわかる。
そして、まずハズレがない。
そういう意味で、スカッとしたアクション映画を観たい時には、「ジェイソン・ステイサム主演」と謳ってあるのを選べば間違いがないということがわかる。
安心して観られるアクション映画の代名詞とも言える。

今回のジェイソン・ステイサムは、元警官。
冒頭、ヒッピー風の長い髪をしたジェイソン・ステイサム=フィル・ブローカーは、麻薬の潜入捜査をしている。
そして突入する警官隊と麻薬組織の激しい銃撃戦。
この場で、組織のボスを逮捕するものの、その息子が射殺されたことからボスの恨みを買う。

2年後、妻を亡くしたフィルは、一人娘のマディとともに、とある田舎の町で暮らしている。
元警官の身分を隠し、平穏な日々。
ある日、マディが学校でいじめに遭い、いじめた相手の男の子を何と叩きのめしてしまう。
どうやらパパが護身術を仕込んでいたらしい。
叩きのめされた相手の男の子の両親は、怒り狂って学校に怒鳴り込んでくる。

そしてあろうことか、父親(といっても母親に焚きつけられたのであるが)がフィルに絡んでくる。
手を出した瞬間、フィルは鮮やかにこれを投げ飛ばす。
やっぱりこのあたりは痛快。
そして事情を見ている周囲もフィルを咎めない。
とてもフェアだと感じる。

しかし、これで収まる母親ではなく、旦那が頼りないとなると、今度は兄のゲイターに頼みにいく。
このゲイターが曲者で、町で密かに麻薬を作っており、「危ないヤツ」と町でも評判。
適当に痛めつけようと手下を送るも、ガソリンスタンドでフィルに返り討ちにあう。
このシーンも痛快。
思わずスカッとジャパンしてしまう。

これでフィルに興味を持ったゲイターは、フィルの家に忍び込み、かつて潜入捜査官であったこと、そして最後の事件でよく知っている組織のボスの息子が射殺されていることを知る。
刑務所にいるボスにそれを知らせると、配下のギャングが町に送られてくる・・・

こうしてラストのバトルへと展開していくわけであるが、最初から最後まで「ジェイソン・ステイサム」ブランドの名に恥じない内容。
ゴツゴツした格闘から、銃撃戦まで満足度は十分。
ジェイソン・ステイサムは、アクションオンリーの俳優だが、それでも満足度が高ければそれで十分だと思う。
期待を裏切らないアクションスターとして、これからも活躍していただきたいと思うのである・・・


評価:★★☆☆☆





posted by HH at 11:29 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ジェイソン・ステイサム

2014年06月09日

SAFE/セイフ

SAFE/セイフ.jpg

原題: Safe
2012年 アメリカ
監督: ボアズ・イェーキン
出演: 
ジェイソン・ステイサム:ルーク・ライト
キャサリン・チャン:メイ
ロバート・ジョン・バーク:ウルフ警部
ジェームズ・ホン:ハン・ジャオ
アンソン・マウント:アレックス・ローゼン

<Yahoo!映画解説>
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『エクスペンダブルズ』シリーズなどの肉体派スター、ジェイソン・ステイサムが主演を務めるアクション・サスペンス。
特殊な能力を持つ少女と出会った元警官の格闘家が、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。
メガホンを取るのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍している『タイタンズを忘れない』のボアズ・イェーキン。
ジェイソンが屈強な肢体を躍動させる肉弾戦はもちろん、ニューヨークの市街地を猛スピードで激走するカーチェイスも見もの。
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ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画。
冒頭、ロシア人に囲まれた中国人少女が、何やら数字を教える様強要される。
しかし、少女は頑なに口を割らない。
何やら今後の展開を匂わせるイントロである。

一方、ジェイソン・ステイサムは格闘技のリングに登場する。
今回は格闘家という触れ込みなのだろう。
その格闘家ルーク・ライトは相手を叩きのめすが、どうやら八百長で負けろと言われていたのに勝ってしまい、さらにはやり過ぎたこともあって病院で相手の家族から罵られる。
そしてルークにかかってきた一本の電話。
慌てて帰宅すると、既に最愛の妻はロシア人マフィアに射殺された後・・・

妻の死に打ちのめされ茫然とするルークをロシア人マフィアが取り囲む。
抵抗する気配も見せないルークだが、マフィアは彼を殺すことなく引き上げる。
ただし、今後誰かと関わりあったら、その相手を殺すとの警告を残していく。
大家を殺すと言われれば、家を出ていくしかない。
ホームレスとなり、救済センターで助けた男も、翌日冷たくなっているという有様。

