2018年07月01日

2018年4-6月ベスト3

今年は早くも梅雨明けするというちょっと異例の気候。いいのか悪いのかはわからないが、まぁそれなりに季節を楽しむ主義の自分としては、暑い夏を喜んで迎えたいと思う。
桜の季節の4月から3ヶ月、この間観た映画は43本。昨年の同時期より5本少ない。昨年がちょっと多かったと言えるが、週3本のペース+GWといったところだろうが、このくらいのペースでいきたいと思う。

その中でベスト3を選んで見た。
第1位:『オリエント急行殺人事件』
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アガサ・クリスティの代表作として有名なこの映画。リメイク版だが、実は1974年版も見ていないし、原作も読んでいない。初めて観たのであるが、単なる推理モノと違って奥深い人間ドラマから成り立っていて、なるほど有名な理由もよく理解できたところ。

映画は映画で、豪華出演陣もあってストーリー的にもビジュアル的にも楽しめる。名探偵ポアロがラストで披露する思いもしなかった事件の真相。深い味わいが余韻として後に残る。アガサ・クリスティの名声を高めたのも納得の一作である。

第2位
『マダム・イン・ニューヨーク』
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インド映画と言えば歌と踊りであるが、この映画はごく普通の映画。なぜ歌と踊りがないのだろうかと思うも、こういう心に響いてくる映画はやはり普通であってほしい。インド人的にもそうなのだろうかと思ってしまう。

男尊女卑の傾向が強いインドで、専業主婦の主人公が英語もできなくて子供にもバカにされてしまうが、姪の結婚式の手伝いで訪れたニューヨークで英語を学び始める。同じように英語を学ぶ人たちと交流しつつ、自分の世界を広げて行く。その姿に素直に感動させられる。こういうインド映画をもっと観たいと思わされる一作である。

第3位
『ミッション・ワイルド』
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最近は数が少なくなった西部劇であるが、ドンパチのない西部劇としてちょっと異例である。ヒラリー・スワンク演じる主人公は、婚期を逃しつつある女性。結婚を焦る姿がちょっと気の毒。それでいて責任感があるのだろう、精神に異常をきたした女性3人を400マイル離れた町へ送り届ける役目を担う。

パートナーに選んだのは、縛り首にされかかっていた初老の男。トミー・リー・ジョーンズがまたいい味を出している。当時の時代背景に思いを馳せつつ、そこかしこに無常観を漂わせて進む物語。なんとも言えない2人の運命が、観終わった後に残る一作である。

季節は夏本番。今年の夏休みは受験生のいる我が家としては予定もなさそう。その分、映画三昧の生活を送りたいと目論んでいる。話題のあの映画も観てみたいし、暑い夏とともに大いに楽しみたいと思うのである・・・





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2018年04月01日

2018年1-3月ベスト3

一年もはや1/4が過ぎ、桜も咲き誇る季節となった。今年に入り、観た映画は49本。例年のペースを大幅に超過した昨年と同数である。たくさん観ればいいというものではないし、数を競うつもりもないのであるが、観たくもない映画を無理して観ているわけでもなく、まぁこのくらいが心地よく楽しめる。

そんなスタートの3ヶ月であったが、ベストスリーは迷いに迷う。どれもこれといったインパクトがないとも言えるし、いい映画が多かったとも言える。明日になればまた変わるかもしれない。そんな感じのベストスリーである。

第1位:
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』
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ハズレがないと言えば言えるこのシリーズ。ちょうど三部作の真ん中ということで、従来のシリーズから比べるとインパクトが弱かったのは事実だが、それでも絶対的なインパクトはある。次回へのつなぎとしても文句なく面白い一作である。

第2位:
『サウスポー』
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正直いって、『ロッキー』を超えるボクシング映画など出ないだろうと思っていたが、土俵に乗るものが出てきたという感じである。少なくとも、試合のシーンの迫力では比類するだろう。ドラマ性の部分で一歩及ばぬところはあるが、迫力あるボクシングドラマとしては満足いく映画。主演がジェイク・ギレンホールという、アクションとは関係なさそうな俳優がガラリと変わったところも見所である。順位はともかく、ベストスリーには外せない一作である。

第3位:
『ジョン・ウィック:チャプター2』
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シリーズの続編であるが、かつて二匹目のドジョウはコケると言われていたのも何のその、で前作を上回る迫力のアクション映画。格闘技と銃撃戦をミックスしたアクションは、やはり斬新。一体、何人殺したのか気になってしまうところ。
徹底的にスッキリしたい時にはこのアクションだろうと確信させられる。

さて、これから新緑の季節。引き続きこのペースで映画を観ていきたい。観たいリストは長くなる一方だし、もう一度観てみたい映画のリストも然り。時間はいくらあっても足りないが、映画ばかり観ていることもできない。そんなジレンマの中で、一本でも多くのいい映画を観ていきたいと思うのである・・・
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2018年01月01日

2017年年間ベスト10

新しい年が始まった。普通年初には新しい年の計画を立てるものであるが、こと映画に関しては旧年の振り返りをしている。なぜかと言えば、年内いっぱいフルに映画を観るので、落ち着いて振り返りができないからである。一年間観てきた映画について、年初にゆっくり振り返ってみる。心に残る映画もあれば、既に忘れつつある映画もある。この振り返りのひと時が、また映画を観る楽しみでもあったりする。

そんな2017年であるが、年間で鑑賞した映画は全部で189本。これは特殊要因があった2014年を除くと、過去最高だった2016年をさらに20本上回ったことになる。ほぼ2日に1本であり、自分でも驚いている。そんな中からベスト10を選ぼうと思ったが、当然ながら数が増えれば選ぶのも困難になってくる。今回は迷いに迷いつつ、あとで振りかえれば順位が変わるのもあるかもしれないと思いつつ、10本を選んでみた。(対象は「初めて観た映画」である)

第1位:
『ちはやふる-上の句-』
『ちはやふる-下の句-』
ちはやふる-上の句-.jpgちはやふる-下の句-.jpg

これは迷うことなくダントツであった。「高校生モノ」「競技かるた」というキーワードは、何もなければまず観ることもなかったと思う。映画好きの友人が絶賛していたので、「とりあえず観てみるか」と思った次第だが、これが大正解。やはり人が良いというものはそれなりのものがある。もちろん、好みも違うので必ずしも人の薦めるものが良いとは限らないが、それでもこういう事があると、おろそかにはできない。「とりあえず観てみるか」というスタンスは大事にしたいところである。

 高校生の主人公が大好きな競技かるたの世界に高校生活をかける。仲間を集め、練習していく。紆余曲折があって、強力なライバルがいてというストーリーにぐんぐんと引き込まれていく。いつの間にか胸も熱くなり、気がつけば「今年の1本(前後編でセットであるが)」と決めていた作品である。1年を通じてもこれを超えるものはなく、文句のないところである。

第2位: 『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』
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 前年に待望の新シリーズがスタートしたシリーズだが、スピンオフができたのは嬉しい限り。スピンオフと言ってもシリーズをつなぐ一作であり、「正史」と言ってもおかしくはない。最初から最後までフルスピードで駆け抜ける面白さは、シリーズ要因も加味されて文句なしの第2位に挙げたい。

第3位: 『ラ・ラ・ランド』
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 映画にストーリーはとても重要。心に残るストーリーが根底にあれば、ミュージカルでもコメディでも心に響いてくる。これも夢を目指す男と女の静かな交流が心に響くストーリー。心地良いミュージカルは、さすがアカデミー賞に輝いたところだと納得させられる。時をおいてまた観たい映画である・・・

 以下は下記の通りであるが、はっきり言って順位付けはあまり意味がない。どれも同じレベルであり、僅差の好みの差でしかない。
第4位: 『ジェーン』
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第5位: 『レヴェナント:蘇えりし者』
レヴェナント:蘇えりし者.jpg