孤独感から死を考えるが、その時地下鉄のホームで何やら追われている中国人少女メイを見かける。
メイは中国人マフィアによって、その類まれな記憶力を利用されていたのであるが、メイが記憶させられていたのはある数字。
それは金庫(=SAFE)の暗証番号であり、その番号を巡り中国人マフィアとロシア人マフィア、そして腐敗警官が3すくみで争っている。
ルークはメイを連れ、二人の逃走と闘争が展開されていく・・・

 ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画と言えば、「骨太のアクション」。
銃撃戦もあるが殴りあう肉弾戦もある。
それも鮮やかな格闘ファイトというより、正面からゴツゴツ殴りあうイメージだ。
それに加えて臨機応変の対応もあって、観ていて心地良い。

今回も派手な銃撃戦が展開される。
中国・ロシア双方のマフィアがバタバタと撃ち倒されていく。
昔はマフィアと言えば「イタリア系」だったが、最近は「ロシア系」の躍進が著しい気がする。
ロシア語訛りの英語もそれとわかりやすく、いちいちロシア人と解説がなくてもわかる。
やっぱり、アメリカからすれば今の悪役はどうしても中国人かロシア人となるのだろうか、それとも現実の反映か。

ストーリーは、中国人少女を巡るマフィアとルークの攻防が展開され、そして最後にいよいよ真打が登場する。
やっぱり最後は一騎打ちだろう。
一番盛り上がる最後の対決は、なかなか意表を突いたものであった。

アクションオンリーのジェイソン・ステイサムであるが、出演作はどれも外れがなく、高齢化したブルース・ウィリスやシュワルツェネッガーやスタローンの穴を埋めている感じがする。
新しいアクションスターが登場するまでは、当分安心して観る事のできるアクション映画を提供してくれるのだろう。
そんな確信を抱かせてくれる一作である。

評価:★★☆☆☆



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2014年06月08日

PARKER/パーカー

パーカー.jpg

原題: Parker
2013年 アメリカ
監督: テイラー・ハックフォード
出演: 
ジェイソン・ステイサム:パーカー
ジェニファー・ロペス:レスリー
ニック・ノルティ:ハーリー
マイケル・チクリス:メランダー
マイカ・ハウプトマン:ハードウィック

<Movie Walker解説>
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これまで何度も映画化されてきた、リチャード・スタークの人気小説「悪党パーカー」シリーズの1作を、人気アクション俳優、ジェイソン・ステイサム主演で映画化したクライム・アクション。
犯罪のためだけに集められた4人と大金強奪に成功するも、自らに瀕死の重傷を負わせて逃げた4人へのパーカーの復讐劇が繰り広げられる。
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ジェイソン・ステイサム主演となれば、それはすなわち「アクション映画」だとすぐわかる。
それをワン・パターンととるかどうかは個人の好みであるが、「寅さん」的なところがあってもいいと思うし、個人的には大賛成である。
もっとも、スティーブン・セガールのように太って動けなくなってしまっているのに、なおアクション映画で主演を張ろうとするのは論外である事は言うまでもない。

冒頭、州祭で盛り上がる会場に一人の神父がやってくる。
そしてピエロが二人と消防署職員と挙動不審の男。
この5人は、実は強盗で、鮮やかに会場の売上金100万ドルを盗み出す。
計画のリーダーは神父に扮したパーカー。
しかし、逃走途中で、分け前の20万ドルを要求するパーカーと、100万ドルをすべて次の計画の資金にしようと主張する仲間4人が対立する。
多勢に無勢で、パーカーは瀕死の重傷を負う。

一命を取り留めたパーカーは、自らの取り分20万ドルを取り返すべく4人を探し始めるが、4人のうち一人はマフィアのボスの甥であった事から、パーカーはマフィアにも追われる事になる。
マフィアのヒットマンをかわしつつ、4人を追うパーカーのアクションが見所となる。

全編通してジェイソン・ステイサム演じるタフな男が、期待通りの活躍を見せる。
パーカーは全身傷だらけであるが、それを裏付けるが如く、撃たれたり刺されたりと常に負傷している。
しかし次の動きも早い。
そんなに早く回復するのかという突っ込みは、野暮と言うほかない。

そのジェイソン・ステイサムであるが、全身鍛え上げられた体が目につく。
アクションスターゆえに当然鍛えているのだろうが、以前よりもがっしりしてきているような気がする。
スタローンみたいにマッチョ路線を目指しているのだろうか、などと思ってもみる。

ストーリーは実に単純で、次々と相手を倒し、時に頭脳を使い、途中で知り合った美女レスリーとタッグを組み、見事目的を達成する。
スキっとした結末は、そういう気分に浸りたい時にはピッタリである。
「ジェイソン・ステイサム」の看板を裏切らないアクション映画である・・・


評価:★★☆☆☆



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