第6位: 『ブルックリン』
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第7位: 『殿、利息でござる!』
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第8位: 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
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第9位: 『64 ロクヨン 前編』『64 ロクヨン 後編』
64 ロクヨン 前編.jpg64 ロクヨン 後編.jpg

第9位: 『あやしい彼女』
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 さて、今年はどんな映画に出会えるだろうか。本数は昨年同様レベルになると思うし、選ぶのも難しいかもしれない。しかしまたそれも映画の楽しみ。悩むくらいいい映画と出会いたいと新しい年の初めに思うのである・・・



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2017年10月01日

2017年7-9月ベスト3

雨が多く、気温も例年に比べると低めで、ビジネスマンとしてはありがたい反面、やはり夏は夏らしくあってほしいと思う夏も早や過ぎ去り、季節はスポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、映画の秋(?)になった。夏らしい夏でなかった物足りなさを感じつつ、今年の秋は秋らしくあってほしいと思うところである。

さて、その秋を前にしてこの夏を振り返ると、3ヶ月間で観た映画は46本。これは昨年の同時期よりも11本多い。ちょうど今年から「週3本」ペースに移行しており、週1本増えた分がそのまま数として現れている感じである。それでもまだ「リスト」は増え続けており、じっくりと確実にこなしていきたいと思う。

その46本を振り返ってみたベスト3は下記の通り。

第1位:
『ラ・ラ・ランド』

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アカデミー賞を取ったというのは、個人的には合う合わないがあるからあまり影響はないのであるが、これは個人の趣向にぴったりとあった。「映画とミュージカルは親和性がない」という個人の感覚は、『オペラ座の怪人』や『レ・ミゼラブル』で覆されてしまっているが、また1つ覆す作品がでてしまった。

と言っても、これはストーリーの合間合間に効果的に歌と音楽が入ってくる感じで、そもそもあまり違和感がない。明日を目指す2人のロマンチックな関係とちょっと切ない顛末とに相まって、歌と音楽が実に効果的に使われている。何よりも心に響くストーリーが秀逸だと思う。素直に良い映画だと思える作品である。

第2位:
『ジェーン』

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個人的にナタリー・ポートマンが好きという要素はあるものの、もちろんそれだけではない。南北戦争で不幸なタイミングで別れてしまった2人。女にとって、別の男と一緒になったのは、その経緯を見れば責めるのも酷。しかし、諦めきれないのは待っていてくれると信じて帰ってきた男。

そして女に危機が訪れた時、助けを求められた男はやるせ無い気持ちとは裏腹に断ることができない気持ちとがある。多勢に無勢の中、女を守るための戦いが始まる。西部劇も最近はただのドンパチではなく、濃厚なストーリーを伴うものが増えている。ただ相手を撃ちたおすだけのストーリーだと支持は得られないだろう。しっかりとしたストーリーが心に響く西部劇である。

第3位:
『64 ロクヨン前編』
『64 ロクヨン後編』
『あやしい彼女』

64 ロクヨン 前編.jpg 64 ロクヨン 後編.jpg あやしい彼女(日本).jpg

これは甲乙つけがたい選択であった。それぞれタイプが違うし、従って面白さも違う。甲乙と言っても「個人的な好み」なのでどっちでも良いような気がするが、いくら個人の好みではあっても、順位はしっかりとつけてみたい。そうして悩んだ挙句は同位なのである。

共通しているのは邦画という点。方や刑事物であり、方やファンタジー・コメディ。『64 ロクヨン前編』『64 ロクヨン後編』原作本を読んでおり、『あやしい彼女』は、リメイク元の韓国版を観てストーリーを知っていたという点も共通点であるが、ストーリーを知っていても良かったと思わせるものがそれぞれあったと言える。

前者は役者の演技(の迫力)であり、後者は日本に合わせたアレンジである。特に日本風アレンジという点では、『許されざる者』が秀逸であったが、「本家を上回る」という点ではこの映画に「リメイク賞」をあげたいと思う。今後もうまく日本風アレンジができるのなら、どんどんやってほしいと思わされる。

さてこれから秋の夜長の季節。慌ただしい年末も含まれるが、映画の時間はきちんと取って観るものを観ていきたいと思う。そしてまた選択に大いに迷う映画に出会いたいと思うのである・・・


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2017年07月01日

2017年4〜6月ベスト3

 2017年もはや半分が終わった。季節は梅雨。「うっとおしい」という言葉が日常の日々であるが、夏休みも間近に迫っており楽しみ溢れる季節でもある。「暑い、暑い」と言うだけでなく、四季ある我が国の今の季節を楽しみたいものである。

さて、そんな季節の4-6月であるが、この期間に観た映画は48本。これは昨年の同時期と比べて12本多い。今年は昨年までの「週末2本」のペースから「週末3本」のペースに増やしており、ちょうどその分増えた計算である。

その中で、個人的に選んだのが下記ベスト3。この中には、過去に一度観た映画は対象外としている。

第1位:
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

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総じて横並び感が強く、選ぶのも難しかったところではあるが、『ハリー・ポッター』シリーズの姉妹作というのか、別シリーズなのかわからないが、同じ魔法使いの物語。場所をニューヨークに移し、時代を20世紀初頭にし、またまた夢のある内容となっている。何も考えずに楽しめるところがこのシリーズのいいところである。

かつて『スーパーマン』を初めて観た時、それまでの映画と違って自然と人が宙に浮く映像に感動し、本当に人間が空を飛べるのではないかという錯覚に陥ったが、このシリーズでは何だか本当に魔法使いがいるのかもしれないと思えてきてしまう。ストーリーもそうだが、映画ならではの映像の世界を堪能したい映画である。


第2位:
『ウォール・フラワー』

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友達もなく、孤独で目立たない主人公。パーティーとなれば、間違いなく壁際でたたずんでいるしかない存在の主人公が、義兄妹2人と仲良くなったことから世界が変わっていく。心密かに妹のサムに惹かれるが、サムには恋人がいて自分にはそばで見つめているしかない。そんな胸が切なくなるような物語。

 誰にでも似たような経験はあるのかもしれない。若者たちはそれぞれに悩みを抱えながら世界と向き合うことになる。成熟した世代となると、振り返ってみて胸が熱くなる時代というのは誰にでもあるに違いない。そんな感傷を起こさせる映画。原作小説も読んでみたいという気にさせられる。懐かしい感覚が蘇ってくる映画である。


第3位:
『海街diary』

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原作は漫画。妻子を捨てて別の女性とともに出て行った父の訃報が、残された3姉妹の下に届く。葬儀に出席した3姉妹の前に現れたのは、異母妹のすず。その置かれた境遇を見た長姉のサチは、すずに「一緒に暮らさないか」と誘う。それに即答で応じたすずが、3姉妹の住む鎌倉にやって来る。こうして4姉妹だけの生活が始まる。

妻と離婚できない同僚医師と付き合っている長姉のサチ。お酒が好きで若い男と付き合う次姉の佳乃。奔放な性格の三女チカ。そこに加わったすずの4姉妹のそれぞれの日常が描かれていく。古都鎌倉を舞台にして、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずといった女優陣たちも魅力的な映画。

映画を観終わって、原作漫画を読み始めたが、映画は原作を忠実に描いている。そして、原作漫画はまた映画では描かれないエピソードも多く、ストーリーに厚みをもたらしている。じんわりと心に染み入ってくる、まさに日本的な映画である。

さて、これから年間で最も映画を観られる季節となる。数多く観ればいいというものではないが、数多く観れば「当たり」も増えるかもしれない。いい映画との出会いを期待したい2017年の夏である・・・




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